女性アングラーが携帯するオススメアイテム 女性アングラーの持ち物が気になる~!?
バッカンの中身、公開しちゃいます!

これから釣りを始めてみようかな~? とお考えの女性必見!
一口に「釣りをする」といっても、「実際に釣りに行くときって何が必要?」「どんなものがあると便利?」といった初歩的な疑問を抱く方は多いかと思います。そこで当記事では、実際に私が携行しているバッカン(釣り道具を入れるボックス)の中身を公開しつつ、釣りに必要なアイテムをご紹介。これから釣りを始めてみようかな~? とお考えの女性のみなさんに解説しちゃいます!

バッカンにも種類がある?
バッカンのタイプと選び方

01_ バッカンの中身

釣り未経験者、または初心者アングラーの方は、「タックルは貸すからクーラーひとつで来ていいよ~」と言われることが多いかと思います。でも実際には、当日現場で借りることのできないアイテムもあり「これは自分で用意しておくべきだった…」と後悔する場面も。もちろん、釣りモノやシーズン、フィールドによって準備すべき仕掛や装備は異なるため、それぞれに向いた収納やバッグを選ぶことも大切なのですが、どの釣りモノにも対応可能な最低限持っておきたいアイテムは必ずあります。
今回は、初夏のボートシーバス(キャスティング)を例にバッカンの中身を紹介してみます。

まずは、いろんなアイテムを収納するのに便利な「バッカン」から。
バッカンとは、釣り道具を入れる専用のボックスで、釣具店で購入することができます。バッカンにもさまざまなタイプがあるのでザックリとご紹介しましょう。

ハードタイプ

02_ バッカン_ハードタイプ

一般的によく使われている“かっちり”タイプ。船釣りやワカサギ釣りなどの際、イスとしても利用可能。中に仕切りや小物を収納できるトレイが付いているものもあり便利です。

セミハードタイプ

03_ バッカン_セミハードタイプ

ハードタイプとは違い、座れるほどの強度はないのですが、ワンタッチでフタがパカッと開くのでモノの出し入れがしやすいです。また、仕切りがないので、自分の好きなようにレイアウトできます。

ソフトタイプ(防水バッグ・マルチケース)

04_ マルチケース
05_ 防水バッグ

大きいボックスが必要でない場合やサブバッグとしても使われることが多いですね。あまり持ち物が多くない初心者さんにもオススメ。

では見ていきましょう!
気になるバッカンの中身

釣り必須アイテム

 

ライフジャケット(肩掛け・腰巻き)

06_ ライフジャケット

重要度:◎

釣りの必須アイテム。基本船釣りは肩掛け、オカッパリは腰巻きを使用することが多いようですが、船釣りでもキャストメインの釣りなら腰巻きの方が邪魔になりにくいです。
とはいえ、釣り未経験者さんにとっては、いきなり購入するのは勇気がいる価格のアイテム…。そんな場合は、釣りに連れて行ってくれるお友だちに借りるか、乗船する船にレンタル品の貸し出しがあるかなど、事前に確認しておきましょう!

レインウェア

07_ レインウェア

重要度:◎

雨予報の場合は上下セットで準備しますが、晴れ予報ならレインの上だけ、または防水機能のあるウィンドブレーカーなどを入れておきます。予想外の温度差や天気の急変時に1枚羽織れるものがあると役立ちますよ。

ラインカッター・プライヤー・フィッシュグリップ(トング)

08_ ギア1
09_ ギア2

重要度:◎

現場で借りられないことも多いこちらのアイテムたち。ラインカッターはPEラインも切れるものがオススメ。プライヤーは、魚の口からルアーを外す際に使用するもの。ルアーを持って外そうとするとハリが刺さったり、魚の鋭い歯でケガをしたりすることもあるので持っておくと安心です。また、プライヤーとラインカッターが一体化しているものや、ノットが組める(ラインとラインの結束ができる)プライヤーなど1本で2~3役をこなす便利なものも販売されているので要チェックです。

釣れた魚をつかむフィッシュグリップトングは釣りモノによって適切なものを選びましょう。場合によっては、触ると毒のある危険な魚が釣れてしまう場合もあるので持っておきたいアイテムです。

ルアーや仕掛など

10_ ルアー&仕掛

重要度:○

ちなみに私の場合は、一軍ルアーは仕切りのある専用ボックスへ。予備ルアーは、パッケージを一度開封して針金などの不要物を外し、再度箱に戻して持っていっています。

日焼け&安全対策
その他アイテム

これからの季節…といわず、女性にとっては年中気になるのは日焼け。シミやソバカスの原因となる紫外線を防ぐために、日焼け対策は必須ですね。安全対策も含め、日焼け対策グッズを見ていきましょう!

