釣ったらその場で即料理
釣果苦戦…でも美味しくいただく!
「グレアジの漬け丼」の新鮮食感がたまらない!

text_鷲見大地-photo_岳原雅浩

大幅にレシピ変更!食材を集め、調理開始!

改めて、今回のレシピをご紹介します。
豆アジとコッパグレを使った「グレアジの漬け丼」に決定! アジのなめろうは断念し、釣果に合わせてレシピを変更してみました! 急遽変更したレシピ、頑張って美味しく仕上げてみせましょう!

15_ 当日の釣果
今回の食材たち。メインはコッパグレと豆アジですが、途中で釣れたカサゴも付け合わせの味噌汁にしていただくことに

さて、スーパーで足りない食材を買い足し、いよいよ調理開始です! まずは、魚の下処理から進めていきます。コッパグレと豆アジは3枚おろしに、カサゴは腹を開いていきます。

ところがまたもや頭を悩ませたのが…豆アジの3枚おろし。理屈では分かっていても、小さすぎてそう上手くはいきませんね(笑)。
そして、3枚おろしにできたらそれぞれ刺身にしていきます。豆アジは自動的に刺身サイズになりましたが…(笑)。

そして準備が整った食材と調味料がこちらです!

  • <調理器具>
  • ・携帯ガスバーナー(お湯・味噌汁用)
  • ・丼
  • ・カップ類
  • ・包丁
  • ・まな板
  • <食材>
  • ・釣った魚の刺身
  • ・醤油
  • ・チューブ生姜
  • ・チューブ柚子胡椒
  • ・ごま油
  • ・ネギ
  • ・大葉
  • ・パックご飯
22_ 調理器具と食材

準備が整ったので調理を開始。刺身にしたコッパグレと豆アジに調味料を加えていきます。
まずは醤油生姜を適量入れます。

そしてお次は隠し味(?)の役割を果たす「ごま油」を加えます。魚とごま油は相性抜群ですし、香ばしい風味がご飯にマッチ。食欲をそそるはずです!
さらに最後に、ネギをちらして混ぜ合わせていきました。

調味料と刺身をなじませるために少し時間を置いて完成したのがこちらっ! 見た目は美味しそうですが、味はどうでしょうか…? 気になるところです。

27_ 漬け完成

超贅沢!?グレとアジを使った「グレアジの漬け丼」完成!
大苦戦の末のお味は…?

さて、ようやく完成しました! 今回は食材集めからここまで長かった…(笑)。

左のどんぶりが今回のメイン「グレアジの漬け丼」。そして、右のお椀は付け合わせの「カサゴのお味噌汁」。なんとか形になりましたが…お味の方は? 早速食べていきます!

28_ 料理完成

今回も取材に同行してもらったHEAT編集スタッフのDさんと乾杯! もちろんノンアルコールで(笑)。Dさんにコッパグレを釣ってもらえなかったらどうなっていたことか…。

29_ 乾杯

「いただきます!」

まずはカサゴのお味噌汁から。

30_ カサゴの味噌汁

こちらはまずまずの出来栄え! 若干味噌を入れすぎで濃い味になりましたが…、カサゴの出汁もしっかりと出ていますし、身もたっぷり。食べ応えのあるお味噌汁になりました!

そして、メインの漬け丼を味わってみます。

31_ グレアジの漬け丼

「美味い!!」

想像以上の出来栄えに作った本人(私)も驚きました! ちゃんと漬け丼です! 新鮮なコッパグレとアジは程よい食感と旨味があり、ご飯が進みました!

せっかくなので、お次は少し味を変えて食べてみることに。絶対に美味しい「柚子胡椒」を乗せていただいてみました!
「うん!」やはり柚子胡椒とも相性抜群! よりさっぱり具合が増して、いっきに涼しげな味へと変化しました! これはオススメです。

34_ 柚子胡椒で味変

「ごちそうさまでした!」

お腹も空いていたおかげでペロッと完食。途中でレシピを変更するドタバタ劇もありましたが、なんとか今回も無事に(?)終えることができたのでした~!

35_ 釣り人と海

「釣った魚を新鮮なうちに、しかもその場で味わいたい!」というロマンを叶えるこの企画。今回の「釣りキャン飯」はいかがだったでしょうか?
苦労や試行錯誤があるからこそ味わえる、オンリーワンの釣りキャン飯。まだまだこれからがアウトドアの本格シーズン! ぜひ、みなさんも自分だけの釣りキャン飯を作って楽しんでくださいね!

レポーターREPORTER

鷲見 大地
プロフィール:鷲見 大地
1998年岐阜県生まれ /岐阜県在住
「海なし県」育ちということもあり河川で釣りを覚え、渓流ルアーフィッシングや鮎の友釣りをメインに釣りを楽しむ。釣具メーカー・ハヤブサに勤務し、最近は堤防・磯釣り・船釣り、SWルアーフィッシングなどに触れながら、日々勉強中。