「旨いもん見つけた!」第84回は愛知県、三重県の全域と滋賀県、岐阜県の一部で営業活動する西尾純人さん。今回は三重県松阪市とハヤブサ本社からすぐの兵庫県三木市にあるラーメン店。中秋10~11月、伊勢湾口あたりに出船する遊漁船ではキャスティングでねらうサワラやテンヤ釣りのタチウオが最盛期。三木市がある兵庫県中部なら東条湖や青野ダムのワカサギ釣りが好シーズン。両湖ともバスフィッシングも有名なので、釣りの帰りに少し足を伸ばして立ち寄るのもいいだろう。
麺、タレ、トッピングが好バランス
「まぜそば」中華そば 花紋
西尾さんが三重県中部の松阪方面で営業の際、晩ご飯に利用しているのが「中華そば 花紋」というラーメン店だ。
ここでの西尾さんのお気に入りが「まぜそば」で、「温玉メンマチャーシュー丼」とのセットで、翌日の仕事に備えガッツリいただいているのだそう。
メインの「まぜそば」は、醤油ベースの優しい味だがボリュームは満点。そのタレは同店のメニューを見ると国産鶏から抽出した油を軸にカエシ醤油、甘酢で味を調えたもので、これに中太の平打ち麺がよく絡んで、抜群に美味しいのだとか。
トッピングはコロチャーシュー、メンマに加え、刻みタマネギ、ネギ、水菜、刻みネギと野菜もたっぷりで栄養バランスもよさそうだ。
同店は海から離れた立地だが「麺好きなら立ち寄る価値ありです」と西尾さん。伊勢湾口方面の釣りの帰りにぜひ!
中華そば 花紋
住所:三重県松阪市久保町1887-8
Instagram:https://www.instagram.com/chuukasobacomeon/
冷えた身体に染み渡る!
「辛麺」麺屋 Kichi
中国自動車道の吉川インターを下りてすぐの交差点にある「麺屋 Kichi」はハヤブサ本社からも徒歩ですぐのお店で、「多くの社員から高評価です」と西尾さん。
そんなハヤブサ社員御用達のお店の看板メニューが「辛麺」で、西尾さんも本社勤務時のランチタイムに利用している。
「スープは辛さが選べるので、それほど辛いものに強くない僕は、もっぱら1辛ですが……」という西尾さん。選べる辛さは0~無限大?で、ただし1辛以上は3辛ごとに50円プラス。
そのスープにはニンニク、溶き卵、ミンチ肉が入っていて、サイドメニューのチャーハンとともに、いつも最後の1滴まで余裕で完食するという。
麺も普通の中華麺だけでなく「コンニャク麺」も選べ、西尾さんはスープの辛さにマッチすると感じる「コンニャク麺」がお気に入り。
そして何より西尾さんをマックスパワーで唸らせるのが、トッピングされた「トロトロなんこつ」で口の中でとろける食感がたまらなく旨いのだそう。「何の軟骨か分からないのですが、このトロトロなんこつは単品もあるので、ご飯やビールのお供にも最高でしょう」と大絶賛。
そんなスープ、麺、トッピングがバランスよくマッチした「辛麺」は、晩秋から冬場、東条湖や青野ダムのワカサギ釣りで冷えた身体すみずみにまで染み渡りこと間違いなしだ。
麺屋 Kichi
住所:兵庫県三木市吉川町大沢53-2
Instagram:https://www.instagram.com/menya.kichi/