My Recommendation 全国の釣具店スタッフ激白！
ハヤブサアイテム おすすめマンスリー

No.29 ジャンプワールド土居田店　門田英正さんの場合

「全国の釣具店スタッフ激白！ ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第29回は愛媛県松山市にあるジャンプワールド土居田店スタッフの門田英正さんのおすすめ。近年、遊漁船のキャプテンを務めるようになったお父さんのプレジャーボートで小学2年生から海に出ていたという門田さん。とにかく船釣りが大好きで、宇和海で釣れる魚という魚と遊んだが、ひとつテンヤにタイラバ、テンヤタチウオなどゲーム性豊かな釣りに目がない現在。1月の宇和海はタチウオにメバル、カワハギなどがシーズン。同じ愛媛県沿岸でも宇和海なら年中マダイがねらえ、貸し船で養殖イカダ周りのブレイクを攻略するひとつテンヤが面白い。

遊動式でアピール力抜群！段差バリでバラシも減少！
宇和海「ひとつテンヤ」の必釣アイテム

「エサのエビが手に入る限り、年中マダイがねらえます」と門田さんがいうのが宇和海の各所にある船外機付きの貸し船（レンタルボート）を利用した、ひとつテンヤの釣りだ。「養殖イカダ周りのブレイクをねらうのですが深いところで60mぐらいなのでウェイトは15号ぐらいがピッタリです」とのこと。そこで活躍するのが『無双真鯛　貫撃遊動テンヤ FD』で、とにかく遊動式なのでオモリが先に沈下し、遅れて落ちるエサ部分のフカセ効果でアピール力抜群！　というのがオススメの理由。

「フォールを意識したアイテムなのですが仕掛ステイの状態でも食ってきますし、また号数違いのハリが段差にセットされていますので掛かりもよくバラシも少ないです」と絶賛。お店でもお客さんに猛プッシュしているそうで「仕入れても、すぐに売り切れるんです」と嬉しい悲鳴。

宇和海のイカダ周りのポイントではマダイは大きくて50cmほどだが、イトヨリやハタなどさまざまな魚種がまじるので五目ねらいが実に楽しい。入り組んだリアス式海岸の宇和海なので冬場、季節風が強い日でも風裏を探して快適に釣りができるのが魅力だ。

高比重コンパクトで手返し早く食いもピカイチ！
宇和海のマダイ楽釣タイラバヘッド

「冬場はオフシーズンなのですが……」と門田さんがいうのは宇和海でのタイラバ。お天気がよい日は汗ばむ陽気になる5月ごろに例年開幕。門田さんを始めファンには待ち遠しい初夏の釣りなのだが、あえて今回、門田さんがオススメに選んでくれたのが『無双真鯛フリースライド　TGヘッド』だ。

「高比重のタングステン素材なのでシルエットが小さく、沈下も速いですし仕掛回収も抵抗が小さくて楽々、さらにベイトが小さいときでも違和感なくマダイが食ってくるのがいいですね」というのがオススメ理由。

宇和海のタイラバポイントの水深は平均60～70mなので使用するウェイトは75gぐらいがベストマッチ。ただし浅くても潮がぶっ飛ぶこともあるし、ときには100～120mという深い場所をねらうこともあるので、そんな場合は125gまでを使用する。

宇和海で釣れるマダイは40～70cmがレギュラーサイズだが、運がよければ80cm、90cmという大ダイもヒットする。「ナマリ製のヘッドの人と並んで釣っていて感じるのですが、あきらかにTGヘッドのほうが食いがよく、手返しも早くできるので数も伸びます」と絶大な信頼を寄せる門田さんなのであった。