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いよいよアジュール舞子の釣り場に到着
現場に到着すると、まずは隣の釣り人へ挨拶から開始。「柵下の足元付近を狙うと高確率で釣れる」と貴重なアドバイスをいただきました。お互い快く釣りをするために挨拶は大事ですし、釣りの状況なども情報収集できるので欠かせませんね。挨拶の後は、早速釣りの準備に取り掛かります。改めて先ほど購入した戦利品を確認。1人5,000円の予算でも意外と充実した装備がそろえられることを再確認しました。
さすが釣りに慣れている2人、手際よく準備を進めます。
川ちゃんは青イソメをジグヘッドに付けてちょい投げ、あやみんはアミエビをサビキカゴに詰めて、サビキ釣りからスタート。エサで手が汚れることを想定して「除菌消臭ウェットシート」も購入していたので安心です。並んで釣りを始めた2人ですが、「僕が(私が)絶対に最初に釣ってやる!」という空気を背中から醸し出しています(笑)。
釣り開始から30分ほど、サビキで足元付近の岩場を探っていたあやみんにファーストヒット! 顔を見せてくれたのは指先サイズのとっても小さくて可愛いカサゴでした。思わず笑顔が溢れます。一同盛り上がっていると、隣の川ちゃんにもヒット! ロッドのしなり具合から、こちらはなかなかの引きの様子。上がってきたのは元気なチャリコ(マダイの幼魚)でした。笑顔満開の2ショット。魚の生命感が伝わる独特のアタリは何度経験しても格別。やっぱり釣りっていいですね。
少しアタリが遠のき、2人は釣り方を工夫します。川ちゃんは日差しが強い箇所を避けるため、ちょい投げから胴突仕掛に変更してケーソンなどの切れ目をチェック。ここであやみんは仕掛を「ジギングサビキ」にチェンジ。メタルジグ(=ジグ)とサビキがセットになっていて、渋い状況でも何らかの魚が釣れやすい人気アイテムです。20gのジグをフルキャストするあやみん。ちょい投げ用ではありますが、40~50mの飛距離が出ていることにスタッフ一同驚愕しました!! ファミリーロッドの性能を極限まで追求する姿勢を見せてくれたあやみん。今回は残念ながらジグでの釣果はありませんでしたが、朝・夕マヅメ時などの魚の活性が高いときにはきっと釣れることでしょう。
和気あいあいとした雰囲気のなか、あやみんが2匹目のガシラ(カサゴ)をGET。川ちゃんも青イソメのちょい投げでガシラ、クサフグ、ハオコゼ、ショウサイフグと、続々と魚種を追加していきました。
少しアタリが止まった時間に、川ちゃんが釣具をおねだり…
夕方に差しかかった頃合い。アタリが遠のいていた川ちゃんからスタッフDへ禁断の釣り具アイテムのおねだり。スタッフDはこの事態を想定していたようで、用意していたHEATボックスからランダムに選ばせてくれました。なんて優しい…。
さて、川ちゃんが引き当てたアイテムは「かんたん探り釣りセット」これは使える!! 俄然やる気になる川ちゃん。ただしお助けアイテムは1回だけです(笑)。ちなみに、川ちゃんは青イソメが底をついたタイミングで持参していた「さきいか」をつけたら、フグのアタリがあったそうです。手持ちのお菓子をエサとして使うのも面白い発想ですね。
この後、アタリはポロポロとあるものの、潮止まりもあり魚の活性が感じられなくなったため、陽が沈む前に早めの納竿となりました。帰り支度を整えるため、釣り道具やエサをキレイに片付けます。もちろん、ゴミは全て持ち帰ります。
想像以上の笑顔と充実感に満たされた2人
最期に本日の振り返りをしてもらいましょう。川ちゃん、あやみんともに、「めっちゃ楽しかった」「5,000円という予算でここまで道具がそろえられるとは思わなかった」「釣りを始めたころの懐かしい気持ちが蘇った」という嬉しい感想をいただきました。普段から釣りに親しんでいる2人ですが、少ない予算で釣り道具をそろえるところからスタートした当企画は、新しい発見も沢山あり本当に楽しかったようです。
釣りは昔から存在するアウトドアの定番レジャーです。にもかかわらず、周囲に釣りをする人がいなかったり、道具や船代にお金がかかるというイメージがあって、縁がない方にはなかなか始めるきっかけが少ない遊びかもしれません。ただ、今回2人が5,000円という低予算でイチから道具を買って、電車で釣りに行って魚を釣ってくれました。しかも、予想以上に楽しそうに…。釣りは釣果も大切な要素ですが、道具を選んで買うところや、移動や出会う風景も含めて「釣り」という「遊び」なんです!
釣りをされたことがない方も、車をお持ちでない方も、この記事をきっかけに釣りへの一歩を踏み出してもらえると幸いです。みなさんも一緒に、手軽に気楽に釣りを楽しみましょう!
アジュール舞子
住所:〒655-0036 神戸市垂水区海岸通11
HP:http://www.kobe-park.or.jp/azur/