NEW PRODUCT TALK どんな状況にも効く!?飛ばしサビキのテッパン仕掛!
無敵のケイムラサバ皮レインボーフラッシャー!

子どもが釣り

季節は秋まっ盛り。家族や友だちと釣りが楽しめる最適シーズンである。秋は陸っぱり釣りで多彩な魚種がねらえる季節のひとつだが、数ある釣法のなかで人気かつ手軽なものといえば、やはりサビキ釣りだろう。魚の群れの回遊次第では、仕掛のハリ数だけイワシやアジなどが鈴なり状態で釣れてくることも珍しくない。
また、海釣り公園や堤防で気軽に楽しめるファミリーフィッシングでは、子どもが竿を持ち、サビキで釣れた魚をパパやママが次から次にハリから外していくという、微笑ましい光景をよく目にする…。

サビキ仕掛のパイオニアメーカー「ハヤブサ」から、大人気の飛ばしサビキシリーズにNEWアイテムが登場したとの情報をキャッチ! ふむふむ、ひとっ飛びシリーズの商品名、その名も「飛ばしサビキ ケイムラサバ皮レインボーフラッシャー」とのことだ。それっぽいポーズをしながら大声で叫んだら、思わず技が出てしまいそうなネーミング! 聞くところによると、名前負けしないくらい魅力の詰まった飛ばしサビキ仕掛とのこと。それでは早速、そのコダワリの部分を紐解いていこう。

ビューンと投げて沖目の群れを直ゲキ!
堤防の飛ばしサビキ釣りに最強の相棒が登場!

投げ釣り

足下まで魚の群れが入ってくれば、足下ねらいのサビキ釣りでも十分に楽しめるが、時に群れが少し沖目を回遊するケースがある。そんなときに活躍するのが「飛ばしサビキ」、別名「投げサビキ」とも呼ばれる仕掛だ。ファミリーフィッシングであれば、子どもが足下をサビキで、パパ・ママはビューンと飛ばしサビキで沖目の群れを直撃し、わが子にカッコいい姿を見せるチャンスでもある。
仮に子どもが「投げてみたい!」となった場合でも仕掛の全長が短く安心。通常のサビキ仕掛だと全長が長く、ハリスも細いため、不慣れな人が投げると仕掛が切れたりもする。なによりハリ数が5本以上のものが多いため、仕掛絡みのリスクも必然的に高くなるのだ。

ひとっ飛び 飛ばしサビキ ケイムラサバ皮レインボーフラッシャー
ひとっ飛び 飛ばしサビキ ケイムラサバ皮レインボーフラッシャー
ハリ4号、ハリス1.5号、幹糸4号のサイズから、ハリ10号、ハリス5号、幹糸10号まで、全7サイズの幅広いラインナップ

その点、「ひとっ飛び」シリーズの飛ばしサビキは幹糸を太く設定しており、最初から遠投仕様になっているため、投げる際に少しミスしたからといって仕掛が切れる心配も少ない。また、ハリ数が3本で仕掛全長も1mと短く、まさに遠投しやすい設計となっているので扱いやすい。

足下ねらいのサビキ釣りの場合、タナが時間によって変わるケースが多い。その度に、子どもに「底から2m」とか「底から5m」などの指示をすると、慣れない子どもほど混乱しかねない。飛ばしサビキ釣りでは、ウキを付けてウキ下のタナを設定してあげれば、あとは投げるだけ。そう考えると「投げる」という壁さえクリアできれば、子どもの釣果に繋がりやすい釣法といえそうだ。

飛ばしサビキ 蓄光スキン レッド&フラッシュ
飛ばしサビキ ツイストケイムラレインボー
飛ばしサビキ リアルアミエビ
「ひとっ飛び」シリーズの飛ばしサビキ(3本バリ仕掛)は、既存の3種に今回新たな1種が加わり、合計4種のラインナップとなった。
「ひとっ飛び」シリーズ既存3種 (左から) 「飛ばしサビキ 蓄光スキン レッド&フラッシュ」「飛ばしサビキ ツイストケイムラレインボー」「飛ばしサビキ リアルアミエビ」

食い渋り時にも絶大な効果を発揮!
ナチュラル系のサバ皮+ケイムラ加工で無双状態!?

