NEW PRODUCT TALK 海釣り公園で大活躍!?
アミエビパターンを制する新作サビキ


(※該当の商品は2020年3月下旬に発売予定です。出荷その他の状況により、発売時期が前後する場合がございますので、あらかじめご了承ください)

海釣り公園ではサビキ釣りをする親子連れを多く見かける。
アミエビでアジなど寄せて極小の擬似餌であるサビキ仕掛を食わせるという、誰にでもできるかんたんな釣りだが、状況によって食いが渋い日もある。何せ自然が相手だから仕方ないといえばそれまでだが、サビキ釣りと言えど、その日のパターンに合わせて擬餌のカラーやタイプの違いを考慮すれば、よりたくさん釣ることはできるのだ。

海釣り公園風景

堤防サビキ釣りの秘密兵器
堤防アジ・メバル ウィリーサビキ2種

そんな細かな違いにこだわって、ハヤブサから新しいサビキ仕掛が発売されるようだ。選択肢が増えればシビアなときも対応できるはず。今回はその新商品にスポットを当ててみよう。

堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 白鈎仕様
堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 白鈎仕様
堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 金鈎仕様
堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 金鈎仕様

気になる新しい仕掛は「堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 白鈎仕様」「堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 金鈎仕様」の2つ。
しかしながら、ウィリーサビキとはどういうものなのだろう。「ウィリー」の正体について、商品開発課・小南氏に早速詳しく聞いてみた。

ウィリーがもたらす自然な動き

堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 白鈎仕様のウィリー
堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 白鈎仕様のウィリー

今回の商品、ウィリーサビキなんですが「ウィリー」って何ですか?
「関西では馴染みの薄い擬餌ではあるんですが、東京の方では昔からアジ釣りに効くと定番の擬餌なんですよ。ですが実は関西でも実績の高いサビキなんです」と、小南さん。
なるほど、関西の方には馴染みがあまりないようだが、実際は関西にも愛用者はいるのだそうだ。
では、普通のサビキと比べてどう違うのだろうか?

小南さん曰く、「サビキといえばサバ皮のような魚皮やスキンと呼ばれるゴムシートが巻いてあるイメージだと思うんですが、それだと少しカタい動きになります。ウィリーというのは毛糸のような質感なんですが、微生物やアミエビなどが水中を漂う動きに似た動きが出せます。
今回の商品はウィリー糸を使うことで、より自然な動きで誘うことができるという仕様になっています」。

ウィリーは毛糸の様なモコモコ、フワフワした感じのマテリアル。魚皮だと小魚のイメージということになるが、この素材は漂うアミエビにマッチしているというのだ。

カラーの違いで釣果アップ
白鈎仕様と金鈎仕様

白鈎仕様と金鈎仕様

今回、ハリ色は2色の展開ですね。使い分けを解説していただけますか?

「はい。白鈎仕様はハリが銀色で、ウィリーの色も白や明るめのピンクを採用しています。全体的に明るめの色でアピール力が高いと言えるでしょう」

では金鈎仕様は?

「金鈎仕様はハリそのものが金色でアピールが高いんですが、擬餌が緑と茶色といった地味なカラーです。なので、食いが渋いときに優しくアピールできます。
白鈎仕様と金鈎仕様でハリの色と擬餌の色が大きくちがうので、状況に合わせてカラーを使っていただけます」

なるほど。活性の高い状況だと白鈎仕様、食いが悪いときには金鈎仕様がいいかもしれない。先ずは白鈎仕様から試し、食いが渋いようなら金鈎仕様に換えるといったローテーションをしてみるのがよさそうだ。
ちなみに、サビキ仕掛は仕掛巻きに巻いておけば、また使えるので仕掛巻きを用意しておくといいだろう。

ハヤブサだからここまでできる
超絶こだわりサビキ

堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 金鈎仕様のウィリー配色
堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 金鈎仕様のウィリー配色

さて、いつもの様にこだわりについても聞いていこう。
商品を見てふと気付いたことがある。「あれ、このサビキ、擬餌の色が全部違いますね?」

「そうなんですよ。6本の擬餌すべて色を変えてあります。色が付いたトメが付いているものと付いていないもの、オーロラ糸が入っているものとそうでないものといった形で、各擬餌に変化がつけてあります。
これ1枚でいろんな色が入っているので、対応できる幅の広いオールラウンドな仕掛に仕上がっていますよ」と、小南さん。

こういったところは、さすがハヤブサと言えよう。仕掛に付いている6本の擬餌すべて変えてくるとはなかなか芸が細かい。魚の反応はちょっとしたことで変化するので、こういうことは意外と重要なのだ。

 
 

アジ
海釣り公園で使用

最後に小南さんにこの商品のよさをまとめていただこう。

アミエビパターンで効果絶大です!
特に海釣り公園ではアミエビが日常的に使われるので、魚がアミエビに付いていることが多いんです。その場合アジ以外の根魚なんかもアミエビに反応しやすいので、海釣り公園に行くときはぜひ持っていってください。威力を発揮しますよ」

つまり、アミエビと相性のよいサビキ仕掛ということになる。
小南さんは海釣り公園での使用を特に推してくれたが、活躍の場は海釣り公園だけではない。たいてい堤防でのサビキ釣りではアミエビが撒かれているのだから、どこの堤防でも効果があるはずだ。
これまでのサビキ仕掛の選択肢にプラス、ぜひとも持っていっていただきたいアイテムだ。

 

※該当の商品は2020年3月下旬に発売予定です。
出荷その他の状況により、発売時期が前後する場合がございますので、あらかじめご了承ください