INDEX
- ● ビワマスって?
- ● ビワマス釣りのルール
- ● 美味しいビワマスを釣りに!
- ● 使用タックル紹介
- ● 琵琶湖の宝石たべてみたよ~
お久しぶりです。いつも時期外れな記事をお届けする溝部です。
すでに禁漁(10月&11月は産卵シーズンのため禁漁)を迎えシーズンオフとなってしまうビワマスですが…。禁漁明けや来季に向け、最近流行りの「ビワマスジギング」について先日釣行した模様を交えてご紹介します。
一般的には「トローリング」で釣るビワマス。船を走らせながら疑似餌(スプーン)でビワマスを誘い、掛かったら船長から竿を受け取り釣ります。ビワマスはよい引きをするので、タモ入れするまでドキドキの釣りなんです。
このトローリングもまた楽しいのですが、今回ご紹介する「ジギング」だと自分で掛けたときの「ドンッ」という竿のしなりと重み、そして、「おおおおお————っ」と叫んじゃうようなハラハラするゲーム性がとくにたまりません!
ビワマスって?
ところで、そもそも「ビワマス」ってご存知ですか??
滋賀県生まれ、滋賀県育ちの私ですが、この魚を知ったのは数年前です。なぜなら希少魚のため市場に出回らない~。
ビワマスとは、琵琶湖とその流入河川にのみ生息する固有の魚で、サケ目サケ科に属します。そんなビワマス、「琵琶湖の宝石」と呼ばれているそうです。生魚の全長は約40~60cm。3~5年ほど琵琶湖で過ごし、成長すると生まれた川に戻って産卵します。北海道で釣ったサクラマスとよく似ていました。
ビワマス釣りのルール
そんなビワマスを釣る際にはルールが設けられています。
- ●30cm以下はリリース
- ●持ち帰れるのは1人5尾まで
- ●竿1本につきハリ1つ(シングルフックのみ)
- ※遊漁船以外でビワマスを釣る場合は申請が必要
希少魚&とても美味しい魚なので、ルールを設けて(そして守って)どんどん増やしてほしいですね。
美味しいビワマスを釣りに!
先日、美味しいビワマスをねらいに琵琶湖に出掛けてきました。お世話になったのは長浜港から出船のDAYs丸さんです。
美味しいお魚なので持ち帰りたい!!!
まずは、お土産確保のためトローリングで釣り開始。4人でチャーターしたので全部で20尾かぁなんて考えながらのスタートです。そして1尾、2尾とスムーズに釣れたのですが…。
……。
………?
あれ??? そのあとが続かない…。
みなさんジギングで釣る気満々なので、男性陣はトローリングで釣っても写真も撮らない…。2時間走って4尾GET! なんとか1人1尾のお土産を確保しました。
そして、いよいよジギングスタートです。
が、トローリングでこれだけ釣れないってことは、うん、渋い…。アタリがあってもコツンだけ。修行のような時間が続きました。
しかし、ここで友人に待望のヒット!! 上がってきたのは55cmの立派なビワマスです!
デカイ!!!
琵琶湖なんて夢があるの~~~~。
そしてついに、私にもヒット!
先ほどのBIGビワマスのあとだと小さく見えますが、立派なキープサイズ。ジギングで釣れた嬉しすぎる1本です。
最後に友人がもう1尾追加して終了となりました。
使用タックル紹介
さて、今回の釣行で使用したタックルをご紹介します。「ビワマスの唇は女子高生の唇より柔らかい(船長談)」らしいので、ビワマスの引きに耐え、かつ口切れしづらい柔らかめのロッドがよいでしょう。
琵琶湖の宝石たべてみたよ~
釣れたらもちろん、美味しいお料理にしていただきます。実は何度かビワマスを食べたことがあるのですが、自分で釣ったビワマスは格別です。
身がフワフワ~~~~。大きなビワマスはカブト煮に、そして肝まで綺麗に串焼きでいただきましたよ!
私ってなんて料理上手!!
釣りも、料理も楽しいビワマス。ぜひジギングで釣ってみてください。
あっ…、でも料理は……。実はせっかくのビワマスを美しくさばく自信がなく、大阪天満の「たつみ」さんで調理していただきました(笑)。