帽子

11_ 帽子

重要度:◎

直射日光を避けるためのキャップやハットなどの帽子類。熱中症予防だけでなく、他人のルアーが飛んでくることもあるので必需品といえます。

サングラス(偏光サングラス)

12_ サングラス

重要度:◎

釣りの際は、安全のために必ず持っていてほしいアイテムです。目を守るだけでなく、魚や水中の様子を確認するためでもあるので、できれば偏光レンズのものが望ましいですね。車を運転する際にも使えるので、偏光サングラスは1つ持っていて損はないと思います。また、「目から焼ける」とも言いますから、サングラスは日焼け対策としても重要な役割を担ってくれます。落下防止用のストラップもあれば安心です。

グローブ・アームカバー・フェイスガード

13_ グローブ他

重要度:◎

日焼け対策としてオススメなのがこちらのアイテム。女性向けの可愛らしい色柄物も増えてきているので、オシャレとしても楽しめます♪

防水グッズ

14_ 防水グッズ

重要度:○

せっかくなら釣れた魚や綺麗な景色の写真を撮りたい! 女性ならとくにそう考える方は多いのではないでしょうか。でも揺れる船の上や、桟橋、ぬかるんだフィールドなど足場の悪い釣り場では、ついうっかり大切なスマホを落としてしまった! というアクシデントが起こってしまうことも少なくありません。そんなときにオススメなのが、スマホ用の防水ケース。首から掛けられるタイプならいちいちポケットやバッカンから出す手間も省け、重宝しますよ。落下防止にはピンオンリールもオススメ。

タオル・タオルホルダー・ペットボトルホルダー

15_ タオル

重要度:○

  • ・タオル:エサ釣りなら必須。魚をつかむ用と手拭き用の2枚用意しておくとgood!
  • ・タオルホルダー:カラビナをライフジャケットに取り付けると便利
  • ・ペットボトルホルダー:ランガンスタイルの釣行にはもってこいのアイテム

小物類はポーチにまとめて

16_ 小物類

重要度:○

・薬(常備薬・酔い止め) + ミントタブレット、アロマオイル

17_ 常備薬

船酔いに一番効くと名高い『アネロン』、乗船時間や体調に合わせて『センパア』や『トラベルミン』などを服用しています。
船酔いによる頭痛や不安感を緩和するには、ミント系のタブレットやアロマオイルも効きます。

  • ・リップ(ワセリン)日焼けと潮で乾燥するので保湿は絶対です!
  • ・日焼け止め:塗り直しにはスプレータイプがおすすめ
  • ・サングラスのくもり止め:100均で手に入る便利グッズ。塗っておくと本当に曇りにくい!
  • ・ウェットティッシュ:真水で手が洗えない場面も多いので
  • ・カイロ:冬場の釣りに

クーラーボックスも重要な収納アイテム

18_ クーラーボックス

クーラーの大きさは釣りモノによって適切なものを選びます。

魚を持ち帰る氷は遊漁船で用意してもらえることが多いので、大量に持参しなくてもいいですが、飲み物や昼食を冷やしておくための保冷剤はあらかじめ入れておきましょう。
水道水をペットボトルに入れて凍らせて持っていくと溶けたときに手を洗ったり、タックルなどについた潮を洗い流したりできるのでオススメです。

夏場の釣りや酔い止め服用時はとくに喉が渇きます。熱中症対策のためにも飲み物は多めに持参しましょう。
早朝からの釣りや夏場の釣りは、しっかりとご飯を食べられるシチュエーションがないことも多いです。そんなときに便利なのがゼリー飲料。おやつとしても最適です。

クーラーには大きめのゴミ袋を入れておいて、魚や血のニオイが直接クーラーにつかないようにしています。
また、ジッパー付き保存袋は濡れたくないものを入れる、釣った魚を入れる、小分けしたい仕掛を入れる、いろんな使い方ができるのでサイズ違いを数枚入れておくといいですよ。

 

いかがでしたか? すでに釣りをしている方には初歩的すぎる内容だったかもしれませんが、これから釣りを始めようと思っている方や自分用のギアをそろえようとお考えの方の参考になれば嬉しいです。もっと釣りを楽しむ女性アングラーが増えますように♪

 

レポーターREPORTER

小西 栄里子
プロフィール:小西 栄里子
京都府京都市在住
不動産会社に勤務する傍らハヤブサフィールドスタッフとしても活動中の週末アングラー。渓流でのフライフィッシングが一番の癒し。釣りだけでなく、キャンプやスノーボード、お笑い観賞にカラオケまで(笑)
とにかく楽しいことが大好きなアウトドアガール。
インスタグラム:
@fishingram_connie (URL: https://www.instagram.com/fishingram_connie/)