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みなさん、こんにちは!!!
北海道は急に冬がやってまいりました。そう、気温だけではなく心も寒くなる季節…。が、しかーし! われら釣り人にとっては冬こそ熱い季節なのです!!
魚の脂はのり始めるし、冬の風物詩でもあるワカサギ釣りもできる!! なんと素敵な季節! と、冒頭からポジティブなことを言ってしまいましたが、実は私は寒いのが特に苦手で、どんなに魚が爆釣していても本当は気が乗らない(笑)。
そんな私の気持ちとは関係なく、冬到来の小樽にニシンがやってきているという噂を小耳に挟みましたので、初ニシン釣りにチャレンジしてみました。その模様をお伝えしたいと思います!
今年も熱い季節がやってきた!
今年の北海道の小樽では11月中旬くらいから鰊(ニシン)が釣れ始めたと、さまざまなブログやSNS上で流れ始めました。
あまりサビキ釣りや投げ釣りをしたことがなく、根魚しかやってこなかったのでそういう情報にうとく、やり方すら知らなかった私…。しかし幸運にも釣り仲間に恵まれて、いろいろな釣りにチャレンジすることができているので、楽しく幸せでございます。
同じ職場の釣り仲間が、仕事終わりにニシン釣りに小樽に行くとのこと! (寒いから本気で行きたくなかったのは、本当は内緒です(笑))
誘われるがまま、小樽(小樽の他に石狩でも有名ですね)までニシン釣りに行ってきました。
もう結果から話しますが、私はニシン1匹とチカ3匹(笑)。友人はチカ数匹とニシン4匹ほどと期待外れでした。しかも猛吹雪のおまけ付きで…。
もう行くもんかと、ふて腐れた自分を慰めながら帰路に着いたのでした。
ニシン釣りのタックル紹介
ニシン釣りの仕掛
ニシン釣りはサビキ仕掛を使います。
ハリは5~9号くらいで、ハリスや幹糸は太めがよいかなと個人的には思います。理由としてはたまにダブルやトリプルで掛かったり、30cmを超えるサイズを抜きあげなければならないことがあるためです。あとは太い方がトラブルも少ないというメリットがあります。
ちなみに今回は、写真のママカリサビキ仕掛を使いました。ハリは6号の仕掛サイズを使用したのですが、4時間半これ一つでやり通せましたよ。初めてされる方は参考にしてみてください。
私はこれにオモリ&集魚効果の意味合いも兼ねて、ダイソージグを取り付けてやっていました。ちなみに、一緒に釣りをした北條さん(後半に登場しますよ)はコマセカゴをオモリ代わりに使っていました!
ニシン釣りのロッド・リール
ロッドとリールは、サビキ釣りに使うもので大丈夫です。人によってやりやすさや好みもあるので一概に言えませんが、私は2号3.5mの磯竿にPE2号のリールで釣りをしました!
(実際は、PE2号まで太くなくてよいと思うんですが、巻き替えるのが面倒で(笑)。竿にラインが巻きついたときに、太いラインの方が解きやすいっていうメリットもありますよ!)
ニシンの釣り方・アワセ方は?
ニシンの釣り方は撒き餌をまきます。そして、夜なら投光器(集魚灯)があった方が絶対によいです。群れは基本的に水面から3mくらいのところまでに泳いでいることが多いので、その辺りの水深で仕掛を上下に動かしてあげるだけです。周りの釣れてる人の動きを見ながら真似てみるのもいいですね!
アタリは引っ張るあたりと、「食い上げ」といってハリをくわえて上に泳ぐために急にふわっと軽くなるアタリとがあります。そういった違和感を感じたら、アワセるタイミングです!
アワセ方は、クッと少し竿を上にあげるだけでOK! ニシンは口が柔らかいので、強くアワセるとハリが外れてしまいますのでソフトタッチで(笑)。
こんな日に行くの?ニシン釣行再チャレンジ!
「もう釣りに行くもんか」とふて腐れてから数日して、今度は師匠である北條さんからニシン釣りに行くとのお誘いがありました。ちょうどタイミングも合ったので、(なぜか?)素直に行くことに(笑)。
ついに訪れたフィーバー!!!
場所は同じく小樽の厩(うまや)岸壁!!
実はこの日はひどい大雨……。この日も心がもう折れておりました(笑)。師匠に本当に行くのかLINEしてしまったほど。
北條さん: 「俺は行きますよ!! 雨はやわらぐ予定ですが、それでも短時間勝負ですね」
こんな日でも行くのか~と思ったことも本当に内緒で(笑)。
小樽港 厩町岸壁
住所:〒047-0041 北海道小樽市手宮1丁目6-2
HP:なし
当日、私は仕事が休みだったので17時過ぎに着くように出発。到着してみると、雨にも関わらずまあまあな人。釣り人って本当バカですよね~って私もか(笑)。
先日釣った1匹のニシンの刺身が大変美味しかったと父から言われ、「また食べたい!!」とリクエスト受けていたので、頑張って釣り場に向かった次第でございます。
(心の声)「5匹釣れれば帰っていいや~!!」そう思って始めたのですが、予想に反して群れがかなり来ていたため、小一時間で難なく5匹をクリア(笑)。
その後、北條さんも到着して投光器もプラスされ、釣果がぐんぐん伸びていく(笑)。こうなると、5匹で帰るわけもなく、釣る、釣る、釣る…。そして、北條さんはあっという間に60匹釣りあげていました(汗)。
途中、私が連続ヒットさせていると…。
北條さん: 「外れろ! 外れろ!」
私: 「え!? 師匠! 僕ら仲間じゃないんですか?」
二人: 「爆笑」
今度は逆パターン。
私: 「ニシン! 海に逃げろ!!」
北條さん: 「そんなことしたら絶交ですよ!!」
二人: 「爆笑」
そんなこんなで全体的に20cm前半のサイズでしたが、なかには30cm台のグッドサイズも! いや~それにしても楽しい!! ニシンに感謝。自然に感謝です。
釣った後は後処理も大事
ゴミ拾いもね!
私は釣りも好きですが、美味しく食べたいとも思っている釣り人なので、全て脳締め+血抜きを施します。(脳締めしてから血抜きします! 魚の処理については改めて記事にしていこうと思います)
そんなこんなで、17時半から22時まで4時間半。急に風も強くなってきたので、ここいらで納竿としました。
ちなみに、突如強風が吹いてくるとともに、右から左に流れてくるビニール袋…。私もたまに飛ばすことはありますが、できれば1つ2つゴミ拾いして帰っていただくとありがたいです!
よろしくお願いしますm(_ _)m
ニシン釣りだけでなく、寒くなると意外に釣りが熱くなる北海道。これからはワカサギがシーズンになりますので、冬の北海道の楽しみ方をまたレポートします!
レポーターREPORTER
1990年北海道札幌生まれ札幌育ち、札幌在住
母が「釣りしたい!」と言ったキッカケで家族一緒に釣りを始める。その後母はすぐに飽きたが、父と2人でドップリと釣りにはまってしまう…。ここ最近までルアーで根魚を主にねらっていたが、2~3年前から釣友の影響で初夏のヒラメ、カラフトマスに秋のサケなど、北海道をもっと楽しもうとさまざまな釣りに挑戦中!