釣りの世界が変わる?
2馬力ボートの魅力と購入のポイント

乗ってみれば分かるその高揚感と、何よりオカッパリとは違う釣果が魅力の船釣り。なかでも2馬力ボートなら免許が不要でお手軽!
そんな2馬力ボートの魅力について、私がマイボートデビューをしたキッカケや、ボートの種類、購入の際に気を付けたいポイントなどをご紹介します。

2馬力ボートとはどんなボートか

01_ 出船
初めは慣れている人と一緒に出船しましょう

まずはじめに、2馬力ボートとは船舶免許が要らないボートで、誰もがかんたんに直ぐに船長になることが可能です。船舶免許が要らないと言いましたが、正確にはボートの長さ3.3m未満の船と、2馬力(出力1.5KW)以下の船外機(=エンジン)を組み合わせたものであれば免許不用で乗ることができます。2馬力エンジンでもボートの長さが3.3mを超えると船舶免許が必要なだけでなく、船舶検査も必要となりますので注意しなければなりません。
ボートを購入する際は、事前に船の長さを確認しておくことをオススメします。大体のボートメーカーさんでは、「2馬力対応ボート」などといった記載があるはずです。

2馬力ボートのスピードはどのくらい出るのか? ですが、基本的にスピードは出ませんので船体が浮き上がって走るようなこと(プレーニング=滑走)はありません。ボートの種類にもよりますが、大体10km/h程度ではないでしょうか。2人乗りだとさらに遅くなります。よってあまり岸から遠くには行けません。海が時化たら場合によっては帰ってこられなくなる可能性があるので、細心の注意が必要です。

航行範囲ですが、2馬力でも凪であれば随分沖に行く方もいます。しかし私は基本安全第一なので、手漕ぎでも帰ってこられる場所までしか行かないようにしています。また、極力1人では出船せず何人かのグループで出るのをオススメします。

私が始めようと思ったきっかけ

02_ サイドフロート
一体型ボートは横波に弱くサイドフロート装着をオススメします

私がマイボートを始めようと思ったのは、堤防での人の多さ…。朝早く出掛けたのに、堤防には既にびっしり人がいて入る場所もない…、釣りをする場所がない…そんな経験をしたのが一番でしょうか。みなさんも同じような経験はありませんか? また、人が多いとどうしてもトラブルが増えてしまいますので、トラブル回避という意味もあります。

そんなときに、岸からねらわずに海側からねらえば混まないし、新しいポイントもガンガン探れるな…と、いろいろ考えた挙げ句に思いつきました。そんなタイミングで2馬力ボートを知ったのです。
はじめは船舶免許などでお金が掛かるんだろうと思いましたが、免許も不要で誰でもかんたんに、しかも直ぐにエントリーできると聞き購入することに。そして最初は、一体型ボートを購入しました。これが私と2馬力ボートとの出会いです。
ちなみに、のちに保管場所に困りゴムボート(インフレータブルボート)に変更しました。

初めて海に出たときの印象は?
オカッパリとの違い

03_ 走行シーン
釣れなくても走行しているだけでリフレッシュ

私が初めてマイボートで出船したときの印象は、堤防からの釣りとゴムボートでの釣りでは釣れる魚も全然違うなということでした。陸からはマズメ時しか反応ないような場合でも、ボートの場合、日中でも釣れたりします。それになんといっても、ほかのアングラーがいないので、どこでも投げれること! ストレスなく釣りを楽しめました。
そのほか、操船もかなり魅力的でとても開放感があるなと感じました。釣れなくても海の上を走るだけで爽快で、とても気持ちいいんです。リフレッシュには最高です。

一方デメリットとしては、やはりオカッパリとは違い海の上では基本1人ですので、何かあった際に助けを直ぐ呼べないことや、天候にものすごく左右されること。オカッパリから釣りを始めたこともあってか、出船の際はとても緊張してしまいます。陸に比べ危険度は高いと感じています。

初めて出船した際も、午前中は北風で凪いでいましたが、昼ごろから南風が入り海面がざわつき出し、帰港するまで怖かったのを覚えています。なので、遊漁船での沖釣りの場合と比べて、より一層、天気図を確認するようにしています。状況判断がとても大事です。

2馬力ボートオススメの種類は?

04_ 2馬力ボートの種類

2馬力ボートの大まかな種類をかんたんに紹介しましょう。

インフレータブルボート(ゴムボート)

05_ インフレータブル
軽自動車でも運搬が可能。保管場所も小さくて済むのがメリット

まずはじめに、インフレータブルボートのよさは保管場所が小さくて済むことです。やはりほかの一体型ボートですと保管場所の問題が一番のネックだと思います。いざ買ったはいいけど保管場所がなく手放す人も結講います。実際現物を見ると結講大きいんです。

また、インフレータブルボートの場合、空気を抜いて圧縮すれば軽自動車でも運搬可能ですし、砂浜からエントリーするのも容易です。可搬型ボートのなかでは一番機動性に優れていると思います。

デメリットとしては、やはり船底がゴムですので水切りが悪くスピードが出ないことや、ゴムのチューブが厚い分、船内のスペースが狭くなるのが欠点。また、出船時に毎回エアーで膨らまさないといけないので時間が掛かるのも欠点です。
そんな欠点はあるものの、初めて2馬力ボートデビューする人にはインフレータブルボートはオススメです。

一体型ボート

06_ 一体型
艤装がしやすいのもメリットの一つ

一体型ボートの魅力は、やはり水切りのよさや、見た目のかっこよさ、船内の広さなどが一番に思いつきます。また固形のボートですのでステッカーなども貼れて自分なりに艤装もでき、マイボート感をより一層感じられるのではないでしょうか。ゴムボートみたいにエアーで膨らます手間がない分、早くエントリーできるのもイイところ。

デメリットは、ゴムボートに比べて横波に対して弱い感じがある部分。不安な方には後付けのサイドフロートをオススメします。保管場所に余裕がある人やスピードを求める人などに向いていると思います。

いかがだったでしょうか? マイボート(2馬力ボート)での釣りは、陸からの釣りでは想像できないくらい世界が広がり、冒険心を刺激してくれます。また、陸から数m離れるだけで釣果も全然違うのです。しかし、一歩間違えれば命さえ落とす可能性があるのも事実。ルールや安全への配慮を徹底し準備を行いましょう。とくに初めての方は熟練者のアドバイスを聞きながら入念に。

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レポーターREPORTER

岸本 真彦
プロフィール:岸本 真彦
主にルアーフィッシングをメインに、仲間とワイワイフィッシングを楽しむのが大好き。釣り人との交流や情報交換を大切にがモットー。
インスタグラム:
@saizokh (URL: https://www.instagram.com/saizokh/)