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自然の中、キャンプで飲むコーヒーは楽しみなものですね。キャンプ地に着いて1杯、テントの設営を終えて一息。食事のあとの一服、そして夜明けの薄明の中、野鳥のさえずりを聴きながら飲む朝のコーヒーもまた格別です。
コーヒーを美味しく淹れるために必要なものの1つに「コーヒー用ポット」がありますが、キャンプに持って行くとき、ポットの注ぎ口がパッキングの邪魔になってはいませんか? そんなお悩みをスパッと解決する、便利なコーヒーポットをご紹介します!
コンパクト収納が叶うコーヒーポット

ソロキャンプではなるべく荷物を軽量コンパクトにまとめたいですね。今回ご紹介するのは、パーツの分解と着脱ができるコーヒー用ドリップポットです。
私のキャンプスタイルは、公共交通機関+徒歩のソロキャンプです。そんな私が最近愛用しているのは、「LIXADA チタンコーヒーポット」です。素材は軽量なチタニウム製、注ぎ口が着脱可能でハンドルも折り畳みできることから、とてもコンパクトに収納できます。
キャンプでコーヒーを淹れる

まずは、このポットを使って実際にペーパードリップでコーヒーを淹れてみましょう。コーヒーミルで好みの豆を挽き、ドリッパーにセット。バーナーに点火し、お湯を沸かします。
コーヒーを美味しく淹れるテクニックのひとつは、「ねらったところに細くゆっくりとお湯を注ぐこと」です。ポットのハンドルを持ち、静かに傾けると、スゥーッとキレイな曲線を描いて気持ちよくお湯が落ちていきます。

ほぼ垂直にお湯を注げるので、簡易的なドリップパックのコーヒーも美味しく淹れることができました。

各部分の特長は?
パーツは4点
それではポットを分解してみましょう。部品は、細く滑らかに注げるグースネック型の注ぎ口、折り畳めるハンドル付きの本体カップ、フタ、本体注ぎ口を閉じるネジブタの4点です。

付け替えがかんたん
注ぎ口を付ければコーヒーポットに、注ぎ口を外してネジブタで閉じると、マグカップとして使用できます。チタニウムの特性として、口を付けたときに金属臭がしにくいので、コーヒーの風味にこだわりたい人にもうってつけです。
注ぎ口の接続部とネジブタの奥には、シリコン製のパッキンが内蔵されているため、ネジをしっかり締め込んでおけば、中身が漏れ出すこともありません。

フタが重宝
フタが付いているので中の飲み物が冷めにくく、風の強い日などにはカップの中にゴミや埃が入るのを防いでくれます。フタのツマミは使用するときには立てて、収納時は畳むことが可能。紅茶のティーバッグを置く小皿代わりに、スプーンをちょい置きするなど、フタ単体でも便利に使えます。
サイズと重量は?
また、当アイテムの便利さは、そのサイズ感と重量であることも大きな特長です。
コーヒーポット使用時の最大サイズは幅約19cm。注ぎ口を外し、ハンドルをたたむと、幅約9cmまで小さくなります。

全体の重量は約97gと、100gを切る軽さです。チタニウム製のため堅牢で熱にも強く、ステンレス製のポットに比べてとても軽量です。

コーヒーポット以外にも使える!?
その使い勝手のよさは秀逸!
お湯を沸かしてカップ麺を作る
さらに、このポットの優れているところは、湯沸かしケトルの代わりとしても使えること。本体の容量は約400mlなので、カップ麺の調理も可能です。

スタッキングがきく
収納時、本体の中には容量300mlのダブルウォール・マグカップを収納することができます。外した注ぎ口をマグカップの中に入れれば、コーヒーに関わるグッズをまとめて持ち運ぶことが可能です。

【商品仕様】
- ・品名:LIXADA チタンコーヒーポット
- ・サイズ(約):幅19×高さ8×直径9cm(使用時)、高さ8×直径9cm(収納時)
- ・重量:約97g
- ・価格:4085円(税込)

このコーヒーポットを導入してから、コーヒーに関わる荷物を減らすことが叶いました。価格はやや高価ですが、これ1つでコーヒーポットとマグカップ、湯沸かしの3つの機能をこなせて、持ち運びも簡便です。荷物の軽量コンパクト化を目指すコーヒー好きのソロキャンパーのみなさんに、ぜひおすすめしたい逸品といえるでしょう。
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レポーターREPORTER

design & writing アトリエばく 代表
アウトドアライター/デザイナー。ガールスカウトの野営訓練がきっかけでアウトドアに目覚め、子育てを終えた今は公共交通機関利用の徒歩ソロキャンパー。人や自然に優しいキャンプのアイデアを発信中。
インスタグラム:
@minako_seki_atelierbaku (URL: https://www.instagram.com/minako_seki_atelierbaku/)
フェイスブック:デザインスタジオ アトリエばく 関 美奈子