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美味しいマダコ狙いは全国的にも人気の高い釣りの一つ! 従来のタコテンヤに加えて、近年ではタコエギを使うことでより手軽に狙えるようになり、さらに人気も上昇していますよね。
今年は特に各地で好釣果が出ていてSNSなどでもよく目にします! 盛り上がっていますね~♫
地元三重県とブランドタコが狙える明石へ!
私が住む三重県内ではマダコ狙いの遊漁船がまだまだ少ないようで、私自身も今まではほとんどマダコを狙いに行く機会がありませんでした。そんななか、今年は鈴鹿市白子港で操業されているクラブカイトさんの乗り合い船がタコ釣りで出船していて、今シーズン3度も乗せていただく機会に恵まれ、楽しませていただきましたよ~!
さらに、マダコといえば全国的にも兵庫県明石のタコがブランドタコとして知られていますよね! 絶品のタコが狙えることもあって釣り人にもかなり人気です。私も明石まで足を伸ばし、明石市東二見港から出船されている近藤丸さんにお邪魔してきましたよ!
そこで今回は、今シーズン出掛けたマダコ狙いの模様や私なりのタコエギ・タコテンヤ選択をお伝えしたいと思いますので、ぜひご覧ください☆
近場でライトに狙える、三重県での釣行♪
まず三重県(伊勢湾沖)でのマダコ狙いのポイントとなる水深は浅くて5m、深くても10m以内。またそこまで潮も速くないのでオモリも25号までで対応できました。
ラインもPE0.8号、リーダーがフロロ4号とよりライトなタックルで挑めることや、底は砂地で海藻や岩があまり点在していないので、ほとんど根掛かりの心配もないのがありがたいエリアです。釣れたマダコはカニや貝殻、手のひらに乗る程度の石を抱えて上がってくることもしばしば。特にカニを抱いていることが多く、エサが豊富だからこそなのだと思います。
6月末に訪れたシーズン初のマダコ釣りでは次々とアタリがあり、たくさん釣れて早上がりするほどでした。マダコを1度にここまでたくさん釣ったことはなかったので、「こんなに居るの~!?」とビックリ。
最初の釣行では小さいタコも多く頻繁にリリースしていましたが、釣行を重ねるごとにタコのアベレージサイズはみるみるアップ。2度目の釣行は初回から10日後、3度目はその約2週間後と日を重ね、3度目にはキロアップも混ざるまでに! 訪れたのは6月末から7月下旬の約3週間でしたので、その間のタコの成長の早さに驚かされました!
写真は3度目の釣行での釣果。型ぞろいでしょ! 元気もよくてクーラーボックスから飛び出しそうな勢いです(笑)。
私的タコ釣りの魅力!
それにしても、タコって独特なアタリですよね!
ズルズルと底を感じながら引けていたタコエギやタコテンヤが、ヌーンと押さえ込まれたような違和感でアタリ、根掛かりとはまた違う感覚! そんなタコの独特なアタリにハマっている今日このごろです。
この違和感が出ると内心「キタキタキター!」って思いながらついニヤニヤしてしまいません(笑)?
とはいえタコのアタリもさまざまで、一気にエギに覆い被さるようなガツンとしたアタリの場合は即アワセでも乗りますが、足を伸ばして触りにくるようなアタリ(いわゆるヌーンの違和感)で即アワセるとスッポ抜けることが多いんです…。なので、まず違和感を感じたら「タコかな? タコかな~?」と思いながらさらに誘って(エギを浮かさないように竿先を小刻みに動かして底をコツコツ叩くイメージ)、その後グイーンとしっかりアワセます。それでズシッ! と重みが乗ったら「ヨッシャー!」です。これが病み付きになっちゃうんですよね♫
乗ったかな? と感じてからさらに誘ってアワセるといいので、慌てず余裕を持ってやり取りできるのも嬉しいです。
そうそう! タコエギやタコテンヤのハリにはカエシが付いていないので、かけてから取り込むまでテンションを緩めてしまうのは厳禁ですよ! もちろんポンピングもダメです。
あと少しのところで抜き上げようとしたときに、大きいタコだと重くてどうしても一瞬テンションが緩んでしまいバラしてしまうことが多々ありました。船べりでさようなら~は本当に悲しいですよね(涙)。
大きそうなときは、タコエギやタコテンヤの少し上のライン(リーダー部分)を持って抜き上げるか、タモですくうことをおススメします。