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東かがわ圏内
そばには子どもと楽しめる施設アリ
釣りを終え、朝食をとり、テントを片付けて、本当にのんびりとキャンプ場を楽しんだわが家。久々の夏のキャンプ、海辺のキャンプであったが、予想以上に満喫できて大満足！ お世話になった引田ベースキャンプ場さんに感謝しつつ、欲張りなわが家は2日目の時間も有効にと、お昼前にキャンプ場をあとにした。
自宅の兵庫県神戸市からは1時間半～2時間で来ることができる東かがわ市。意外に近く、帰りの時間も差ほど気にしなくてイイ。なので、せっかくなら存分に楽しもうと近くの施設に立ち寄った。
そんな東かがわ圏内にある、キャンプ場にほど近いオススメスポットを、参考までにご紹介しよう。
しろとり動物園
キャンプ場から西に車を15分ほど走らせると直ぐに到着する「しろとり動物園」。いかにも地元から愛されていそうな動物園で、当日も子ども連れで賑わっていた。園内に入ってすぐに迎えてくれたのはカワウソ。小さな穴から可愛い手を伸ばして握手会（という名のエサやりタイム）を開いてくれた。そしてその隣ではペンギンが泳ぎ、子どもたちは入り口から数10mもしない場所ですでに釘付け（笑）。
この動物園が面白かったのは、かなり「ふれあい系」が多かったこと。モルモットやウサギ、ヒヨコは触れながらエサをあげれるし、ゾウやキリン、カメ、シカ、ミニブタ、ワオキツネザルなどなど…、かなりの動物にエサやりすることができた。HPでも『自由過ぎる』とうたっているほど、確かに自由でのびのびとした形で動物たちと触れ合えるのがイイ。
そのほか知らずに驚いたのがトラやライオンといった猛獣の数!! そう広くない敷地の中で、予想をはるかに上回るトラやライオンがいてビックリ！ おまけにホワイトタイガーまでいる!? なかなかこんなに多くの頭数に一度に出会える機会は、ほかの動物園ではない気がする。猛獣の飼育は設備とエサにかなり費用が掛かりそうだが……恐るべしポテンシャル「しろとり動物園」。
ついでで立ち寄った割に十二分に満足できたわが家は、ほのぼのドッグショーを観覧して動物園をあとにした。
ソルトレイクひけた 安戸池 （マーレリッコ）
次に訪れたのは、動物園から東に10分。ちょうど、キャンプ場と動物園の間にある「体験学習館マーレリッコ」。
数年前にも訪れたことがあるその場所は、「ソルトレイクひけた 安戸池」という、ほぼ池のように見えるが外海とつながった湾にある施設。天然の地形を利用しハマチの養殖を行っている「フィッシュフック」では、エサ釣りやルアー釣りが楽しめる。そして「マーレリッコ」では、タイ釣り体験やハマチのエサやりほか、施設内の展示や子ども向けのゲームなどで楽しめる。
わが家の娘（3歳）が、それなりに生き物に興味を持ち始めたので、ハマチのエサやりを体験させようと訪れた次第だ。
兄妹そろって受け付けでエサをもらい、桟橋を楽しく歩いていく。生け簀に到着すると、生け簀の中にはところ狭しとハマチが泳いでいる。そこへ、スコップですくったエサをバラ撒くと……。「バシャバシャバシャバシャ～！！！」と、凄まじい勢いでエサを奪いにくるハマチたち。普段お出掛け先で体験するコイのエサやりとは比べ物にならない激しさで、子どもも初めはタジタジ（とくに奥様がビビっていた）になっていた。
それでも次第に慣れてくると、エサを右に左に投げ分け、エサを投げたところを中心にハマチトルネードができる光景に、子どもたちは、なんだか自分が「ハマチ使い」になったかのように得意げで楽しそうだった。
お好み焼きペペ
最後にご紹介するのは美味しいお食事処。実は初日にお昼ご飯を食べに伺ったお店で、個人的に大変お世話になった方が営む「お好み焼き屋」さんだ。
そのお店とは、エギング・ジギング・ライトゲーム・タイラバなど、さまざまなルアーフィッシングで活躍するソルトアングラー川畑篤孝さんが営むお店。その名も「ペペ」。ここ数年、コロナ禍のために一緒に釣りに行ったり、お邪魔してお話しする機会もなかったのだが、久しぶりに会うことができた。
元気そうな姿を見れ、お腹いっぱいに昼食をいただいたわが家。
私が広告担当時代に随分とお世話になり、そのアングラーとしての腕前はもちろんだが、意外や意外（スミマセン…）、繊細な料理の腕前も確かなもの。お店ではボリューム満点、美味しいお好み焼きがいただける。しかも、季節によっては自ら釣ってきたアオリイカやケンサキイカなどの食材をメニューに提供し、「釣り人の特権」的な新鮮な味を堪能できる。釣り人にだけでなくオススメなお店なのだ。
釣りや観光でお近くを訪れた際は、ぜひ立ち寄ってほしい。
お好み焼き ペペ
住所：〒769-2601 香川県東かがわ市三本松1266-2
TEL：0879-25-3887
HP：なし
といったワケで、釣りキャンプをメインとしたわが家の初夏のお出掛けをレポートさせていただいた。
近年の日差しの強さでは、「夏にキャンプなんて…」と敬遠される方も多いことだろう。しかし、海辺のキャンプ、はたまた、渓流のキャンプといった水辺であれば、適度に涼みながら楽しめること間違いナシ！ しかも、最近のキャンプ場は設備が整っているので安心だ。
子ども連れであれば熱中症対策や防虫対策に気を遣うところではあるが、「今年の夏は一度きり！」ぜひ、家族で楽しくお出掛けしてみてはいかがだろうか。
