「旨いもん見つけた!」第22回は北陸の味。担当は東海エリアと北陸エリアをテリトリーに営業する清水雅史さん。とにかく熱い北陸の夏もようやく終わり、イカメタルなどのナイトゲームが中心だった船釣りもデイゲームへとシフトする。そんな9月はマダイ五目に青物、スズキと釣りもの豊富。今回は新潟県燕市と石川県金沢市の地魚を使ったランチメニュー。日本海の海の幸をご堪能あれ!
海鮮丼・あら汁・焼き物2尾分でボリューム満点
「地魚料理いしづか」地魚定食
「新たに担当エリアになった新潟でお得意様に教えていただき、つい先日、初めて行ってきました」と清水さんがいうのが「地魚料理いしづか」というお店。ここで清水さんが注文したのがランチメニューの「地魚定食」だ。「お値段はリーズナブルなのに、とにかくボリューム満点なんです」というのも写真を見れば納得。新鮮な刺身がドンとトッピングされた海鮮丼に魚のあら汁、カレイの焼き物は何と2尾。「ええっ? これで1人前ですか?」「そうなんです!」と、なかなか豪華でパワフルだ。ほか、清水さんによれば「手作り豆腐」も人気があるらしい。
とにかく地元では人気店だそうで、午前11時のオープンと同時にすぐ満席になるという。聞けばご主人が釣り好きだそうで、ご自身で釣った魚を提供することもあるのだとか。忙しいランチタイムは、なかなかご主人に釣りの話は聞けそうにないが、新潟の季節の魚を目当てに立ち寄ってみる価値あり。
地魚料理いしづか
住所:新潟県燕市大字柳山1968-5
HP:なし
ヒラマサに鶏に茶碗蒸し。極めつきはマゴチの混ぜご飯
「和彩しもたに」よくばり御膳
「金沢市内営業先のすぐご近所にあるお店なので、巡回がお昼時になったときは、ちょくちょく利用しています」と清水さんがいう「和彩しもたに」は居酒屋風の小さなお店。「ランチとしては少し割高ですが……」と清水さんがいうのは「よくばり御膳」だ。ランチには基本になる「和彩御膳」というメニューがあり、メインディッシュを魚もしくは肉から選ぶことができる。そして魚も肉もと欲張って両方食べたい人のために、その名も「よくばり御膳」があるというわけだ。
写真撮影当日は魚が「ヒラマサの西京焼き」で肉が「鶏と大根の冷やし煮びたし」という組み合わせ。さらに中央には茶碗蒸し、ポテトサラダ、その横にお吸い物。そしてご飯がなんと「マゴチの混ぜご飯」という豪華さなのだ。「お盆の外にある小鉢は別ですか?」「いえ、それもセットです。たぶんヒラマサのお造りです」というのには、さらに驚いた。ランチタイムは11~14時なので、早朝から金沢周辺で釣りをして早めに切り上げ立ち寄るのもよいだろう。
和彩しもたに
住所:石川県金沢市安江町12-31
HP:なし