My Recommendation（ショップのオススメ） 全国の釣具店スタッフ激白！
ハヤブサアイテム おすすめマンスリー

No.94 つり具ヤギタ 八木田忠男さんの場合

「全国の釣具店スタッフ激白！ ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第94回は三浦半島の先端近く、神奈川県横須賀市にある船釣り用品専門店「つり具ヤギタ」社長の八木田忠男さんのおすすめ。
横須賀周辺の遊漁船では6月から東京湾口の剣崎沖でイサキ釣りが解禁。20～30cmを中心に大きいもので35cmクラスまでまじり、よい潮に当たれば数釣りが期待できる。一方、静岡県の伊豆方面まで脚を伸ばせば30～35cmの良型もねらえる。

東京湾口のイサキは手返し勝負
中小型の数釣りに最適な仕掛

「とにかく手返し勝負ですから！」と八木田社長イチオシのイサキ仕掛が「海戦ウィリー五目 濁り＆澄み潮 フロロ 4本鈎2セット」だ。この仕掛をコマセカゴが付いたテンビンに接続してねらう。コマセはアミエビやオキアミなど、地区や遊漁船によって使い分けられている。

「ハリには擬似餌のウイリーが付いていますのでエサ付け不要ですし、何せウイリーの配色がいいので、よく食ってくれますよ」とのこと。さらに「ウイリーが短めの設定なので中小型のイサキにぴったりです」と、とにかく食いが立つときに手っ取り早く釣れるのが何よりのアドバンテージだそう。ハリが0.8号と1号の2タイプあり、6月の東京湾口の釣りに最適だそうだ。

伊豆方面の良型イサキなどには
太ハリスの安心仕掛を！

一方、伊豆など静岡県方面ではイサキも30～35cmとサイズがよいし、ゲストのメジナ、イシダイ、クロダイなども良型。「そんな良型魚の五目ねらいで使ってほしいのが……」と八木田社長のおすすめが「海戦吹き流し五目 ケイムラフック 4.5m 2本鈎」や「海戦吹き流し から鈎4.5m」だ。もちろん東京湾口でイサキの良型をねらう場合にも有効だ。

どちらの仕掛もハリスが太め（海戦吹き流し五目 ケイムラフック 4.5m 2本鈎が4～6号、海戦吹き流し から鈎4.5mが3～5号）なので、少々の大物が掛かっても「安心して取り込めます」とのこと。当然太めのハリスに結ばれたハリも大きいので、掛かった獲物をがっちりキープ。ただしハリには擬似餌が付いていないのでオキアミなどツケエをセットすること。