

「旨いもん見つけた!」第104回は広島県と山口県の全域で営業活動する鈴木義規さん。今回は広島県広島市と山口県防府市のお店。6月下旬から7月にかけて、まず広島湾では一つテンヤのマダイが楽しい時期。30~40cmの中型が主体で、日によっては60~70cmの大型もまじって多い人は数尾の釣果。また、山口県の日本海側では遊漁船のナイトゲームでイカメタルがシーズン入り。とくに初期はケンサキイカの胴長40cm、いわゆるパラソル級が期待できる。
パリッとジューシー?ビールのお供に最高
「せんじがら」せんじがら専門店 うまい堂
「ちょっと小腹が空いたときのおやつや、仕事を終えて宿でちょっと一杯というときに最高ですね」と鈴木さんが言うのは、広島名物の「せんじがら」という食べ物。もともとは「豚の胃袋などから油脂を除去し煎じた殻」ということで「大阪ではおなじみの油カスに近い感じがします」と鈴木さん。そんな「せんじがら」で鈴木さんのお気に入りのお店が「うまい堂」というお店。


湯引きした豚の胃袋などをカリカリに揚げて塩を振っただけのシンプルな味付けだが、鈴木さんによれば、低温の油で長時間加熱することで「口に入れるとまずパリッとした触感のあとジューシーさが口の中に広がります」とのことで、「これはもうビールのお供に最高!」なのだとか。


もともとは「せんじがら」は豚が基本なのだが、鈴木さんイチオシの「うまい堂」では、基本の豚だけでなく鶏皮、牛ホルモン、馬肉などのバリエーションが豊富。広島方面に釣りに行く機会があれば、ぜひ味わってみたい。


せんじがら専門店 うまい堂
住所:広島県広島市西区上天満町5-10
Instagram:https://www.instagram.com/u.maidou/
濃厚な鶏スープにからむ細麺が最高
「鶏白湯らーめん」防府白湯らーめんとつけ麺のお店 ふーみん
「こじんまりしたコテージ風のお店なのですが、お昼どきは行列ができる人気店です」と言う鈴木さんも、その味に魅せられて防府市周辺で営業活動する際にランチで利用しているのが「ふーみん」というラーメン店。なかでもとくにお気に入りが、店名にもなっている看板メニューの「鶏白湯らーめん」だそう。


「鶏の味がしっかり染み出したスープに細めのストレート麺がよく絡み、すごく美味しいです。トッピングの鶏チャーシューも負けていません」とのこと。また食べ放題の「ピリ辛もやし」を自らトッピングすれば途中で味変も可能。


「鶏白湯らーめん」以外にも「鶏白湯つけ麺」「特製つけ麺」「しょう油ラーメン」「担担麺」「ちゃんぽん」などメニューも豊富。山陽自動車道の防府ICからも近いので、防府周辺での釣りの帰路に立ち寄るのにも便利だ。


防府白湯らーめんとつけ麺のお店 ふーみん
住所:山口県防府市上右田4-1
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100054276290152