暖かい日が続き、アウトドアがより楽しい季節になりました! HEATをご覧いただいている読者の皆さんは、釣りにキャンプに、計画や道具の準備に余念がないことでしょう。でも、竿やリール、テントなどを用意するだけでは、アウトドアの準備は不十分。紫外線対策アイテムの準備、できていますか?
夏は万全に対策をしている! という方でも意外と軽視しがちなのが春の紫外線対策。実は春の紫外線はとても強力。真夏に負けないくらい降り注いでいます。うっかり対策を怠ると大変なことに…。
今回のウェア豆知識は、HEAT的春の紫外線対策を紹介。「そんなのもう知ってるよ!」という皆さんは復習のつもりで、ぜひ読んでくださいね。
紫外線対策の基本、「日焼け止め」
紫外線対策と聞いてまず思い浮かぶのは「日焼け止め」を塗ることですね。スーパーやドラッグストア、そしてコンビニなどさまざまなところで手に入る日焼け止め。クリームタイプ、スプレータイプ、パウダータイプ、シートタイプ、最近では固形タイプや飲むタイプなど、さまざまなタイプが登場しています。どれを買おうか…毎年日焼け止め売り場で、商品とにらめっこをしているスタッフCです。
いろいろ試してきたなかでオススメしたいのが、複数タイプの併用。例えば、手軽に塗ることができるクリームタイプは、「手が汚れちゃう」と塗り直しが面倒。朝イチに塗ったあとは、一切塗り直しをしないという方も多いのではないでしょうか。しかし! 真夏に限らず、汗や皮脂などで流れてしまったり、衣服などでこすれてとれてしまったりと、意外と日焼け止めは落ちてしまうものなのです。ということで、できれば2~3時間置きに塗り直すのが理想。スタッフCのように、面倒くさがりのアナタは、スプレータイプや固形タイプ、そしてシートタイプなど手軽に使えるものを携帯しておきましょう。
日焼け止めを塗るだけではNG。とにかく肌を隠しましょう!
「日焼け止めは準備できた! これで対策は完璧!」と自画自賛している皆さん。いやいや、それだけで満足してはいけません。効果をさらに高めるべくオススメしたいのが、肌の露出を避けること。「そんなの当たり前」と思った方も多いと思いますが、暖かくなってくると、その“当たり前”がなかなか実行できなくなります。暑くてつい肌を露出してしまったり、うっかり一部を覆い忘れていたりと、完璧に肌の露出を避けることは意外と難しいものなのです。
ここで改めて書かせていただきますが、まず基本は、“帽子をかぶる”、そして上半身は“薄手の羽織りものを着用する”こと。加えて、顔を覆うフェイスマスクや、首元のうっかり日焼けを防ぐネックカバー、そして忘れがちな手の甲を守るグローブなどがあれば、なおよしです。
HEAT編集部があるハヤブサでは、スポーツアパレル「FREEKNOT(フリーノット)」ブランドを展開しています。2018年春夏も多くの新製品が発売になりますが、そのなかでもHEAT編集部の春のオススメアイテムは「SUNSHADE(サンシェード)」シリーズから発売しているパーカー! 生地はメッシュ素材を使用していますので、気温が高い日でも肌に張り付いてベタベタせず快適に着用していただけます。また、袖が少し長めに設計されているうえ、親指を通せるフィンガーホールがありますので、「グローブを忘れた!」という場合でも手の甲まで覆うことができます。もちろん、生地自体にUVカット効果がありますので、紫外線対策にピッタリのアイテムです。
ボーダー柄に目がないスタッフCは、ネイビーボーダーのMサイズを狙っています。
忘れちゃいけない目のガード。サングラス、準備できていますか?
前回のウェア豆知識(詳しくはこちら)でも触れましたが、紫外線対策に忘れてはいけないのがサングラス。目から入る紫外線は、目だけにとどまらず皮膚へも大きな影響をおよぼします。紫外線を吸収後、「紫外線が入ってきた!」という信号を全身へ送ります。そうすると、皮膚に直接紫外線を浴びていなくても身体が紫外線に対抗するためにメラニンという色素を生成します。このメラニン、「日焼け」ということで考えると、なかなか厄介者。皮膚の中に沈着することで、肌の色が次第に濃くなっていくのです。真夏の海辺で装着する…というイメージが強いサングラスですが、この時期も忘れず使用するようにしましょう。
長時間紫外線にさらされることになるアウトドアでは、いつも以上に紫外線対策が重要となります。それを怠ると、「顔が真っ赤」になるのにとどまらず、皮がめくれたり、シミができたり、さまざまな弊害が出てきてしまいます。せっかく楽しかったアウトドアが、台無しですね。
真夏だけではなく、春も紫外線対策を万全にして、外遊びを大いに楽しみましょう!