No.72 キャスティング 草加バイパス店 北川元隆さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 海戦アジ ケイムラフック シーガー 2本鈎2セット
- 船極ヒラメ 喰わせ遊動式トリプル
- 船極ヒラメ 固定式トリプル 2本鈎2セット
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第72回は埼玉県草加市にある「キャスティング 草加バイパス店」副店長・北川元隆さんのオススメ。船釣り全般が大好きな北川さんによれば、8月は神奈川県走水などから出船する遊漁船では東京湾口の大アジがねらいごろ。マアジ30~35cmをレギュラーサイズに40cmオーバーの特大サイズもまじり多い人で100尾以上という「一束釣り」も夢ではない。季節が進み秋も10月になると外房一帯の遊漁船でヒラメねらいが佳境入り。夏場はまだ身が痩せているが、秋の深まりとともにヒラメも肉厚になり1~3kgサイズが多い人で10尾というから楽しみだ。
大アジねらいで頼りになる仕掛
ケイムラフックで差をつけろ!
「東京湾口の大アジ釣りはもともと数が出る釣りなのですが……」と北川さんが続けざまに「それでも、さらに釣果に差が出る仕掛があります」というのが「海戦アジ ケイムラフック シーガー 2本鈎2セット」だ。とくに曇天、雨天など光量が少ない日や潮が濁り気味のときに水中でのアピール力抜群! 紫外線を受け妖しく発色するケイムラ仕様のフックが、アジをバンバン食い付かせてくれる。
「ハリにはエサを付けてねらうのですが、それでもケイムラフックの威力は抜群です」という北川さん。エサは船宿で準備してくれるイカ短(イカの身を短冊状に切ったもの)がメインだが、食いが渋いときのためにアオイソメを持参する人もいるという。
ポイントの水深は50m前後でそれほど深くはないが、とにかく潮が速い東京湾口付近なので仕掛に装着するアンドンビシは130~150号と重量級。このアンドンビシの中には船で用意してくれるイワシミンチを詰め込んでコマセにする。仕掛は大アジに備えハリス3号、ハリ11号が、ここでのレギュラーだ。
目指せ肉厚の大ビラメ!
固定式と遊動式の仕掛を使い分けよう
「生きたカタクチイワシをハリにセットし海底付近から少し上のタナまでをねらう外房のヒラメ釣りは、とにかくエサの生きのよさと仕掛を入れるタナ取りがイノチです」という北川さんのオススメ仕掛が「船極ヒラメ 喰わせ遊動式トリプル」と「船極ヒラメ 固定式トリプル 2本鈎2セット」だ。
まずタナが定まりにくい日や、タナが定まってもドンピシャで仕掛を入れるのに苦労する初心者には「船極ヒラメ 喰わせ遊動式トリプル」がオススメ。というのもイワシをセットするハリ、ハリス部分が幹糸60cm間で上下に動く遊動式なのでエサのイワシが弱りにくく、ねらうタナが多少ズレても遊動部分がカバーしてくれるから。
「船長指示のねらいのタナにドンピシャで仕掛を入れられるベテランさんがよく使うのが……」と北川さんがいうのが遊動部分なしの「船極ヒラメ 固定式トリプル 2本鈎2セット」で、固定式だけにエサイワシをねらったタナに強制的にステイさせておけるのが強み。「ねらって釣った感が大きい」と愛用する人が多いが遊動式にくらべエサの弱りが早いので、魚の活性、アタリの頻度に応じ両方の仕掛を使い分けるのがベターだ。
秋の外房ではハリス6~8号、親バリが丸セイゴ18号前後、孫バリ(トリプルフック)6号がレギュラーの仕掛サイズ。これを目安に肉厚ビラメを夢見て準備しよう!
キャスティング 草加バイパス店
住所:埼玉県草加市清門2-1-35
HP:https://castingnet.jp/