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テナガエビの唐揚げ

魚種:
テナガエビ
ジャンル:
和食
料理:
揚げ物
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  • 作り方
  • 料理紹介

都内および近郊の親水公園や川(水路)といった身近な場所で、コンパクトな道具を使って楽しめる釣りを紹介する当企画。第1回目の今回はテナガエビをねらってみました。

私のなかでは、テナガエビと聞くとイタリア料理のメニューでたまに見る食材というイメージが強く、ちょっと小洒落たレストランに行かないとお目にかかれないようなものと思っていました。なので、まさか都内で釣れると聞いて軽く衝撃! しかも、丸ごと唐揚げにすると美味しいというではないですか! 「釣ってさばいて料理して、生ごみを捨てるまでが釣り」をモットーとしている私からすると、丸ごと揚げるだけで美味しい料理が成立し、おそらく生ごみもほとんどでないであろうテナガエビ釣りは、ぜひとも経験しておきたい釣りモノです。

今回は釣ってきたテナガエビを唐揚げにしていただいてみたので、作り方をみなさんにご紹介します! 

泥抜きをして美味しく唐揚げに

こうやってブクブクを入れた状態で置いておくとなんだか愛着が沸いてきてしまいますが、美味しい唐揚げになっていただくべく、泥抜き開始です。まずは帰宅してすぐに水道水で水替えをしました。そして翌日の朝、もう1度水替えをするときに容器の底を確認すると、少し泥がたまっているのが分かりました。泥抜きができている証拠ですね。

さて、泥抜きが完了したところで調理に入ります。
まず、お酒で締めるところからですが、すでに十分に泥抜きができているので、臭みを消すというよりは暴れられるのを防ぐためにお酒を使いました。そして、締めたあとは胃袋(砂袋)を除去しておきましょう。テナガエビの口につまようじの先を入れ、引っかくようにすると黒い袋が取り出せます。見た目は背ワタのような感じでしょうか。ツノは食べたとき口の中に刺さると痛いのでキッチンバサミで先端を切り落しておきました。
軽く水で洗い、十分に水気をふき取ってから軽く小麦粉をまぶします。そして180度の油で1分程度揚げればOK! 最後に塩をパラリと振って出来上がりです。

これはビールが進む!

見た目も美しく、テナガエビの鮮やかな色に食欲が刺激されます。早速食べてみると身はもちろん美味しかったのですが、「殻ってこんなに美味しいのね!」と新たな発見でもありました。味付けは塩だけだというのに、これはビールが進みます! 3匹しか釣れなかったことがひじょうに悔やまれますが、新鮮なテナガエビを揚げたてで食べられるというこの贅沢は、間違いなく釣り人の特権ですね。

この時期、川によってはすぐにツ抜けできるところもあったようで、もしかしたら同じ都内でも川によってシーズンが少しずれているのかもしれませんね。オカッパリは船宿のように毎日釣果情報が公開されているわけではありませんので、普段からSNSなどでマメに情報をキャッチすることが重要だと改めて感じる釣行となりました。

コンパクトな道具で楽しむ小さな釣り。釣って楽しく食べて美味しいテナガエビ、おススメです!

記事元:初めてのテナガエビ釣りに挑戦!都内の川で手軽に釣って、美味しく唐揚げに

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