INDEX
- 1.磯では多彩な魚種をねらえる!ブリやヒラマサなどの大型青物からロックフィッシュまで!
- (1)ロックフィッシュ (カサゴ・キジハタ・アカハタ・オオモンハタ など)
- (2)青物 (ブリ・ヒラマサ・カンパチ・サバ・カツオ など)
- (3)マダイ
- (4)イサキ
- 2.地磯攻略のポイントは「水深」と「地形変化」
- (1)水深の深さがカギ
- (2)ブレイクラインやカケアガリなどが超重要!
- 3.磯でのライトショアジギングはややハード!ショアジギング専用タックルでのぞもう
- 4.地磯では安全性を考慮した専用装備が必要
- 5.ロックフィッシュねらいで多用する「スローピッチジャーク」を極めよう!
- (1)スローピッチジャーク
- (2)ワンピッチジャーク
- (3)ただ巻き
3.磯でのライトショアジギングはややハード!
ショアジギング専用タックルでのぞもう
根が荒く、大型が掛かる可能性の高い地磯では、堤防よりもややハードなタックルを用意しましょう。
シーバスロッドやエギングロッドでは少しパワー不足のため、できればショアジギング専用ロッドを準備することをオススメします。
- ●ロッド: 10ft前後 /60g程度のジグを投げることができるショアジギング専用ロッド
- ●リール: スピニング4000~6000番(シマノ機種)、3000~4000番(ダイワ機種)
- ●ライン: PEライン1.5~2号程度 200m以上
- ●リーダー: フロロカーボン7~10号(30~40lb)
- ●ジグ: 20~60g
4.地磯では安全性を考慮した専用装備が必要
地磯はひじょうに危険なため、堤防以上に安全性を考慮した装備が必要になります。足場が悪く、水深も急深な場所が多いので、細心の注意が必要です。
以下に磯で釣りをする際、最低限必要と思われる装備を挙げてみました。ご参考ください。
- ●浮力体入りライフジャケット(ゲームベスト)
※膨張式のライフジャケットは落水時に岩と擦れるとガスが抜けてしまうため、固型浮力体のものを着用しましょう - ●スパイクシューズ
- ●帽子
- ●偏光サングラス
- ●グローブ(手袋)
5.ロックフィッシュねらいで多用する
「スローピッチジャーク」を極めよう!
磯ではさまざまな魚種が釣れるため、いろいろなアクションを多用しますが、なかでも「スローピッチジャーク」はロックフィッシュに効くのでおススメです。
あとはライトショアジギングで基本のワンピッチジャークや、ただ巻きなども効果的です。
(1)スローピッチジャーク
磯でよく釣れるロックフィッシュはボトム付近にいることが多く、当然ながら魚のいるボトムをねらった方がお得。なかには中層までジグを追いかけてくる遊泳力のある魚もいますが、基本的にはボトムを探りましょう。
その意味で、スローピッチジャークならボトム付近を集中的に探ることができるうえ、魚も追ってきやすいという利点があるのでオススメです。ただし、あまりスローにし過ぎると根掛かりが多発してしまうので注意!! その日のポイントに応じたリズムをキープできればヒットする確率が上がりますよ。
アクションは、竿の反発を利用しながら3~5回ほどシャクってジグを浮かせたあと、竿先を下げてジグを送り込みながらフォールさせていきます。フォール時はテンションフォールでアタリが出るのを待ちましょう。
(2)ワンピッチジャーク
地磯で青物をねらう際に効果的な、ショアジギングでの基本のアクションです。ハンドル1回転に対して1回竿先を上げる規則正しいアクションで、メタルジグはこちらに近づいてくるにつれて上に上に動きます。
地磯は堤防やサーフなどほかのフィールドと比べて水深があるため、すべてのレンジ(層)を探る必要があります。ワンピッチジャークならボトム(底)から表層まで一気に探ることができるので、さまざまなレンジを回遊する青物をねらう際にとくに有効となります。
(3)ただ巻き
ロックフィッシュのなかにはオオモンハタなどの中層を回遊する種類もいます。
ただ巻きなら同じレンジを横に引くことができるため、集中的に中層を探ることができます。遊泳力のあるロックフィッシュをねらいたい場合は、ただ巻きで探ってみましょう。
いかがでしたか? 地磯からのライトショアジギングは、堤防と比べてややエントリーがしにくいものの、豊富な魚種がねらえて、なおかつサイズも期待できます。
堤防でのライトショアジギングの次は、ぜひ地磯にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?