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釣りを始めてみたい、もっと気持ちよく楽しみたい……。釣りの初心者・経験者に関わらず、釣りを楽しむうえで知っておいてほしいのが、釣りのルールとマナーです。
HEATでこれまで連載してきた「知っておきたい!釣りのルールとマナー」では、基本編から堤防、船、投げ釣り、淡水まで、さまざまなフィールドで守りたいポイントを紹介してきました。
今回はこれまでの内容を、誰にでも分かりやすいようカテゴリ別に整理した「総まとめ版」としてお届け! できるだけシンプルに分かりやすくまとめました。
まずは、「安全」「周囲への配慮」「釣り場ごとの決まり」の3つを押さえるだけでも、釣りをより気持ちよく楽しめるようになりますよ。
まず全員に共通する「釣りの基本ルール」

釣りは自然の中で楽しむ遊びです。だからこそ、どのジャンルでも共通して守りたい基本があります。
まず押さえたいポイント!
- ●無理をしない、安全第一
- ●ライフジャケットやグローブを着用
- ●立入禁止・禁漁ルールを守る
- ●違法駐車をしない、騒音を出さない
- ●ゴミは必ず持ち帰る
- ●必要以上に魚を持ち帰らない
とくに釣り人は「釣れること」に意識が向きがちですが、まずは事故を防ぐこと、周囲に迷惑をかけないことが大前提。
釣り場は自分だけの場所ではなく、多くの人や地域の仕事と共存している場所だという意識を持っておきたいところです。
堤防・投げ釣りは「人との距離感」が最重要

初心者が最初に訪れやすい堤防や砂浜では、ほかの釣り人との距離が近くなりやすい分、配慮がとても大切です。
堤防・投げ釣りで意識したいこと!
- ●先客がいたら一声かける
- ●無理に割り込まない
- ●荷物を広げすぎない
- ●キャスト前に後方確認
- ●ほかの方の方向へ投げない
- ●漁船や係留ロープ付近を避ける
- ●夜釣りではライトを海面に向けない
投げ釣りは広範囲をねらえる反面、仕掛が流されやすく、オマツリの原因にもなります。また、置き竿の場合は定期的に仕掛を回収し、左右の人の前まで流れていないかを確認しましょう。
船釣りは「同船者との協力」が釣果にもつながる

船釣りは閉ざされた空間で多くの人が同時に竿を出すため、ルールとマナーが釣りやすさに直結します。
船釣りの基本!
- ●集合時間を厳守
- ●前日に出船確認
- ●指定オモリ号数を守る
- ●船長の合図で投入・回収
- ●オマツリしたらまず謝ろう!
- ●荷物の積み下ろしは協力して
- ●大物取り込み時は周囲がサポート

船釣りでは「自分だけ釣れればいい」わけではありません。全員で同じリズムで釣ることが大切。情報交換もしつつコミュニケーションを取れば、オマツリが減り、結果として釣りがスムーズに、そして全員が気持ちよく楽しみやすいといった具合です。
淡水釣りは「地域ルール確認」が海以上に大切

川や池・湖といった場所で行う淡水釣りは、海以上にローカルルールが細かく設定されていることが多いジャンルです。
淡水で必ず確認したいこと!
- ●遊漁券の有無
- ●禁漁期間・釣り可能かどうか
- ●サイズ・匹数制限
- ●キャッチ&リリース区間
- ●外来魚の再放流ルール
- ●上流の雨やダム放水情報
- ●クマなど野生生物情報

とくに渓流釣りやアユ釣りでは、先行者優先・追い越しNGが基本です。川は上下流の概念があるため、海釣り以上に距離感が重要になります。
また昨今、池での釣り禁止が増えています。現地の看板表示や管理者・漁協の案内を確認しつつ、安全かつ迷惑が掛からない範囲内で釣りを楽しみましょう。
初心者が迷ったらまず守りたい「5つの基本」

最後に、どんな釣りでも迷ったらこの5つを思い出してください。
これだけは守りたい5ヵ条
- ●安全装備(ライフジャケットなど)を身につける
- ●釣り禁止エリアに入らない
- ●周囲に一声かける
- ●ゴミを残さない
- ●その釣り場の決まりを確認する
この5つを意識するだけで、安心して釣りを楽しめますよ。


釣りのルールとマナーは「難しい決まり」ではなく、誰もが気持ちよく楽しみ、未来にも釣り場を残していくための大切な約束です。まずは足場が安定した堤防や管理しやすい釣り場から始めて、今回のポイントを少しずつ実践してみてください。
ルールを守れる釣り人が増えるほど、釣りはもっと楽しい遊びになっていくはずです。