No.40 つり具の釣人 苫小牧店 松田良太さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 速技スピード チカ ケイムラウーリーフッ素 8本鈎
- 速技スピード チカ オレンジウーリーフッ素 8本鈎
- 一押しサビキ ニシン・イワシ レーザーオーロラシート 7本鈎
- 一押しサビキ ニシン・イワシ オーロラハゲ皮 10本鈎
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第40回は北海道苫小牧市にある「つり具の釣人 苫小牧店」店長・松田良太さんのおすすめ。引き続き今回も長く厳しい冬が続く北海道。年末年始にかけて苫小牧周辺では北海道ならでは、サビキでねらう小物釣りがアツい。ワカサギに似た同じキュウリウオ科のチカと「数の子」でおなじみのニシンだ。
年末年始の大型チカに最適
ケイムラウーリーに期待!
「実は年中釣れる魚なんですけど、特に年末からの冬場は15~20cmの大型がねらえる季節です」と松田さんがいうのはチカ。北海道の沿岸部、ほぼ全域で釣れる魚でワカサギと同じキュウリウオ科の魚だ。それにしても20cmというのはデカイ! 最大で15cmほどにしかならないワカサギでいえば超メガトン級だ。松田さんいわく「苫小牧周辺でも、まあ3ケタは確実ですね」というからすごい。
釣り方は5m前後の磯竿使用、下オモリ式のサビキ釣りでオモリは「2.5号ぐらいですね」と軽い。そんなチカ釣りにオススメなのが「速技スピードのチカの新製品です。オレンジウーリーとケイムラウーリーがあるのですが、ケイムラは従来なかった製品ですので、その釣れっぷりに期待しています」とのこと。
アジやイワシを釣る一般的なサビキが下カゴにマキエのアミエビを入れるのに対し、チカねらいでは「専用エサ付け器」と呼ばれるものにウーリー部分を通しアミエビのエキスを染みこませてねらうのが北海道流。冬場の大型ねらいならハリサイズ4~5号がいいだろう。
自動シャクリ機活用!?
ニシンのサビキ釣り定番仕掛
ニシンといえば数の子? というのが他県民のイメージするところだが、実はニシンが腹に子を持つのは春なのだとか。ということで年末年始に釣れるニシンは焼き魚や煮付けにしたり、何と刺し身で食べるのだそう。ニシンの刺身!? おおっ、食べてみたい!
というニシンは年末が近付くと苫小牧港にもやって来る。釣れるサイズは20~30cmで、群れの回遊に当たれば多い人で30尾ほどの釣果があるのだとか。そんなニシン釣りの定番仕掛になっているのが「一押しサビキのニシン・イワシ レーザーオーロラシート 7本鈎もしくは同オーロラハゲ皮 10本鈎です」と松田さん。特にオーロラハゲ皮の方に付いているチモトの「赤と緑の留めに効果あり!」というユーザーが多いのだそう。ハリサイズは7~8号が標準だ。
これまた釣り方が独特で8~10mというアユ竿ばりの長いロッドを「自動シャクリ機」なるものに預け、日中はもちろん夜間も投光機で海面を照らしてねらうのだそう。もしくは仕掛をキャストして中層を引いてきてもよいらしい。どちらも下オモリ10号ぐらいだ。
つり具の釣人 苫小牧店
住所:北海道苫小牧市若草町1丁目2-5-3
HP:https://tsuribito.ocnk.net/