ひとっ飛び 飛ばしサビキ ケイムラサバ皮レインボーフラッシャー

そこで早速、ひとっ飛び 飛ばしサビキ ケイムラサバ皮レインボーフラッシャーの発売に至った経緯など、気になる点を開発担当者・田中氏に聞いてみた。

釣り成果

「今回、ケイムラサバ皮を開発するにあたって、まずはこれまでのラインナップのなかで“何が欠けているか”を考えました。
すでに発売されている3種をジャンル分けするのであれば、まずリアルアミエビはピンクスキンタイプと呼ばれるもので、数あるサビキ仕掛のなかでの“ド定番”。その擬餌をアミエビにイミテートしたものになります」

要するに「飛ばしサビキ リアルアミエビ」は、サビキ仕掛定番のピンクスキンタイプであると同時に、マキエのアミエビを模した擬餌バリのため、汎用性が高い仕掛というわけだ。

また、「飛ばしサビキ 蓄光スキン レッド&フラッシュ」と「飛ばしサビキ ツイストケイムラレインボー」の2種に関しては、「ノーマル系(定番・スタンダード)」に位置付けられるリアルアミエビに対して、とくにローライト時(曇天で光量が少ない日など)に強く、いわゆる「アピール系」に位置付けられる仕掛とのことだ。

 

さらに田中さんはこう続ける。

「今回新たに加えた仕掛に採用しているサバ皮は、それ自体にケイムラ加工などを施しているのでさらにアピール力が増していますが、実は、サビキの数ある擬餌のなかで一番“ナチュラル”といわれているんです。食い渋りのとき、ピンクスキン系やアピール系ではどうにも釣れにくいようなときに登場させる仕掛として、これまでサバ皮を採用したものがなかったので作りました」

サバ皮

サバ皮の特長としては、水に浸けた際の柔らかさとしなやかさだ。このサバ皮にさらにケイムラ加工を施すことによりアピール力も手に入れるわけだが、さらにサバ皮と「ケイムラ白フラッシャー」という白く細い糸を組み合わせることにより、合わせ技でよりアピール力がパワーアップ! と、同時に少々気になる点も……。
それは、フラッシャーを付けることによって、サバ皮の海中での動きの滑らかさが損なわれるのではないかという点だ。しかし、これも心配ご無用。ケイムラ白フラッシャーには潮乗り性能を追究した素材を採用しているため、柔らかいサバ皮のよさを損なうことなく、むしろサバ皮とともに妖しくきらめきながら小魚のような動きを再現。魚の本能を刺激して誘うというすぐれものだ。

「本来、サバ皮はかなりオールマイティーな擬餌でして、言ってみればどんな状況でも安心して釣れるんです。今回、そのサバ皮にケイムラ加工でアピール力を高めているので、正直、フルシチュエーションにおいてご使用いただける仕掛に仕上がっています」

「ちなみにハリは胴打ちを採用していて、メタルジグというわけではないですが、海中で胴打バリがフラッシングしてくれます。ハリ自体が遠くの魚にもアピールしてくれるんですよ」

な、なんとハリ自体もアピール力を持つ! 極端な話、胴打バリだけでも釣れてしまうほどだとか。ただでさえオールマイティーなサバ皮に対してのケイムラ加工、さらにケイムラ白フラッシャーとのコラボ、そして極めつけはフラッシング効果のある胴打バリ。これぞまさに飛ばしサビキ釣りにおける「鬼に金棒」アイテムといえるだろう。

 
 

海釣り

この絶好の秋の釣りシーズンに、堤防や海釣り公園などで思いっきり飛ばしサビキ釣りを楽しむ。その際、食い渋りや仕掛ローテーションに困らないように、今回紹介した仕掛を用意しておいてはどうだろうか。きっと魚を誘い出して、釣果に結び付けてくれるはずだ。

そうそう、釣り場にいる間はライフジャケットを着用するのもお忘れなく。また、釣りを終えた後はマキエで汚れた自分の釣り座周りを海水で流し、ゴミはきちんと持ち帰ろう。釣りをするカッコいい姿だけでなく、釣り場を大切にするパパ・ママの姿は、より一層子どもの目にクールに映るハズ!