まったくのビギナーでも大丈夫!
初めての管釣りトラウト入門
【後編】実践・釣り方を学ぼう

text_小西栄里子-photo_岳原雅浩

ルアーアクション

(1)ただ巻き

11_IMG_6697.JPG ただ巻きイメージ

一番シンプルな釣り方は「ただ巻き」というアクションです。言葉の通り、キャストしてただ巻く(リーリングする)だけなのですが、速度はデッドスローからファストリトリーブまでさまざま。まずは一定の速度でただ巻きを試し、次にリトリーブの途中で速度に変化をつけ魚の反応をみる、といった具合です。
リトリーブの速さを変えたり、通すレンジや角度を変えることで、パイロット的に状況を探ることができます。

(2)ストップ&ゴー、リフト&フォール

12_IMG_6843.JPG リフト&フォールイメージ

ただ巻きで魚の反応が得られない場合は、ただ巻きに変化をプラスしてみましょう。

例えば、「ストップ&ゴー」というアクション。他の釣りでも取り入れられる方法ですが、キャスト→ゆっくり巻く→一瞬止める、またゆっくり巻く→一瞬止めるといった具合に、ルアーの動きを一度ストップするアクションです。
このアクションで大切なのは、魚がルアーを見失わないよう一定のリズムでストップ&ゴーを繰り返すこと、そしてルアーの動きをちゃんと止めることです。ルアーの動きに変化をつけ誘うとともに、「食わせの間」を与えることで、魚がバイトしやすくなります。

次に「リフト&フォール」です。これはスプーンやシンキングルアーなどに用いるアクションです。キャスト→フォールさせる→ロッドを立てる(リフト)→フォールさせるを繰り返します。
基本的に魚は上から落ちてくるものに興味を示す傾向があるので、ルアーをアップダウンさせることで、効果的にルアーの存在を気付かせることができます。特にフォール時にアタリがでやすいようです。

(3)トゥイッチ

13_IMG_6839.JPG トゥイッチイメージ

ミノーやクランクベイトなどのプラグ系ルアーは、もちろんただ巻きでも効果を発揮しますが、ハードルアーであるがゆえに見切られたり、飽きられたりするのが早いのも事実。そんなときは「トゥイッチ」などのロッドアクションも取り入れてみましょう。

トゥイッチは、ロッドの先端を小刻みに動かしながら糸フケが出た分を素早く巻き取るという動作です。これをスムーズに繰り返し行うことをトゥイッチングといいます。
こういったアクションを加えることによって、スレた魚のリアクションバイト(反射食い)をねらいます。

6.ねらう場所・ねらいどころ

14_IMG_6706.JPG 釣りシーン(ねらうポイント)

管理釣り場にはいろいろなタイプがありますが、魚が集まりやすい場所は、ズバリ「水の流れに変化のあるところ」です。

15_IMG_6763.JPG 水の流れイメージ

例えば、流れ込みや噴水、水車など、水が流れているところは魚が集まりやすい場所です。他にも、池の隅(角)や岬、足元が急に深くなっている掛け上がり部分といった地形の変化も魚が集まりやすい場所といえます。また、イワナやブラウントラウトなど警戒心の強い魚種は、木や岩陰、桟橋などのストラクチャー(障害物)付近に潜んでいることも多いです。とはいえ、スペースは限られていますので隣の人や対岸の人の邪魔にならない範囲でキャストしましょう。

魚が釣れやすいタイミングは、まだ魚がスレておらずシンプルなパターンでも釣れてくれる朝イチ、放流直後、ペレットタイムなどです。暖かい時期になれば、虫が飛び出す夕方もねらい目となります。

【ねらうポイント】

  • -流れの変化-
  • ・水が流れているところ
  • ・地形が変化しているところ
  • ・ストラクチャー付近
  • -タイミング-
  • ・朝イチ、放流直後、ペレットタイム
  • ・虫が飛び出す夕方

7.その他、あると便利なアイテム

16_IMG_6628.JPG トランクでタックルの準備

「タックル以外には、どんなものを持っていけばいいの?」という方に、あると便利なグッズを紹介します。

(1)必須アイテム

17_IMG_6850.JPG ランディングネット
ランディングネット
18_IMG_6852.JPG 偏光サングラス
偏光サングラス
19_IMG_6851.JPG プライヤー
プライヤー
  • ・ライフジャケット: 身を守るための必須アイテムです
  • ・ランディングネット: 魚を弱らせないために取り込み時は必ずラバーネットを使用しましょう
  • ・偏光サングラス: 安全のため、魚や地形を確認するため
  • ・プライヤー(ペンチ)、フォーセップ: 小型または先細のものが使いやすいです
  • ・クリッパー、ハサミ
  • ※これらを収納するベストやバッグなどもあるとより快適に釣りができます。

(2)あると便利なグッズ

20_IMG_6849.JPG リリーサー
リリーサー
21_IMG_6853.JPG ニオイ消し
除菌シートなど魚のニオイを消せるグッズ
22_IMG_6855.JPG レインウェア
レインウェア
  • ・リリーサー: 魚を触らずリリースできるアイテム
  • ・タオル
  • ・ウエットティッシュ
  • ・魚のニオイを消せるグッズ
  • ・ジップロック: 魚を持ち帰る場合に便利
  • ・クーラー: 魚を持ち帰る場合(飲み物も冷やせる)
  • ・レインウェア: 突然の雨や防寒対策にコンパクトなものを準備しておくと重宝します

 

といったところで、「初めての管釣りトラウト入門【後編】実践・釣り方を学ぼう」はいかがでしたでしょうか?
実際に管理釣り場へ足を運んでみようかな~と、思っていただくきっかけになれば嬉しいですね。

やり込むほどに奥が深く、かといって手軽にも楽しめる管釣りトラウトの世界。さまざまなルアーや釣法を駆使するもよし、友人とワイワイ楽しむもよしと、スタイルに合わせてぜひトラウト釣りにトライしてみませんか?

23_IMG_6925.JPG 水面を覗き込む3人

 

取材協力:

釣りぼり アクア.ヘヴン

住所:〒520-0235 滋賀県大津市真野大野2丁目18-1
HP:http://aqua-heaven.net/


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