NEW PRODUCT TALK 2種類のハリをそろえた「瞬貫カワハギ」シリーズを駆使して
エサ盗り名人を捕獲せよ!

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脂が乗ってパンパンに膨れた肝が美味い、秋冬期の「カワハギ」。この美味しさが忘れられずに船釣りに通い込む釣り人がいる一方で、ゲーム性の高さに魅力を感じて足繁く通う釣り人もいるという。というのも、カワハギは「エサ盗り名人」とも例えられ、尖った形の“おちょぼ口”で瞬間的に突くような食べ方をするため、アタリが出るのが一瞬なのだ。その一瞬を獲れるか獲れないかで、ゲームの行方は大きく左右されてしまう。

それだけに、アタリ取りの「トレーニング」としてカワハギ釣りに興じる釣り人も多く、とくにバスフィッシングのトーナメントアングラーは、冬に通い込んで腕を磨いているという話も聞く(本当は肝が食べたいだけかもしれないが)。

そこで今回は、新しく発売されるカワハギ釣りの仕掛類をフィーチャー。「瞬貫カワハギ」シリーズを中心に、それに付随する小物アイテムもまとめて紹介しよう。解説は商品開発課の清水氏にお願いした。

自ら掛けてアワセるか向こうアワセかで、ハリのタイプが違う

まず、この「瞬貫カワハギ」シリーズは大まかに分けると2つのタイプがあるという。それは「速掛カワハギ鈎(バリ)」「吸わせカワハギ鈎(バリ)」という、ハリの違いだ。

清水さん:「速掛カワハギ鈎は、釣り人がアタリを感じた瞬間に自発的にカワハギを掛けにいく、能動的な釣りをしたい人(もしくは“とき”)に威力を発揮するタイプのハリです。一方の吸わせカワハギ鈎は小さなおちょぼ口でも口の中に入りやすい、細長いフォルムのハリで、向こうアワセな釣りに向いていますね。
釣り人の好みで選ぶのもよいですし、カワハギの活性に合わせて使い分けるのもよいでしょう」

ただ、違うのはハリだけではないという。「ハリの違い=釣り方の違い」に合わせて、仕掛の構成も若干の違いがあるようだ。

清水さん:「速掛カワハギ鈎の仕掛の場合は釣り人のアワセを瞬間的にハリ先に伝えるために、遊びを極力少なくするという意味も込めてハリスの長さは5cmになっています。そして、それにともないハリス間の距離やオモリとの距離も短く設定しているので、全長は70cmにまとまっています。
対して吸わせカワハギ鈎の仕掛はカワハギに吸い込ませるだけの遊びが必要なので、ハリスは若干長めの7cmです。当然ハリス間の距離やオモリとの距離も長くなり、全長が80cmとなっています」

ハリのタイプ違いで
ハーフデイパックと交換ハリスを組み合わせて使う

また、交換ハリス15本があらかじめセットになっている「ハーフデイパック」もラインナップ。
清水さん曰く、「セットに入っているハリと違うタイプの交換ハリスを一緒にそろえることで、シチュエーションによってハリの使い分けができる“ワンデイパック”っぽい使い方もできます。2種類のハリを使える割には費用も安く抑えられるので、リーズナブルに楽しめるのも魅力です」とのこと。

このビーズがあるから、
ハリス交換が素早くかんたんにできる!

そして、今回紹介しているすべての仕掛に共通する、大事なアイテムも交換パーツとして発売される。それがサクッと交換ビーズだ。

14_ 瞬貫カワハギ サクッと交換ビーズ 12個入
瞬貫カワハギ サクッと交換ビーズ 12個入」(品番P321) ●カラー:1.グリーン夜光、2.ケイムラホワイト、3.蛍光クリアオレンジ ●入数:12個 ●価格:オープン

清水さん:「幹糸を通して8の字結びなどで固定し、自動ハリス止めにハリスをかんたんに装着できるパーツです。色が付いた樹脂の部分を大きめにすることで指でつまみやすく、自動ハリス止めの隙間の部分を広くすることで揺れる船上でもハリスが通しやすくなって、交換がとてもラクになります。
実はカワハギ釣りは、人によっては1回の釣りで40~50本の交換ハリスを消費します。これは常にハリ先を鋭い状態に保ち、触れるだけのようなアタリでも積極的に掛けていくためです。だからハリスの交換がかんたんに、素早くできるというのはカワハギ釣りにとってはとても重要なんです」

1回の釣りで40~50本もハリスを交換するとは…。この辺りの作業をどれだけ素早く、快適にできるかというのも、釣果につながってくるのだろう。

ゼロテンション対応のハデなオモリでカワハギを寄せる

最後に紹介するのがホロフラッシュ カワハギシンカー 底安定型。カワハギ釣りの仕掛は基本的には胴突仕掛なので、一番下にはオモリが装着される。ただ、普通のオモリではない。ヤケに派手ハデなのだ。

18_ ホロフラッシュ カワハギシンカー 底安定型
ホロフラッシュ カワハギシンカー 底安定型」(品番P584) ●重さ:25号、30号 ●カラー:1.フルグロー、2.蛍光ピンク、3.トリプルチャート、4.アカキン ●価格:オープン

清水さん:「海底にオモリを着けた状態でラインを緩めたり、張ったりするのを繰り返してエサを動かし、カワハギにアピールする『ゼロテンション釣法』に対応するシンカーです。
ニンニクやタマネギのような低重心フォルムなので海底でシンカーが安定しやすく、長時間アクションを加え続けることができます。また、カワハギはシンカーに興味を示すことも多々あるので、アピールカラーにホロフラッシュのシートを貼り付け、カワハギを寄せる効果も持たせています。その効果を最大限に発揮できる仕掛『幹糸 オモリ近接鈎仕様 3本2セット』も同時に発売されますので、ぜひ一緒に使ってみてください」

19_ 釣りシーン
オモリを海底に着けた状態で仕掛を「張らず緩めず」の「ゼロ」の状態を保つことで、カワハギからのわずかなアタリを感知し、積極的にアワセていく釣り方がゼロテンション釣法。時にそのまま仕掛を漂わせたり、ロッドをシェイクしてアクションを付けたりしてカワハギを誘う

ベストシーズンに向けて「瞬貫カワハギ」シリーズで腕を磨こう!

22_ カワハギ
取りにくいアタリをいかにとらえるか。これがカワハギ釣りのゲーム性の高さたる所以。秋冬期までに腕を磨けば、肝パンが美味しいカワハギをゲットできるのは間違いなし!?

以上、「瞬貫カワハギ」シリーズについて、清水さんに詳しく解説してもらった。“肝パンシーズン”まではだいぶ月日があるが、基本的には何だかんだで1年中釣れるカワハギ。出船している遊漁船を探して、来る肝パンシーズンに向けて「瞬貫カワハギ」シリーズを駆使し、アタリ取りの練習がてら釣行を重ねてみてはいかがだろうか。本番の秋冬期には竿頭になっている…、かもしれない。