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今回ご紹介する商品はFREEKNOT(フリーノット)の「2way撥水キャップ」と「2way撥水ハット」の2種類。その名前から察するに、撥水ということは小雨や水飛沫程度ならば水を弾いてくれるので頭部が濡れることなく、しっかりと遮光しながら快適に釣りが楽しめる…といったところだろう。ただ、『2way』とは…何ぞや? 何か違った使い方ができるということか!? その答えと細かな部分の解説も含めて、ハヤブサのアパレル企画販売を担当する山口氏にお伺いした。
撥水性と通気性を使い分けられる
だから『2way』
「まずは…これら2点の最大の特長でもある『2way』からご説明しましょう。通常の状態(2way機能が発動していない状態)では、パッと見では落ち着いたデザインの撥水性能が高いアウトドアキャップ&ハットです。しかし、後ろ半分の後頭部に当たる部分をめくり上げると、ここからが2way機能の発動です! メッシュ生地が顔を出し、夏場など暑い時期でもムレることなく快適に着用し続けることができるのです」と、山口さん。
なるほど、通常のアウトドア対応撥水キャップと、ムレを抑えるメッシュキャップという2通りの使い方ができるから『2way』というワケだ!
「メッシュ部分は開口部が比較的大きいので、既存の商品と比べても通気性がアップしています。ポリエステル100%のソフトな素材なので、安価な樹脂製のメッシュ素材のように紫外線ですぐに傷んでボロボロになってしまうようなこともありません」。なるほど、快適さはもちろん、その持続性も考えられているということなのか…。
撥水性を担うのは
フライパンでもおなじみの「テフロン加工」
では『通常の状態』について、改めて山口さんにご説明いただこう。撥水ということだが、どのような処理が施されているのだろうか?
「テフロン加工ってご存じでしょうか? よくフライパンなどのコーティングに使われる処理のことで、油を使わなくても食材がこびりつきにくいという効果があります。このテフロン加工には撥水効果もあるので、キャップ&ハット生地の外側部分をコーティング処理しています。小雨や船、磯などで受ける波飛沫程度ならば効率よく水を弾いて、頭部を濡らすことなく快適に釣りを楽しむことをアシストしてくれます」。
洗濯機はNG!
中性洗剤で優しく手洗いすれば撥水性が長持ち
深夜のテレビショッピングでよく目にする、あのフライパンと同様のテフロン加工がキャップ&ハットに施されているとは…コレは初耳だ。ただ、コレはあくまでフライパンの話なのだが、テフロン加工は金ダワシなどで擦って洗うとコーティングが剥がれやすいというのを聞いたことがある。今回のキャップ&ハットも、扱いを間違ってしまうとテフロン加工コーティングが剥がれてしまったりするのだろうか?
「気を付けていただきたいのが、洗濯方法ですね。普通の衣類のように洗濯機で洗ってしまうとテフロンのコーティングが落ちやすく、撥水効果が短期間で失われてしまう恐れがあります。理想的な洗濯方法は中性洗剤を使った手洗いで、ゴシゴシと洗うのではなく優しくもみ洗いするイメージで行ってください。また、キャップのバイザー部分やハットのブリム部分のような硬い部分も、大きな力を加えずになでるように洗っていただければ型崩れも防げると思います」
キャップとハット、両方持っているのがベストです!!
最後に…キャップとハット、使い分けるシチュエーションなどはあるのだろうか? 山口さん…愚問でスイマセン!
「いやぁ~ユーザーさんのお好みで、と言うしかないですね(笑)。弊社としては両方買っていただいて、気分やシチュエーションで使い分けていただくのが理想です。釣り場だけではなくキャンプやフェス、スポーツ観戦などにもおすすめですね。落ち着いたデザイン&カラーを採用しているので、普段着に合わせて使っていただくのもアリだと思います」。
ホンネかつ真っ当なお答え、ありがとうございます。既存モデルにはない、撥水性と通気性をハイレベルで兼ね備えた2way撥水キャップ&ハット。さまざまなシーンで唯一無二の機能性を体感してほしい!