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釣り方のステップ(電動リールを使った釣り方)
仕掛を落としたら誘う
①仕掛を湖底に落とす
電動リールのスプールに指を添えて、速度を調節しながら湖底まで落とします。そのまま落としてしまうとバックラッシュの原因になるので気を付けてください。オモリが落下している最中は穂先がカーブしていますが、着底するとストレートになります。
着底したら、ラインを少し巻いてテンションを張ってください。竿先がカーブしたらレンジ(タナ)の調整が完了です。
②大きく上にシャクル
ワカサギは落下してくるものに反応する習性があります。エサがあるということを認識させるために、1mほど上に上げてゆっくりと落とします。
③たたき台の上で小さくシャクル
穂先を10cm前後上下させてエサの体液を水中に拡散させます。3回から5回連続で繰り返します。ワカサギの食欲を刺激するため、このタイミングでアタリが出ることが多く、集中する必要があります。
④静止させる
5秒から10秒静止してワカサギがエサを咥える時間を作ります。穂先にアタリが出るのですぐにアワセてください。コツとして電動リールを常に握っていると反応が早くなります。
⑤空アワセを入れる
静止の時間が終わったら30cmほど穂先を上げてアワセを入れます。上げた状態で穂先の先端を確認し、震えていたらワカサギが掛かっています。掛かっていない場合は手順②から繰り返します。
全体を5回繰り返してもアタリがない場合はエサを交換するか、場所を移動します。
アワセを入れる
①穂先の動きを見てアワセる
柔らかい穂先ほどアタリがよく見えます。振動したらワカサギが食っているので穂先を30cmほど素早く上げます。力強く1mほど上げるとワカサギの口が裂けてハリから外れてしまいますので、素早く小さくハリを掛けるイメージでアワセてください。
②手元の感覚でアワセる
硬い穂先ほどアタリが手元に伝わります。誘いの最中に「重い・軽い」と感じたらワカサギが掛かっているのでアワセてください。
③ラインの動きでアワセる
これが一番難しいですね。ワカサギがエサを食い上げると、ラインが緩む場合があります。仕掛を落としている際に起こるアタリなので見逃さないよう注意してください。
魚が掛かったら釣り上げる
アワセたらラインのテンションが緩まないように巻き上げます。キツネ型のハリを使用している場合はとくにバラシやすいので注意しましょう。手前1mまで巻き上げたら電動リールを停止してワカサギを取り込みます。穂先に仕掛が当たるまで巻き上げると、穂先が破損する原因になるので気を付けてください。