波、風が穏やかな絶好のカヤック日和。今回はカヤックフィッシングで夏に旬のシロギス(キス)をねらって、釣って、お料理を楽しんだお話をお届けしましょう。
カヤックフィッシングでのシロギスねらいは、
汎用的に使える短いタックルで
まずはシロギス釣りの道具からご紹介。
私の場合シロギス釣りの竿は、カヤックフィッシングなので少し短めのキス竿 1.75mを使用しています。そして、1本の竿で通常のキス釣り(天秤仕掛)以外に、「ひとつテンヤ」や突然のナブラに遭遇した際の「SLJ(スーパーライトジギング)」にも対応できるよう、ライン(道糸)にはPE0.8号にフロロカーボン2.5号のリーダーを3ヒロ巻いています。リールはスピニングの2500~3000番です。
そんなワケで、竿は幅広く汎用的に使用できる8~35号対応の竿を使用しています。
今回はキス釣りなので、天秤仕掛にオモリ10~12号を使用しました。仕掛は自作で、ハリはケン付き流線6~10号の2本バリ。カヤックでの取り回しがいいように、少し短めの全長50cmにエダスの長さは10cmといった具合です。エサはアオイソメを使いました。
さぁ、シロギス釣りです
今回は、砂地の水深5m~8mくらいをねらいました。陸地からもそう遠くなく、300mほど漕いでポイントに到着しました。到着後はできるだけ流されないように、マッシュルームアンカーでアンカリングをして釣りスタートです。
ちょい投げをして、ズルズルと海底をゆっくり巻いてくる感じで誘います。キスのアタリは思っているよりしっかりあるので、アタリがあったら焦らず、そのままゆっくり巻いて食わせる! という感じです。
当日のサイズは小ぶりでしたが、活性はよかったです。
釣ったシロギスはさまざまな料理で美味しくいただきます!
今回の釣果は25尾。1回分食べるのにちょうどいい量です。
こちらを天ぷら用とお刺身用にさばきました。天ぷら用にさばくときは、頭を落としたあと、背中側から包丁を入れて開きます。
お刺身用は3枚におろして皮を引くだけです。下の写真のように、2種類にさばいたものを用意しました。
開いたものはすべてキスの天ぷらにしようかと思ったんですが、ついでにとり天(とり肉)フライも食べたいなぁと思い、いろいろと料理してしまいました(笑)。キスの天ぷらにフライ、とり天、ついでに大葉と梅干し入りの豚肉まで。
シロギスの天ぷら
新鮮なので塩でいただきましたが、シンプルながら抜群に美味しいですね。
シロギスのフライ
こちらは、ソースとタルタルソース(マヨネーズにゆで卵とみじん切りのタマネギ)をのせて。ふわっとしていて美味しかったですよ。
シロギスのお刺身
お刺身は淡白で上品な甘さなので、わさび醤油でももちろん美味しいのですが、カルパッチョのように塩を振って、オリーブオイルにつけて食べてもとてもよく合います。
シロギスのお寿司
身が小さめなので、3枚におろした身を2枚のせました~。1握り1尾分です。贅沢な味がしましたよ。
シロギスは今(夏)が旬ですね。そして、カヤックフィッシングを始めたばかりの方にも、水深が浅く陸から近い場所で釣ることができるので漕ぐ練習を兼ねれるうえ、釣果も期待できてオススメです。さらに、なにより美味しい魚をゲットできるので最高ですね。
ぜひ、いかがでしょうか?
釣り・アウトドア好きな一般ライターさんを強力募集中!!
詳しくはコチラ!
レポーターREPORTER
千葉県市川市と館山市の2拠点生活。
栄友丸という船名でカヤックフィッシングとマイボート釣りをし、キャッチ&イートを楽しむアングラー。キャンプや温泉旅行も大好きなアクティブ派。
インスタグラム:
@eiyumaru_357 (URL: https://www.instagram.com/eiyumaru_357/)