「旨いもん見つけた!」第24回は大阪~兵庫の湾岸エリアの営業担当、水津幸司さん。11月の大阪湾といえば陸っぱりも沖釣りもタチウオ真っ盛り! 今回はタチウオ釣りの行き帰りに立ち寄れる地鶏とラーメンのお店。
一本入魂!本場・宮崎で極めたこだわりの焼きと味!
「地鶏もも焼専門 角鶏」地鶏もも焼き
「自宅から近いこともあって、個人的には仕事を終えてから、ちょっと一杯というお店なんですが、タチウオ釣りのメッカである武庫川一文字へ渡す武庫川渡船さんからも、そう遠くない距離にありますので半夜釣りの帰りにでも……」と水津さんがいうのは阪神電鉄本線の今津駅からすぐの「地鶏もも焼専門 角鶏(かっけい)」さん。
店名からも分かるように地鶏専門のお店なのだが、大将のこだわりがすごい。若かりしころ宮崎の地鶏もも焼きに出会った大将が、その味、旨みに感動。現地で弟子入り修行し「一本入魂! もも焼き道」を極めたという。
「まず鳥刺しでスタートしまして、続いてタタキ、そして真打ちの地鶏もも焼き(バラシ)を注文します。ドリンクは生ビールで始まって最後は焼酎の水割りですね」というのが水津さんがお店を訪れたときの、お決まりのコースだそう。
人気ナンバーワンの看板メニューは店名にもなっている「地鶏もも焼き」で、これには骨付きと骨を外したバラシがあり、食べやすさも手伝ってか水津さんだけでなくバラシをたのむ人が多いという。釣り人にとっては、あまり縁起のよいネーミングではないのだが「釣り場ではバラさず、バラシは角鶏に入ってから……」と決め打ちするのも悪くない。
「とにかく歯ごたえがあってジューシー、塩を振って焼いただけなのに旨みのかたまりのような地鶏です」と水津さん。マイカー釣行にもかかわらず、どうしてもお酒がほしくなる人は、テイクアウトもできるので自宅に持ち帰って楽しむのがおすすめ。23時30分まで営業しているので武庫川渡船の半夜釣りを最終まで粘っても間に合うのがうれしい。
地鶏もも焼専門 角鶏
住所:兵庫県西宮市津門呉羽町2-22
HP:http://www.kakkei.com/
こだわりのクリーミー特製スープが縮れ太麺によく絡む!
「麺屋 北野」鶏豚骨魚介醤油らーめん
「フィッシングマックス岸和田店さんから近いこともあり、泉州方面に営業に出たときのランチで、よく利用しています」と水津さんがいうのが「麺屋 北野」というラーメン店。おすすめメニューは、もっともシンプルな「鶏豚骨魚介醤油らーめん」だ。
最大の特徴はネーミングにもあるとおり、そのスープ。「鶏豚骨に魚介醤油を合わせてありまして、味は濃厚ですが、まったくしつこくありません。何よりクリーミーです」と水津さん。実は丼に入れたスープを大将自らが泡立て器を使って……。その後に麺、具材をトッピングするという。そのスープによく絡むのが自家製の縮れの太麺だ。トッピングは、これまた自家製の甘辛チャーシューにカイワレなどの野菜もたっぷり。
ランチ利用の水津さんなので注文するのは「鶏豚骨魚介醤油らーめん、鶏唐揚げ3個、ご飯のランチセットです。これでお腹いっぱい!」とのこと。たとえば岸和田一文字や周辺でタチウオをねらっての半夜釣り前に腹ごしらえするのもいいだろう。夕方以降の営業は18時から22時だそうだが、スープがなくなり次第、閉店するそうなのでご注意を。
麺屋 北野
住所:大阪府岸和田市野田町3-4-9
HP:http://www.menya-kitano.com/index.html