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HEAT読者のみなさんこんにちは! きっと今が一番寒い時期になるのでしょうか? 早いところだと既に渓流が解禁しているところもあり、僕にとっての「管釣り通い」もぼちぼち終盤となるわけですが、まだまだこの寒い季節だからこそ楽しめる釣りを1回でも多く味わいたいなぁ。
さて、実は今回ご紹介する管理釣り場が登場するのは2回目、管理釣り場のススメNo.6でも紹介した蛇尾川(さびがわ)フィッシングパークです。
実は2回目の蛇尾川フィッシングパーク
なぜこの場所を再訪したかといいますと、リニューアルオープン時にはまだなかったイトウ専用ポンドも一度この目で見てみたかったのと、真冬の那須塩原は夏や秋とは全然違った冬景色! そんなロケーションで蛇尾川FPならではのビッグトラウトが釣れたら最高! という理由からです。平日などは予約がないとお休みのときもあるため、予めSNSを通じて確認をすると通常通りオープンしているとのこと。凍結した道に気をつけながら珍しく(?)朝イチから現場に到着しました。
いつも通りプラッギングでスタート
スタート直後はガイドがすぐ凍ってしまうぐらい冷え込んではいましたが、澄み渡った空気と那須の山々を眺めながら釣りをできるロケーションはやはり最高。もっと雪で真っ白になっていると思っていましたが、それはもう少し上まで行けばの話だったみたい。
これ毎回書いてる気がしますが、この日も先ずはミノーイングで。管釣りだけに特化したタックルで臨んでいないのと、やはりプラッギングは「食わせた」とを強く実感できるのが魅力的なので、朝のよい時間帯にミノーで安心の1尾を目指してがんばります。
思ったよりも人が多く、あまり何箇所もランガンできる雰囲気ではないので、時合いが長そうな(気がする)日陰サイドでいろいろなレンジやアクションを試していると、程なくして魚からの反応が。
寒くても元気なイロモノたち
何度か足下までチェイスしてくるのが見えていたのは、レインボー系よりもイロモノと呼ばれるイワナ系であるジャガートラウトなど。あと少しのところで帰っていってしまうトラウトのスイッチをどう入れるかに集中しながらようやくバイトまで持ち込んだのは、下顎の突き出たカッコいいジャガートラウトでした。
ジャガーはいろいろな管理釣り場で見ることができる魚で、きっといろいろなトラウトファームがあるからか釣り場ごとに強い個性があるように感じます。色や形であったり、反応するパターンであったり、同じ魚でも全然違う。こんな風な楽しみ方も、管理釣り場と旅を両方楽しんでいればこそかもしれません。
気温が上がってからは得意なシャインライドで
蛇尾川FPには食事などを出すレストラン施設がないので、管理人さんに声を掛けて近所のお蕎麦屋さんへ。どうせだったら土地の美味しいものを食べたいですからね! と言いながら管理釣り場を目指して向かった先の外食の7割は蕎麦です、多分…。
釣り場へ戻ると朝の場所には釣り人がいたのと、風が吹いてきて寒かったので今度は日向へと移動。こんな理由でポイント選んでて大丈夫? と思われてしまうかもしれませんが、大丈夫なんです。日が昇ってからの時間帯にこそ頼れるのがいつものシャインライド。ナチュラルな誘いやミノーのようなボリューム感には反応しない魚をねらってボトムをノックノック。ときには中層でダートダート…。
一見ニジマスに見える大型のトラウトが釣れてくれました。結局管理人さんに確認するのを忘れてしまったのですが、多分ロックトラウトだと思われる魚。ニジマスとアメマス(エゾイワナ)を掛け合わせたトラウトで、管理釣り場だけで釣れる魚です。僕のイメージはニジマスによく似ているけれど太くて、ボトムのルアーへの反応がニジマスよりもよい気がしています。やっぱりそこはイワナの血を引いているからでしょうか?
次回はイトウ専用ポンド??
同じ場所で似たようなパターンで大型のロックトラウトを連発したり、イトウと間違えるぐらい大きなレインボー(かロックトラウト)を激しいファイトの末にバラしてしまったりと、後ろ髪をひかれつつもほどよい満足感でこの日は終了。なにせ、翌日には7年ぶりのスノーボードを控えていたので4時前には帰路へ…。
どうやらまさに4時ごろに放流を控えていたようで、管理人さんにも声をかけてもらい少し残念でしたが、イトウの池を観察したり話を聞かせてもらって、久しぶりの蛇尾川FPを後にしたのでした。
そう、結局のところ今回はイトウ池を我慢しました。というのも、メインポンドでも十分楽しかったのとイトウ専用ポンドは事前予約制だったのです(私のダメなところはそういうトコ…)。しかしまだ楽しみが残っている! 次はイトウオンリーでまた取材に訪れたいなと思います。
アクセスもよく、那須塩原は温泉も近くて観光にも最適。さらに蛇尾川FPにはデイキャンや宿泊も可能なキャンプサイトがすぐ池そばにある(カッコイイ管理釣り場のススメNo.6 参照)ので、暖かくなってからも楽しみ方はいろいろ。少し遠出をして、伸び伸びと釣りを楽しんでみてください。
使用したタックル
ロッドはいつもの相棒であるHuercoXT511-5S(フエルコ)。大型トラウトメインの管理釣り場に多くお邪魔するので、トラウトフィッシングオンリーで考えるとちょっとオーバーパワー気味の竿ですが、時に70cmを超えるような魚を掛けるような場所では心強い1本です。
今季から新登場した渓流トラウト用のPEライン、スーパートラウト アドバンス ダブルクロスPE X8 ハイビスオレンジ(バリバス)の0.6号を、本番前に使ってみたくて管理釣り場で試してみました。ダート系の釣りではしなやか系の柔らかいラインだとどうしてもラインのたるみが生まれてしまうのですが、コシのある使用感でトラブルなく扱えました。渓流での使用が楽しみ。
こちらもお馴染みのルアーですが頼りになるシャインライド(ヴァルケイン)。ミノーでも釣りましたが、やっぱり得意なパターン、信じで投げ通せるルアーの存在はどの釣り場に行っても絶対に必要なので僕にとっては外せないルアーです。実はオリカラでも作れないか暗躍中(笑)。
フィールド情報
蛇尾川フィッシングパーク
住所:〒329-2802 栃木県那須塩原市蟇沼671
TEL:0287-47-7466
Twitter:蛇尾川フィッシングパーク【公式】 Twitter
利用料金
1日券 4000円
午後券 3000円
ペア1日券 7000円
子ども1日券 2000円
入場料 500円
レンタルロッド(ラバーネット付き) 1000円
営業時間や詳しいレギュレーションなどを事前にご確認ください。
予約などもTwitterのDMで可能でレスポンスもいいです。
蛇尾川フィッシングパーク【公式】 Twitter
栃木県・那須塩原 蛇尾川フィッシングパークでBIGトラウトを釣る
Youtube「JENKINS CHANNELジェンキンスチャンネル」
レポーターREPORTER
栃木県在住。国内のトラウトフィッシングから海外の釣りまで、人生を豊かにするライフスタイルとしての釣りを日々模索し発信しているフィッシングピーターパン。PIKE STREET MARKETディレクター。ひと×コト×Sakana栃木PRアンバサダー。
サポートメーカー:Huerco、BIGFISH1983、Rマジックテスター。VARIVASフィールドモニター、Patagoniaプロセールスプログラム。
インスタグラム:
@shota_jenkins_konno (URL: https://www.instagram.com/shota_jenkins_konno/)
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