ダイソールアーレビュー第2弾!
実戦向き?「ヘビーシンキングペンシル」を試投してみた

前回のビッグベイトに続き、調子に乗ってレビューしてみる「ダイソー」ルアーの第2弾! 今回はビッグベイトと同時期か、もしくは1ヵ月ほどあとに発売された「ヘビーシンキングペンシル」の開封&試投レビューとなる。
当然ながら読む前から読者のみなさんもお分かりだと思うが、万が一にも釣れた魚なんて出てこないのでご了承を(そもそも期待していないと思うが)。プラスαで、新しく買ったマルチピースロッドの素人インプレもやっちゃいます!

参考:いろんな意味で釣り業界を揺るがしている!?「ダイソー・ビッグベイト」を開封レビューしてみた

安くて重くても見た目はフツー?
ダイソー「ヘビーシンペン」の現物をチェック

あくまでも個人の感想でしかないが、前回紹介したダイソーのビッグベイトはイイ意味でも悪い意味でも、ルアー釣り業界で大きな話題になったことは否めないだろう。そのビッグベイトほどではないものの、より実戦的な商品としてそこそこ話題になっているのが、今回紹介するヘビーシンキングペンシルではないだろうか。

02_ ダイソー・ヘビーシンキングペンシル
パッケージに入った状態。私が入手できたのはブルピン(上)とクリアピンク(下)の2色だけだったが、カラーラインナップはライムチャートも加えた、全3色となっている

こう言っちゃあ何だが…よくあるシンペンの形をしている、見た目だけでは特筆するような部分がない、本当に“フツーの”シンキングペンシルである。ただ、商品名にもあるように「ヘビー」ということもあり、実際に手にしてみるとサイズから想像する以上の重さが感じられるのは確かだ。その証拠に、ボディ下半分には、4つに分けられた(恐らく)鉛製のウェイトがギュッと詰まっている。鉛が増えた分コストも増えた(?)のか、価格は税込で220円だ。

03_ シンペン現物
ラインアイおよびフックアイは8管(エイトカン)によるもので、これは前回紹介したビッグベイト同様。こちらはワンピースボディなだけに貫通ワイヤー構造も期待してみたが…さすがに税込220円では難しいか

そこそこの話題になっても、ズッシリと重くなっても、シンペンは見た目がシンプルなだけに、正直なところ開封しただけで素人が言及する部分はあまりに少ない。そんなワケで今回は…、重い腰を上げてキャスティングだ! 実際にフィールドで投げてみれば、素人ながら何か感じられるものがあるかもしれないので、沖縄本島で毎年11月~年末くらいまでオニヒラアジが釣れることで有名なポイントへ行ってみた(万が一…事故的に釣れちゃうことがあるかもという、淡い期待を込めて…)。

同タイミングで入手した、新マルチピースロッドも一緒に試投インプレ!

なお、オマケというワケではないが、今回はキャストするロッドもタイミングよく新しいものを購入したのでご紹介。ピュア・フィッシング・ジャパンが展開するブランド「サベージギア」から発売されているマルチピースロッドのウルだ。
WEBサイトで見る限りではボートシーバスからGT、海外の怪魚まで幅広く対応するシリーズのようで、その中でも15~100g相当のルアーに対応するULC-664MHをチョイスしてみた。

06_ サベージギア・ウル
全長は6ft6inの4ピース構造。セミハードケースとロッドベルトが標準装備なので、遠征での携行にも安心して持って行ける

早速タックルをスクーターのリアボックスに積んで出発…と思ったが、アレ? ロッドの仕舞寸法が長過ぎる! 公式WEBサイトのスペックでは仕舞寸法が「50.0cm」となっていたのだが…。実際は57cmほどあるので、これから購入を考えている方々はご注意あれ。

11_ バイクに積載
グリップの長さは50cmジャストで、写真でも見てわかる通りリアボックスの範疇に収まっている。しかし残念ながらブランクスがオーバー…。致し方なく、カメラ用三脚バッグで運搬した

