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首都圏から近く、通いやすいフィールドのひとつである津久井湖。
でも、津久井湖ってかなりタフといわれているし、難しいイメージの強いフィールドですよね。首都圏から近くアクセスのよい津久井湖でバスフィッシングをしたいけど、ポイントがわからないなんてことありませんか?
というわけで今回、満水時には見えにくい主要ポイントを写真とあわせて紹介させていただきます。実際の写真を見ることで、ポイントのイメージがつかみやすくなると思いますので、ぜひご覧ください
津久井湖の概略
1. 釣りにおける津久井湖とは
津久井湖は上流に相模湖があり相模川の流れを堰き止めて造られた神奈川県相模原市緑区にあるダム(人造)湖です。以前は関東一難しいフィールドだとか、日本一難しいフィールドだともいわれていましたが、近年人気のフィールドとなっています。
水質はステインウォーターからクリアウォーターで、魚を目で確認することも比較的容易です。また、津久井湖では遊漁券などは不要でレンタルボートはもちろんオカッパリからでもバス釣りを楽しむことができます。オカッパリの場合はダム湖で斜面が急斜面になっていますので、気を付けて釣行してくださいね。
2. 津久井湖のブラックバス
津久井湖のバスはフロリダ系の血統だといわれていて、通常のラージマウスバスよりもさらに頭がいいとされる種類のバスです。10数年前はどうやって釣ればいいのかわからないくらいに難しかったのを覚えています。
どうしても釣れないので、ミミズやワカサギなど生きたエサをバスの口に持っていったのですが、口を開けてくれませんでした。その割に、エサだけを投げると食べるんですよね。そのときは絶対に釣るのは無理だと思いましたが、今では随分釣りやすいフィールドになっています。
津久井湖のレンタルボート店紹介
(1)津久井観光ボート
津久井観光ボートは湖の中央に位置しているレンタルボート屋さんで、上流にも下流にも行きやすいとこにあります。バス釣りだけでなく、冬にはワカサギのドーム船も人気のレンタルボート屋さんです。
津久井観光ボート
住所:神奈川県相模原市緑区三井58
HP:http://tsukuikankou.com/
電話番号:090-4751-4706
営業時間:夏6:00~17:00
冬6:30~16:30
レンタルボート料金:1日1人乗り 3000円~
(2)沼本ボート
沼本ボートは沼本ワンド内にある津久井湖でも最上流にあるレンタルボート屋さんです。上流を中心に釣りのプランを組むなら沼本ボートが最適です。ここは津久井湖が減水し水位が下がると営業ができなくなることもあるので、事前に確認することをおススメします。
沼本ボート
住所:神奈川県相模原市緑区寸沢嵐390
HP:http://numamotoboat.main.jp/
電話番号:042-685-0347
営業時間:夏6:00~17:00
冬7:00~16:30
レンタルボート料金:1日1人乗り 3000円
※営業時間は季節により変動します。
(3)矢口釣具店
矢口釣具店の目の前の細い道を下っていくとたどり着くのがボート桟橋。はじめてのアングラーは矢口釣具店の駐車場に停めてお店に確認してみてください。津久井湖の下流域を中心にプランを組む場合には最適なレンタルボート屋さんです。
矢口釣具店
住所:神奈川県相模原市緑区太井610-7
HP:http://yaguchitsurigu.com/
電話番号:042-784-0251
営業時間:6:00~20:00(店舗営業時間) 月曜定休
レンタルボート料金:1日1人乗り 3000円
(4)中村釣具店
矢口釣具店の横を通り抜け、左側にコンビニが見えた先の信号を右に曲がると、右側にホテルが見えてきます。その間の道を進んだ先にあるのが中村釣具店。名称は中村釣具店となっていますが、今はレンタルボートのみで営業しています。駐車場に停めてオカッパリなんかもできますよ。
※HPなどがなく、詳細は不明のため現地で確認することをおススメします。
中村釣具店
住所:神奈川県相模原市緑区太井821
HP:なし
レンタルボート料金:1日1人乗り 2500円
津久井湖の有名ポイントをエリア別に紹介
1. 津久井湖の有名ポイント【上流編】
(1)名手橋周辺
名手橋は津久井観光を上流に向かっていくと、大きく地形が曲がりはじめるところにある青緑色の橋です。名手橋を過ぎてすぐ右側にあるのがサンドバーです。ベイトフィッシュなどが確認できたらチャンス!! 風や時間などのタイミングを見計らって試してみてください。
2. 津久井湖の有名ポイント【中流編】
(1)津久井観光横
津久井観光のすぐ横にあるエリアには、テニスコート一面ほどのゴロタのエリアがあります。近くにブレイクや流れ込みなどがあり一級ポイントです。ボート屋さんから近く、バスのストック量が多いエリアになります。
(2)大沢ワンド
大沢ワンドは津久井湖でもっとも有名なエリアの1つです。津久井観光ボートの対岸にあり、入り口の左右には岬が見えます。ワンドの奥も有力ですが、入り口付近の左右の岬にベイトフィッシュが回ってくるので、岬周辺が有望です。
3. 津久井湖の有名ポイント【下流編】
(1)三井大橋
三井大橋は中流域と下流域の間にある橋で、津久井湖ではもっとも有名なエリアの1つです。水の流れがあり、斜面からも流れ込みがあるので一年中水質がよいことが特徴です。ベイトフィッシュなども豊富にいるため、バスは必ずいますがオカッパリからもボートからもアプローチできるためプレッシャーが高いエリアになります。
(2)馬渡ワンド
三井大橋をくぐって進んでいくと、突き当りに見えるのが馬渡ワンドです。
ワンドを見て右側にある岬が馬の背になっています。内側のシャローや馬の背の上にベイトが付いているのが確認できるエリアです。
まとめ
写真とあわせてのポイント紹介、いかがだったでしょうか? 津久井湖のバスはとても難しいですが、釣れればプロポーションのよいバスが多いように感じます。
実は今回、雨が降っていてフィールドでのタックルセッティングにストレスを感じていましたが、ハヤブサの「DROP SHOT RIG SET」を使うことで、スピーディにストレスなくリグ(ダウンショットリグ)をセットすることができました。ダウンショットやキャロライナリグなどでしっかりとボトムを感じることが釣果につながるコツですね。
津久井湖の攻略はかんたんではないですが、首都圏から近くレンタルボート屋さんも整っていますので、ぜひ一度足を運んでみてください。
レポーターREPORTER
横浜市生まれ
高校生までプロサッカー選手を夢見てサッカーに打ち込むかたわら、バス釣りに出会い毎週のように釣り場に行く。社会人になってもその熱はとどまるとこを知らず、週末には大会にも参戦する日々。現在は行政書士事務所で働く負けず嫌いのバスアングラー。