グルメにアクティビティに魅力満載の利尻島
スキマ時間で釣りも充実!

短時間ながら満足の釣り!
利尻は良型ぞろい!?

33_グランピング

2日目はコテージを離れグランピングを楽しんだわけですが、スタッフさんに話を聞くと、利尻でアクティビティを気軽に楽しんでもらえるように立ち上げたばかりの会社だとのこと。現在、試行錯誤しながら企画をしているそうです。今回はモニター期間に申し込んだ私たち。今後はさらに喜んでもらえるように内容も改善していきたいとのことでした。気になる方はぜひ問い合わせてみてください。道具も充実しており、何より手ぶらで本格的なキャンプを楽しめるのは魅力です!

34_道具は十分
道具も必要十分に備わっていて、レンタサイクルをつけたりオプションもいろいろあります
35_ホタテBBQ
かな~り快適なキャンプで、道具もキレイで最高でした!

利尻アクティビティ

住所:〒097-0401 北海道利尻郡利尻町沓形字日出町55 ツギノバ
Instagram:@rishiri_activity

 
 

さて、いよいよ本題の釣りへ!
グランピング施設にレンタサイクリングが付いていたので、女性陣は島の探索へ出かけました。その間、私はキャンプ場裏にある磯へ大物しとめに出かけます。(歩いて釣り場に行けるってなかなかない感覚で最高!)

36_磯風景

釣り場はパッと見よさげではあるんですが、手前が利尻昆布でギッシリだったり(笑)、水深も浅かったため、ポイントを移動しながらワームを落としていきました。「スルスル」と少し深くなっているところを見つけては探るといった釣り。ねらいはアブラコ(アイナメ)とでっかいソイです!

37_ポケットをねらう
たまに水深がありルアーが落ちるポケットのようなところはねらい目

釣りを開始して、綺麗だな~なんて利尻の景色に心を奪われていると…「ググググググ!!!」懐かしい感触! 釣れたのはお馴染みのハチガラ(オウゴンムラソイ)!! しかも良型! 「真っ昼間に良型が釣れるなんて嬉しい!」と、みんなに自慢しようとスマホで文字を打っていたら、またもや「ググググググ!」。何かほかのことをしているタイミングにアタリがきてしまう、釣り人あるある(笑)。ハチガラは根に潜る力がひじょうに強いので、ひとまず底から浮かしておいてスマホをしまいました。そして釣り上げたのは、さっきよりも大きく30cmオーバー。ハチガラは成長がほかのソイよりも遅いので、30cmを超えてくると神々しさを感じます。

38_ハチガラ1
39_ハチガラ2

すっかり気分をよくした私は、最後にアブラコ~! と唱えながらポイントを移動。すると最後に「グングングン!!!」今日イチの当たりが! 竿を持ってかれる感じがたまらない! そう、ねらい通りのアブラコでした。

40_アブラコ

短時間で、しかもガイドもいない初めてのポイントでの釣果だったのでとても嬉しく、帰り道はウキウキ。夜ならもっとハチガラが出そうなポテンシャルも感じましたが、鬱蒼(うっそう)と茂った昆布が足下に広がっているので、しっかり下見をしてからじゃないとやりづらいかも? と、またの機会におあずけとしました。

私: 「釣れたよ~! (釣果を見せる)」
みんな: 「ええ~!! すごい! なにそのおっきいの!!!」

リアクションが大きくて、とても嬉しい(笑)。
すると奥様が「いいな~私も釣りしたい」と一言。今までは無理やり釣りに連れて行っていたのでちょっとびっくり! ならばと、その夜のBBQが終わってから、一緒に夜釣りに行くことに……。

41_ガヤ

結果は…小さいソイガヤ。釣果はともあれ、夫婦の釣り時間も楽しめました。今度リベンジだね!

満喫した最終日
名残惜しい利尻との別れ

42_迎えのフェリー
迎えのフェリーが残酷にもやってきます

最終日はお昼の便で帰ろうと話していたのですが、「温泉に入りたい」「味楽食べたい」「塩昆布ソフト食べたい」などの誘惑に負けて、夕方の便で帰ることにしました。結果、前述の通り、十二分に利尻を満喫できたので大正解!

フェリーの時間を迎え、送ってくれた友人とハグをしてフェリーへ乗り込みます。もう、泣きそう。
港のすぐ横に「ペシ岬」という高台があるのですが、昨年も見送るために友人はそこから手を振ってくれました。そして今回も、利尻の友人と翌日帰る友人と2人で「ペシ岬」に登って、その姿が米粒より小さくなって見えなくなるまで手を振り続けてくれました。私たちの前にいたオジさんたちも「ペシ岬」の2人を見つけて、(なぜか)私たちと一緒に手を振り返してくれていました(笑)。利尻いいところ。泣きそうになる私の横で、奥様は涙ポロリ…。

43_ペシ岬
丸印がペシ岬の山頂

普段、船で移動することはないので、なんとも言えない気持ちになるんでしょうか。車や電車と違いゆっくりと離れていくせいか、名残惜しさが心をつかんで離しません。

昨年、「利尻なんもないし、シャケが釣れないだけじゃなく、ルアーが利尻昆布に引っ掛かっちゃうから、もう利尻なんて来るもんか」なんて言ってたけど、正直に言わせてもらいます。

「利尻大好きや~!!! 最高だ!!!! また来るね!!!!」
「みんなありがとう~!!! 大好き(泣)!!!!!」
44_遠くのフェリー

 

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レポーターREPORTER

花田 佳祐
プロフィール:花田 佳祐
1990年北海道札幌生まれ札幌育ち、札幌在住
母が「釣りしたい!」と言ったキッカケで家族一緒に釣りを始める。その後母はすぐに飽きたが、父と2人でドップリと釣りにはまってしまう…。ここ最近までルアーで根魚を主にねらっていたが、2~3年前から釣友の影響で初夏のヒラメ、カラフトマスに秋のサケなど、北海道をもっと楽しもうとさまざまな釣りに挑戦中!