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テンヤタチウオの釣り方
船からエサでタチウオをねらうもう一つの釣り方は「テンヤタチウオ」です。テンヤタチウオでの釣り方や仕掛について説明していきましょう。
（1）ハリの号数
テンヤはヘッド部分のサイズで号数が決まります。天秤仕掛同様、号数は船で定められている場合が多いので、事前に確認して用意します。
（2）エサ（種類・付け方）
エサにはイワシ、アジなどの小魚を1尾丸ごと使用します。自前にエサを用意する場合は、エサ持ちをよくするために塩などで脱水する（塩で締める）といいでしょう。そうした手間が「めんどくさい！」と思われる方には、タチウオテンヤ用のエサも販売されているのでおススメです。
【エサ付けの手順】
①エサをテンヤのハリに通す。
エサがテンヤに対して大き過ぎる場合は、頭を切り落としてください。目安としてエサの尾がハリから5cm程度はみ出す程度が理想です
②ワイヤーで固定する
（3）釣り方
天秤仕掛同様、タチウオの群れがいる水深より3m低いレンジまで仕掛を落とします。20m程巻き上げてアタリがなければ、再度、指示のあった水深まで仕掛を落とします。
タチウオが釣れれば、ヒットした水深を把握しておきましょう。誘いを入れるレンジ（＝タナ）の幅を絞り込むことができ、釣果を伸ばすことにつながります。
【誘い（アクション）の種類】
●ただ巻き
ゆっくりとテンヤを巻き上げます。電動リールを使用している場合は「微動」に設定して、ゆっくりと巻き上げます。竿先をなるべく動かさないようにしてアタリに集中すると釣果が伸びます。
初めはゆっくりと巻き上げて、活性が高いようなら徐々に巻くスピードを上げていきましょう。大物ほど泳ぐスピードが速いので、最初から速巻きして大物をねらうのもいいかもしれません。
●ストップ＆ゴー
2m程巻き上げて止め、5秒から10秒アタリを待ちます。低活性のときは0.5m、1.0m、高活性のときは2m、3mと巻幅を変えていきます。状況に応じて変化を加えると魚の反応も変わります。
●ジャーク＆ステイ
ストップ＆ゴーの動きに竿の動きを加えます。基本はリール1巻きに対して竿を1回シャクリます。基本の動きとしては2回繰り返して5秒から10秒アタリを待ちます。ストップ＆ゴーと比較して魚に強くエサの存在をアピールでる一方、操作が難しく、アクション中のアタリも分かりにくいので練習が必要です。
●リフト＆フォール
これはテンヤを落としていく釣り方になります。指示された水深の20m上からリールのクラッチを切ってゆっくりと落としていきます。途中で竿を上に煽ってテンヤを上げます。タチウオがフォールにしか反応しない場合、有効な手段です。
今回はエサでねらう船タチウオ釣りについて、「天秤仕掛」と「テンヤタチウオ」の釣り方や道具立てといったポイントをまとめてみました。
群れの水深に仕掛を落とし、さまざまなアクションを試すと釣果が伸びていきます。また、竿先に出る繊細なアタリをとらえたときの爽快感は、ほかの釣りではなかなか味わうことのできないものです。何を釣りに行くか悩んだなら、タチウオをターゲットに加えてみてはいかがでしょうか？ 新しいジャンルとして釣りがより一層楽しくなると思いますよ！
YouTubeチャンネル「釣り師 HAZE KING」ではさまざまな魚種を釣り上げているので、ぜひそちらもご覧ください。
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東海エリアを中心に活動する釣りユーチューバー HAZEKINGです。エリアトラウト、ハゼ釣り、海釣り、ロックフィッシュなど釣りジャンルは全部！ 今も自身の新ジャンルを開拓しています。初めて魚を釣ったときの感動をみなさんと共有するためSNSをスタートし、HEATでは1人でも多くの方に釣りの魅力を伝え、「よし、明日釣りに行こう！」と思ってもらえるような記事を執筆したいと思います。
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