軽く投げて50m!…よりも
特筆すべきはリトリーブ中の適度な「抵抗感」

というわけで、あっという間にオニヒラアジフィールドへと到着。夕方16時過ぎの満潮タイムに合わせてきたのは、オニヒラアジが入ってくるタイミングを見計らって…ではなく、“ヘビー”シンキングペンシルの事情から。そう、ヘビーシンキングペンシルはとにかく沈むのが早い! 満潮のタイミングならば着水から着底までの時間稼ぎが多少なりともできるので、根掛かり防止の意味を込めての時間設定なのだ。

12_ 河口
ポイントは河口部で、左奥の海からオニヒラアジが群れで入ってくる。左端に1人いるのはオニヒラアジねらいのルアーマンで、逆サイドにもルアーマンが2人、エサ釣りマンが1人いた(誰も釣れてなくて…なぜかホッとした)

で、さっそく試投してみたのだが…何せロッドが100gのルアーまで投げられるパワーがあるだけに、約33gのルアーでは振りかぶったときの重さはほとんど感じない。それだけにロッドの反発力を活かして投げるという感じではなく、垂らしを長めにとって遠心力で投げるといった感じになってしまった。それでもマグネットブレーキを「8→7→6→5」と徐々に緩めていくと、力むことなく軽く投げるだけでおおよそ50mは飛んでくれた。

13_ キャスト
さすがに30gオーバーの自重があるだけに、軽く投げてもそれなりに飛距離が出る。これが9~10ftのシーバス用やショアキャスティング用のロッドだったら、もっと飛距離は出せるはずだ

ただ、このヘビーシンペンに対して個人的に感じたのは、飛距離よりも水中から伝わってくる「抵抗感」シンペンにしては大きいこと。もちろん30g超の重さがあるので抵抗感があるのは当然だが、それにしてもノー感じではなく、明らかに「引っ張っている、操作している」という感覚があるのは、使い手にとっては嬉しい部分ではないだろうか。
一方でアクションに関しては…、テールを左右に細かく振る、よくあるシンペンの動き。特筆すべき点はないが、これで十分なような気がした。

14_ リトリーブ
シンペンは基本的にノー感じなルアーなだけに、最近はリップ付きシンペンなど、抵抗感を少しでも持たせようとするモデルのラインナップもある。しかし、このヘビーシンペンはリップも何も付いていない仕様でも、それなりの抵抗感があるので操作しやすい

淡い期待をよそに、オニヒラアジが食ってくることはなかったので「このルアー、釣れる!」とは言えないが(釣果レポートは動画サイトで探してください…)、よく飛ぶし水中での抵抗感も大きいので、使いやすいルアーであることは確かなようだ。

一方のロッド「ウル」ULC-664MHは、30gを超えるヘビーシンペンでも何の問題もなく扱えた。前回紹介した約40gのビッグベイトであれば、ルアーの重みをしっかり乗せ、ロッドの反発力を活かした気持ちのよいキャストが可能なように感じる。スペック上は100gまで対応とあるが、気を遣わずに扱えるのはせいぜい70g前後といったところではないだろうか(なお個人的に、ルアーに対してややオーバーパワー気味のロッドを好むこともあると思われる)。

(釣ってはいないが…)結論!
市場に出回っているシンペンと大差なし!!

15_ 試投
ダイソールアーはもちろん、「ウル」もバラマンディに対応できそうなマルチピースロッドの中では、比較的リーズナブルな部類に入るだけに、庶民アングラーの私にとっては嬉しい限りなのだ

以上、ダイソーのルアー「ヘビーシンキングペンシル」と、サベージギアのマルチピースロッド「ウル」の試投レビューをお届けした。あくまでも投げて巻いただけの感想だが、市場に投入されている数多くのヘビーシンキングペンシルと大差ない性能を持っていると感じる。これで税込220円は……やはりいろんな意味で“問題作”だ。

来年はこの組み合わせで、タイのバラマンディ釣り堀にアタックする予定なのだが、あくまでも“予定は未定”…。日本円安タイバーツ高が、ある程度緩和されて行くことができれば、実釣レポートをお届けしたいと思う(いつになるか、知らんけど)。


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くどぅちゃん
プロフィール:くどぅちゃん
バイク雑誌→釣り雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライター&編集者に。個人的な趣味としてもバイク&釣りを楽しんでいるが、完全にヘタの横好きで費用対効果がひじょうに悪いのが悩みドコロ…。