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テントから3秒で浜!?
釣りもやっちゃいます
明けて翌日。寝入る奥様と娘をよそに、早朝から息子とともにテントを抜け出して釣りへ。
昨日はあいにくの強風。おまけに夜中は雨にも降られたが、朝には雨風ともに収まり、なんとか釣りができそうな天気になっていた。
サビキ釣りのときは70cmくらいの穴釣り用ロッドを使用していた息子。以前から「キャストしてみたい!」と言っていたので、今回はちょい投げ釣りに挑戦。時期的にもキスかハゼやメゴチ、場合によってはベラやクサフグでも…と思い、汎用ロッドでちょい投げ釣りの道具を持ち込んでいた。
キャンプメインなので、できるだけコンパクトに道具を厳選。仕掛数枚とオモリ、人工エサと生エサ(アオイソメ)、水汲みバケツ、ペンチ、ハサミなどなど。何とか釣れてくれるといいのだが…。
釣り場はテントから3秒!! 目の前が海なのは釣り人には嬉しい限り。仕掛をセットし息子に竿を持たせ、一通り投げる手順を教えてから、いざキャスト!! 「ポチャン…」目の前10mもないところに仕掛が落下……。何ごともすぐには上手くいかないものである。
根気よく何度もキャストを繰り返し、ようやくほどほどに飛ばせるようになったら、ゆっくりとリールを巻いてくる。海底に沈む砂利の上をゴロゴロと転がしながら仕掛を巻いてくるので息子は気が付かなかったが、数回目の巻き上げの際、何やら魚が掛かっていた。「何かおる!?」見ると、小さいながらも本命のキスがついてきた。
満足そうな息子。そのあとも数投に1回、キスやクサフグが掛かるといった感じだ。しっかりキャストできればキスがいるポイントに仕掛が届くようで、息子も魚の引き応えに嬉しそう。小1時間でそれなりに満喫できたようだった。