みなさんこんにちは! 季節も夏から秋に移り変わり、ようやく涼しくなってきましたね! 天候のよい日には釣りやキャンプなどの「ソトアソビ」に出かける人も多いのではないでしょうか?
さぁ今回は、そんな秋の外遊びにピッタリな釣りでのキャンプ飯! 略して「釣りキャン飯」をご紹介しましょう! 「釣った魚を新鮮なうちに、しかもその場で味わいたい!」というロマンを叶えるべく、晩夏の日本海に行ってきました!
近年流行りつつある「釣り」と「キャンプ」を一緒に楽しむ「釣りキャンプ」に役立つ、きっと試したくなる(?)美味しいレシピをお教えします! 今回は「キスのアヒージョ」です!
※材料の分量は記載していません。調味料などは、食材の量に合わせて適量をお使いください
材料
- ・キス
- ・オリーブオイル
- ・鷹の爪
- ・スライスにんにく
- ・塩
- ・インゲン
- ・ぶなしめじ
- ・バケット
食材集めも終わり、いよいよ調理開始!
釣り上げたキスのほかに、スーパーでアヒージョに必要な具材や調味料を調達しました。その土地の特産品や名物をそろえるなら、道の駅なんかに立ち寄ってもよいかもしれませんね~。
さて、準備した食材と調理器具はこちらです!

- <調理器具>
- ・携帯ガスバーナー
- ・メスティン
- ・カップ
- ・ナイフ(包丁)
- ・まな板
まずは釣ったキスの下処理から始めます。
今回は3枚おろしではなく、ウロコと腹ワタ、頭を取るだけのかんたんな下処理です。


キスの下処理が終わったら次は具材を切っていきます。ぶなしめじはほどよい大きさにカットし、インゲンはざく切りに、鷹の爪は細かく切り刻んで準備完了です!
具材はこんな感じになりました~!

そして今回、アヒージョに欠かせないにんにくは「スライスにんにく」を使ってみました! スライスであれば切る手間も省けますし、かといって香りは生にんにくに劣らない。釣りキャンプには嬉しい時短&便利アイテムですね!

そういえば、まな板には「まな板シート(コメリ)」なるものを使用してみました。こちら、まな板の上に敷いて使うシートなのですが…めちゃくちゃ便利です!
まな板を汚すことなく使えるうえ、調理が終わったら丸めて捨てるだけ! 水道など水場がないときには大活躍してくれると思いますよ。

具材の準備が整ったら、切った具材をメスティンに入れていきます。まずは主役のキスを。そして、インゲン、ぶなしめじを並べたら、上から鷹の爪とにんにくにを入れていきます。


そしてたっぷりとオリーブオイルを注いで、最後に塩を加えたら下準備は完了! 塩の量は適当です(笑)。今回は野菜も加えたので少し多めに振ってみました!


さぁ! いよいよ火にかけていきます!
火の調整はメスティンに入れた具材を見ながら慎重に行います。メスティンの底にキスが引っ付きやすいので注意しながら、グツグツと煮ていきました。
途中、念のため味見もしてみます。「うーん、ちょっと薄いかな~」と塩を足しながら煮ること15分!

自ら釣った「キスのアヒージョ」が完成です!!
焦げたにんにくの香りがたまりません…美味しそう~。いい感じに出来上がりました!

キスのアヒージョ完成!
まさかの出来栄えに大喜び!?

さて、本日の取材に同行してくれたHEAT編集スタッフのDさんと乾杯(もちろんノンアルコールで(笑))。そして食材への感謝の気持ちを込めて…、
「いただきます!」
まずはメインのキスを味わってみます。

「美味い!!」
こんがりとした白身に、しっかりとオリーブオイルとにんにくの香りが染み込んでいます。塩加減もちょうどいい! しかも骨まで柔らかいので、まるっと全部食べられました!
お次はバケットに乗せていただきます。バケットにオイルを浸して…その上にキス、インゲン、ぶなしめじを乗せていきます。大きく口を開けて思いっきりほお張りました(笑)。


「コレ最高です!」
ジュワっと口に広がるオリーブオイルが最高! まさに超絶品!! Dさんと顔を見合わせて思わずハイタッチ! 予想以上の出来栄えに2人で大喜びしたのでした~。

食べながら、「ここにパスタを入れて絡めたら…」なんていう想像をしただけでヨダレが出そうでしたが……、それはまたの機会にしておきましょう!
記事元:釣ったらその場で即料理キャンプ飯に最適!誰でもできる「キスのアヒージョ」釣りキャンの醍醐味を味わってみた!
レポーターREPORTER

1998年岐阜県生まれ /岐阜県在住
「海なし県」育ちということもあり河川で釣りを覚え、渓流ルアーフィッシングや鮎の友釣りをメインに釣りを楽しむ。釣具メーカー・ハヤブサに勤務し、最近は堤防・磯釣り・船釣り、SWルアーフィッシングなどに触れながら、日々勉強中。