ちょっとマメ知識! メバルの種類は3種類!
私がよく行く関西圏では3種類のメバルが存在すると言われます。
まずは、オーソドックスな「シロメバル」。私がメバリングを始めてから1番よく釣れたメバルだと思います。シーズンになると、真っ先に接岸し楽しませてくれるメバルです。3種類の中でも最も大きくなり30cmを超え地域によっては体色も白や茶色がいます。
次に「赤メバル(金メバル)」。金メバルは特に障害物や岩礁帯、藻などを好み、朝や夕方のマズメ時によく釣れます。私の経験になりますが3種類の中でも小さく、あまり大きくならず20cm前後の魚が多いですね。全体的に体色は金色で意外と隠れキャラ的な存在のメバルだと私は思います。そうとなれば「赤メバル」はどうだろう? 和歌山県の南紀で釣れる赤メバルに関しては、特に大きくなり、ある一方では亜種とも言われています。全体的に赤くお腹の部分まで赤いのが特徴と言われています。まっ! 生物学的には同じとされているので良しとしましょう! たぶん住む所の違いでしょうかね。両方共に『赤茶型』と呼ばれるようです。
最後は「黒メバル」。回遊性が強く表層付近でよく釣れ、ベイトと共に激流の流れのヨレなどを好み、アタリは小さいものの3種類の中でもよく引き、時には激しく突っ込んで来るほどの引きも味わうことができます。別名は『ブルーバック』と呼ばれ背中の色が青く、意外とカッコ良いメバルであります。こちらも30cmほどまで大きくなる大型種ですね。
以上が私なりの意見となります。中でも1番美味しいと思っているのが本種のシロメバル(茶色)だと私は思います…。まぁ人それぞれだと思いますけど…。
私は根魚がとても大好きです。古代魚のようなシルエットにスゴく興味を惹かれます。特に背びれや色合いなどは他にない魚ですよね。みなさんはどうでしょうか?
では釣ったメバルを自宅で料理してみましょう!
楽しんで釣って帰った魚を美味しくいただけるのは釣り人の特権ですよね。以前はほとんど煮付けでいただいていましたが、最近では唐揚げやみりん干しが特に美味しく感じます。そんな今回はみりん干しにしていただきました。
まずはウロコを取ってメバルをさばいてお酒と醤油とみりんを混ぜ、半日から1日漬け込み冷蔵庫へ。さらに1日ぐらい(季節によりますが)干し焼いて食べると、サッパリとした身は最高の晩酌のお供に(笑)。
最近では魚を干していただくのがマイブーム。私自身はライトゲームに行くことが多く、いろいろな魚に出会うことができます。例えば、メバル、アジ、ガシラなどの小型の魚をみりん干しでいただくのが特に家族でも人気です。釣具屋さんで売っている魚を干す網は、お手軽で安価と非常に重宝しています。上記の3種類の魚の中でも、ガシラのみりん干しが1番人気でした。プリプリとした身はクセになるそうです(笑)。
こんなことも試してみました。干して焼いた魚を何も言わず娘に3つ(アジ、メバル、ガシラ)出して…、「どれが1番美味しい?」と聞いてみました。家族の中でも意外に美食家(?) な娘はこう答えたのです。
娘:「これはアジ!」 …アジは即答で見分けられました(笑)
娘:「これメバル?」
娘:「何これ?プリプリして美味しい!」
私:「カサゴだよ」 写真を見せました。
娘:「見かけ変やけど1番美味しかった!また釣ってきて」
その後、言うまでもなくガシラ釣りに没頭した日も多くありました。リクエストされると、ついつい行ってしまうのです…。娘の方が1枚上手なのかも知れませんね(笑)。
メバリングシーズンもこれからが楽しい季節となり、さらに活性が上がる梅雨メバルシーズンも到来(5月末から6 月中ごろ)となりますので、空いている時間を見つけて6 月末まで楽しみたいと思います。
レポーターREPORTER
休みの日も家でのんびり過ごせない昭和のアラフォー世代。人なつっこい笑顔と誰とでも仲良くなれる性格とは裏腹に、ライトソルトをメインにワカサギ釣りまでこなすマルチなハヤブサフィールドスタッフでもある。『イノォさん』の愛称で親しまれ、関西圏を中心に週末の釣りを存分に楽しむ生粋のサラリーマンアングラーだ。