
No.88 かめや釣具 清水店 和泉彰悟さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 小アジ専科 堤防小アジ五目 フラッシュ
- ちょいマジ堤防 ぶっ込みのませ エレベーター仕掛
- ちょいマジ堤防 ぶっ込みのませ エレベーター仕掛 替え鈎
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第88回は静岡県静岡市清水区にある「かめや釣具 清水店」店長の和泉彰悟さんのおすすめ。年の瀬間近の駿河湾、清水港周辺ではファミリーフィッシングならサビキで良型のアジがまだいける。今秋はアジの当たり年で、11月以前は20cm前後の3ケタ釣りも珍しくなかったが、12月に入ると数は少なくなるものの20尾前後はかたいそう。また、サーフや堤防からのませ釣りでねらうヒラメや青物も面白い時期。ヒラメは40~80cm、青物は60~70cmのワラサ、これにオオモンハタなどハタ類もまじる。サビキで釣ったアジのなかから小ぶりのものを選んでエサにしてもよいし、エサ用のウグイを購入して釣り場に持ち込む人も多い。
短い時合いを効率よく!
アピール力抜群のサビキ仕掛
「とにかくアピール力が高いので、清水港周辺でサビキ釣りを楽しむ人に人気です」と和泉店長がすすめてくれたのが「小アジ専科 堤防小アジ五目 フラッシュ」だ。この仕掛に採用されている「新・発光スキン」ともいえる蓄光スキンが、ほかのサビキで魚の反応がないときでも「効果があります」とのこと。

光で魚を刺激する蓄光スキンは、とくに海水が濁っているときにアピール力が高くアジの食いを誘発してくれる。「12月に入ると時合いが短くなりますので、そんなショートチャンスに効率よくアジを食わせるのに抜群の仕掛だと思います」と和泉さん。
とりわけ朝マズメや夕マズメなど薄暮の時間帯に効果があるそうで、短時間だけ集中して釣る場合にもおすすめだ。

12月の清水港周辺ならハリサイズ6~7号がレギュラー。近年、清水港など駿河湾エリアでもコマセのアミエビを入れるカゴは、仕掛最下部にセットする下カゴ式が多くなったそうだ。
混雑釣り場でもトラブルレス
ぶっ込み式のカンタン「のませ仕掛」
「青物が回遊したり人気魚のヒラメが釣れ出すと、多くの釣り人がポイントに並ぶのはここ清水でも同じです」と和泉さん。そんなヒラメや青物を手軽にねらうなら「のませ釣りがおすすめです」ということで、和泉さんがすすめてくれた仕掛が「ちょいマジ堤防 ぶっ込みのませ エレベーター仕掛」だ。

ウキ釣りスタイルの「のませ釣り」も楽しいが、とにかくポイントが狭いと仕掛同士のオマツリが付きもの。そこで左右の人と仕掛が干渉しにくい「ぶっ込み式」優位というのが釣り人の多い清水港などでは定番になっている。
そんな「ぶっ込み式」の「のませ釣り」が、道糸を結びオモリをセットすればカンタンにできる「ちょいマジ堤防 ぶっ込みのませ エレベーター仕掛」で、初心者でも複雑な仕掛に悩むことはない。


12月の清水港周辺なら青物もヒラメも共通で「リールに巻く道糸はPE2号で、その先にフロロカーボン8号のリーダーを1ヒロ接続。ハリ12号、ハリス6号が清水港などでのレギュラーです」と和泉さん。
オモリは六角やナス型などの10~20号を釣り場に合わせて用意する。ポイントもほとんど足下でよく、仕掛を遠投する必要はなないそうだ。
また「ちょいマジ堤防 ぶっ込みのませ エレベーター仕掛 替え鈎」を準備しておけばハリス切れなどのトラブルが発生しても、素早く釣りを再開できる。


かめや釣具 清水店
住所:静岡県静岡市清水区長崎南町1-46
HP:https://kameya-fishing.com/