NEW PRODUCT TALK 一刀両断太刀魚 船太刀魚
ベーシックシングル夜光

一刀両断太刀魚 船太刀魚テンヤ ベーシックシングル夜光

“水平姿勢をキープする” これこそが『一刀両断太刀魚 船太刀魚テンヤ ベーシックシングル夜光』が最もコダわった部分であり、従来の太刀魚テンヤとは大きく異なる部分である。
一般的なテンヤは、素の状態では水平姿勢になるものの、実際に釣りをする状態・・・つまりエサを乗せた状態では尻下がりに傾くものがほとんどだ。
しかし『一刀両断太刀魚 船太刀魚テンヤ ベーシックシングル夜光』は、ヘッドから重心バランスを見直しての新設計で、テンヤが水中で水平姿勢をキープするように造りこまれている。
この水平姿勢によって、太刀魚のエサへの食いつきが大幅にアップ。バイト時間もより持続するようになり、さらに鈎掛かりも良くなっているのだ。

一刀両断太刀魚 船太刀魚ベーシックシングル夜光

新設計されたヘッドは、魚の頭部を模したリアルフォルムを採用。大き目の赤目がインパクト大である。
それに加えて表面は発光の強い夜光塗料で塗装されており、水中でかなりのアピール力を発揮してくれる。その夜光塗料は、太刀魚の鋭い歯に対抗すべく厚塗りされているので、耐久面も安心だ。
またヘッド下部にはアイが設けられているのでアシストフックの追加もできる。

鈎は掛かり重視の特大サイズ。その上には3本のスパイクが立っており、エサをしっかりとキープ。さらに付属のワイヤー(予備も含めて2本付属)を巻きつけることで確実に固定できる。

リーダーとしてナイロンリーダー16号/55㎝も付属。ちなみにナイロンリーダーは、存在がはっきり分かるワイヤーと比べて太刀魚に違和感を与えにくい、オマツリ時にカットして簡単に修復できる、などの理由で最近の太刀魚テンヤシーンで主流となっている。

一刀両断太刀魚 船太刀魚ベーシックシングル夜光
●スペック
鈎:特大
オモリ:30・40・50号
入り数:1本入
価格:オープン価格

開発担当への3クエスチョン!

Q.なぜ水平姿勢だと鈎掛かりが良くなるのでしょうか?

一刀両断太刀魚 船太刀魚ベーシックシングル夜光

A.「太刀魚は頭を上に向けて立ち泳ぎしながら、獲物を下から食い上げてくるんですが、その時エサが水平姿勢だと単純に食いつきやすいんだと思います。
右のイラストを見ていただければ分かると思いますが、テンヤが尻下がりの状態だと、特に下から食い上げてくる場合は、鈎が掛かる位置(鈎先とヘッドの間)に太刀魚が入って来にくいですよね?
だからアタリはあっても掛からないという状態が増えるんじゃないでしょうか。
水平姿勢だとそれらが解消されて、鈎掛かりが良くなる、と」。

Q.従来とは違うテンヤ・・・どのように使えばいいのでしょうか?

A.「釣り方は従来通りのままで大丈夫です。
今までと同じ釣り方をしているのに食いつきや鈎掛かりが良くなった!それがこのモデルなんです。
基本的にはタナまで落としたらタダ巻きで誘えばOK。あとは巻きスピードを変えるなど、良い反応が出るパターンを探っていけばいいでしょう。
低活性時など、巻かずにステイさせて誘うこともありますが、そういう見せる釣りの時には、水平姿勢のメリットに加えて、強力なヘッド部分の夜光塗装のおかげで、動きのない状態でも十分にアピールしてくれますよ」。

Q.太刀魚ワインド釣法のエサ版といった使い方もできますか?

A.「ワインド釣法というのは、ワームをセットしたジグヘッドリグを左右に大きくダートさせて誘う釣り方です ね。仕掛けのカタチ自体は似ていますが、アクションが違い過ぎるので使い物にならないと思います。
というのも、このテンヤはダートをしません・・・いや、わざわざダートしないように設計しているんです。狭い間隔で並んで下に落として釣るわけですから、テンヤが勝手にダートするようだと、オマツリが頻発してしまいますよね?逆にダートしないからこそ、オマツリの心配なく、思いっきり上下動させることもできます」。