No.005教えてかわちゃん!珍しい魚釣っちゃった

世の中にはまだまだ知らない魚がたくさんいる!!
普段釣りを楽しんでいると、「これ何!?」というお魚が釣れてしまうことはしばしば…。もちろん正体が分からない魚は、ひょっとしたら危険かもしれないので素手で触るのは厳禁ですが、それにしてもその正体は気になるところ…。
そんな「珍しい魚」「不思議な魚」「面白い魚」について、スタッフやアングラーから集めた写真をもとに、お魚大好き「かわちゃん」こと川田一輝さんが大調査。お魚についてコメントしてくれますよ! ぜひ、ご覧くださ~い!!

ソコソコ似てるさかなです!?

教えてかわちゃん ソコイトヨリ
ソコイトヨリ
ソコイトヨリ

釣った人:ライターの中島さん

かわちゃんコメント:
イトヨリダイと伺ったのですが、これはよ~く見ると「ソコイトヨリ」ですね!

見分けるポイントはお腹の色。ソコイトヨリは蛍光イエローのマーカーを引いたような色があります。尾ビレの上端もイトヨリダイよりは短く、よく見たら顔つきも違いますね。

市場では「バケ」とも呼ばれるソコイトヨリ。イトヨリダイが水深50~100mの砂地に棲息しているのに比べて、より深い底…水深300mまでに棲息していることから「ソコイトヨリ」と命名されたそうです。
味は変わらず美味しいですよ!

食べたらおサラバ、棺桶行き!
名前も恐怖のさかな

教えてかわちゃん キタマクラ
キタマクラ

釣った人:ライターの中島さん
ちょっと前に一つテンヤを楽しんでいた際に釣れたキタマクラです。

かわちゃんコメント:
カワハギと間違えて食べると中毒であの世行き! 死者を寝かせるときの「北枕」が名前の由来「キタマクラ」です。
筋肉や卵巣は無害といわれていますが、内臓だけでなく皮膚の粘膜にも毒があります。なので、触る際も素手で触らない方がいいです!

ちなみに、キタマクラやフグの毒は「テトロドトキシン」といいますが、実はアカハライモリも微量ですが持っています!

サバじゃないですフグなんです

教えてかわちゃん サバフグ
サバフグ

釣った人:ライターの中島さん

かわちゃんコメント:
こちらは実は毒がない!? 標準和名は「シロサバフグ」「クロサバフグ」、一般的にはどちらもサバフグと呼ばれています。
旬は秋から春、高級魚トラフグの代用としても流通しているほど美味しいフグです。とくにヒレ酒が絶品~!!

そんなサバフグは全身無毒(※)といわれているのですが、見た目がとてもそっくりな「ドクサバフグ」がいます。
頭から「背ビレの付け根」まで小さい棘(とげ)があるのがドクサバフグ、背ビレの付け根が黒っぽかったり、尾ビレの切り込みが深かったりと見分けるポイントは細かくあります。
ただし! 一般の方は危ないので、お店やプロが見分けてさばいてくれる船で安全にフグを楽しみましょう~!

※サバフグの中にも無毒種と有毒種が混在してるので、くれぐれも自分で判断するのはやめましょうね!!

 

今回もまたまた珍しいお魚たちでしたね。
それでは、また次回も珍しいお魚の情報が入手でき次第、みなさんにお届けしますのでお楽しみに~!

 

レポーターREPORTER

川田 一輝
プロフィール:川田 一輝
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態や海の大切さをイラストや歌で伝え、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビの釣り番組や水族館でさかなを解説したり、ラジオDJ・声優としても活躍中。
初の書籍「ツッコミたくなる おさかな図鑑」は重版。SNSのフォロワー数合計50000人以上(2021年現在)
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