INDEX
- ● 真冬でも人気のフィールド
- ● プラグメインでスタートフィッシング
- ● レストハウス「FSカフェ」が最高
- ● 釣ってみた感想
- ● 使用したタックル
- ○ フィールド情報
前回のカッコイイ管理釣り場のススメでは裏磐梯フォレストスプリングにお邪魔しましたが、フィールドやロッジの雰囲気にもこだわるフォレストスプリング(以下FS)が気になり始めた僕は、「那須白河FS」にもどうしても行きたくなってしまい早速釣りに行ってきました。
FSは林養魚場が展開する管理釣り場の系列なこともあり、魚のコンディションは間違いなさそうですが、さてフィールドのカッコイイ度はいかに!
真冬でも人気のフィールド
当日は12月中旬でしたが平野部に比べるとかなり冷え込んでいたため、のんびりとお昼に到着して午後券を購入。白河FSはルアー専用が1つ、ルアー&フライのポンドが2つの計3つのポンドから成る釣り場で、水の動きがよく魚の反応がいいと思われるインレット周りは人が多く入れなそうだったので、まずはその反対の勝手に「ナイアガラ」と名付けたアウトレット付近からスタートしました。
対岸から釣り人同士の会話が聞こえたのですが(勝手に聞こえてしまったんですごめんなさい)、平日にも関わらず朝はオープン時から結構人が並んでいたそうで、やはり人気の管理釣り場なんだなぁと改めて実感。
プラグメインでスタートフィッシング
エリアミノーイングの楽しさを少しずつ理解し始め、最近は最初はミノーから投げることが多いのですが、スタート直後から何度かチェイスがあり活性はそんなに悪くない様子。同行したカメラマンも開始早々かなり大きな魚をミノーで掛けるもラインブレイク、アベレージサイズもなかなかなのでしょうか。水温が低そうなのでダート系が効きそうだと思ったのと、イロモノもねらいたいし、とにかく魚を触りたかったので”いつもの”シャインライドにルアーチェンジ。中層からボトムにねらいを切り替えるとすぐにバイトがあり、綺麗なレインボーが釣れてくれました。
風が吹くと釣りをしていられないぐらい寒く、ラインが風で煽られてしまうのもストレスになってきたところで、レストハウスの前で見たコーヒーの看板が脳裏をチラチラとよぎります。チケットを買ったときにチラッと見えた剥製や写真も気になっていたので、まだ2時間も釣りをしていませんでしたが早々に避難。自分にとっては渓流シーズンが終わり、ネイティブ(自然下でトラウトを釣る分野の名前)の禁漁期間こそ今度は管理釣り場のハイシーズンとなります。自ずと秋から厳冬期にかけての釣行となるため、暖をとれる場所がある釣り場の魅力がさらに際立ちます。
レストハウス「FSカフェ」が最高
前にお邪魔した裏磐梯FSもそうでしたが、FSの最大の魅力のひとつはお食事だけでもお越しくださいと謳っているほど、クオリティの高いお料理やコーヒーが楽しめるレストハウス「FSカフェ」の存在だと思います。個人的には釣具やアウトドアグッズを買う場所とレストランが併設されているアメリカのバスプロショップスのようなカッコよさがあります。
早めのランチを済ませてきてしまっていたのですが何か食べたくて、コーヒーと一緒にホットスモークを注文。レストランで使うトラウトを綺麗で冷たい水で育てるところからこだわっているだけあって美味しかった。お値段もリーズナブルだし、地元の人が食事だけしに来ている姿も見かけました。確かにこんな場所が近所にあったら自分だったらちょくちょく来てしまいそう。釣りもしちゃうだろうけど…。
釣ってみた感想
午後、といっても閉園までの夕マズメとなってしまいましたが、光量が落ちて風が弱まったタイミングでレインボーが連発。イロモノも期待しましたがこの日はレインボーしか釣れませんでした。しかしサイズの割には引きも強く、どの魚も美味しそう(ご飯が美味しかったせいかそんな目で見てしまう)。
1日券で10尾までキープ可能ということなのでキャッチ&イートでも楽しい釣り場なのは間違いないでしょう。残り1時間ぐらいだったかな? 管理人さんが「楽しい楽しい夕マズメ!」と園内放送するのがかなり特徴的でした(笑)。広々としたフィールドに飽きない程度に魚も釣れ続けてくれたので満足することができた那須白河FS。しつこいようですが、何かもう少しイロモノとか釣れてくれたら完璧だったなぁ。
首都圏からもそう遠くなく、80年位以上の養鱒の歴史がある養魚場の経営する釣り場は一度足を運ぶ価値ありだと思います。僕自身もっと早く遊びに来るべきでした。
使用したタックル
下調べした感じだと大型も多そうだったので、ロッドは渓流タックルよりも少し強めのHuercoXT511-5S(フエルコ)を使いラインは管理釣り場には少し太いかもしれないPE0.6号を使用。これは単純に晩秋の北海道遠征のセッティングを引っ張ってしまっているのと、この冬も大型トラウトメインの管理釣り場に多くお邪魔するのが理由で、本来はもう少し細くてもいいかと思います。とくにスプーンの釣りがメインの場合は細めのラインの方がルアーの浮き上がりを防げたりメリットが多いと思います。
ヒットルアーは今回も相変わらずほとんどシャインライド(ヴァルケイン)でした。そればっかり投げるんだから当然なのですが、冬の釣りでは欠かすことのできないルアーです。ロッドアクションを加える釣りが苦手な人もぜひその苦手意識を払拭するために、この冬はシャインライドを片手に管理釣り場に遊びに行ってみてください(推しまくってますがヴァルケインさんと契約とか一切していません(笑))。
フィールド情報
那須白河フォレストスプリングス
住所:〒961-8061 福島県西白河郡西郷村小田倉字金子石16
TEL:0248-25-3535
HP:https://shirakawa.forest-springs.com/
※営業時間や詳しいレギュレーションなどを事前にご確認ください
利用料金
1日券(一般) 4000円
1日券(女性、中学生) 3000円
1日券(小学生以下) 2000円
午後券 3000円
レンタルタックル(ラバーネット付き) 1500円
レポーターREPORTER
栃木県在住。国内のトラウトフィッシングから海外の釣りまで、人生を豊かにするライフスタイルとしての釣りを日々模索し発信しているフィッシングピーターパン。PIKE STREET MARKETディレクター。ひと×コト×Sakana栃木PRアンバサダー。
サポートメーカー:Huerco、BIGFISH1983、Rマジックテスター。VARIVASフィールドモニター、Patagoniaプロセールスプログラム。
インスタグラム:
@shota_jenkins_konno (URL: https://www.instagram.com/shota_jenkins_konno/)
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