12代目アングラーズアイドル ちあきの「釣ります!」宣言 No.15 アカイカの引きはどんなだろう??
大漁目指して夏の日本海へ!

みなさんこんにちは! 12代目アングラーズアイドルの池山智瑛です。
私のなかでイカといえば「日本海」というイメージがありました。なぜなら、3年ほど前に日本海に行った際に、「イカが100杯ほど釣れる!」という情報を聞いたことがあったので、いつか行ってみたいなーと思っていました。
というとこで今回は、太平洋側に住む私ですが、ちょっぴり遠征して日本海の海を楽しんできましたので、その模様をお届けします。

初のアカイカ釣り!準備からワクワク!

今回のターゲットは「アカイカ」。一般的には「ケンサキイカ」が標準和名ですが、私が訪れた石川県ではアカイカと呼ぶそうです。そんなアカイカをねらう釣りは今回初めてだったので、まずはエギやスッテなどを調達しに釣具屋さんへ向かいました。何号のものがいいか、どんな色のものがいいかなど教えてもらいながら、その情報を参考に準備しました。

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釣り準備

今まで書いてきた記事でもいろんなイカ釣りを紹介していますが、釣り方も釣具も違うので準備段階からワクワクしますよね!

そんなこんなで16時ごろ金沢に到着!! 出港準備をして17時に出港。1時間ほど走って、水深50mほどのポイントに到着しました。

18時ごろから釣りスタート!! まだ日が出ていて明るい状態です。
今回のアカイカ釣りの釣り方は、夜に集魚灯を点けてイカを寄せて釣る方法。なので最初はまだ魚探を見ても何も映ってない状況でした。魚探も見つつ、何色のスッテで始めて行こうかなど考えながら、時を待ちました。

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日が落ちていく

19時ごろにようやく日が落ちていき、集魚灯が点灯! 本格的にスタートです! そして19時30分ごろから、徐々に小魚たちが水面でピチャピチャと跳ね、寄ってきた姿が見え始めました。

今回はそんな小魚たちを食べにくるアカイカをねらいます。仕掛に浮きスッテ鉛スッテを付けて、まずどんなカラーでねらっていくか決めます。釣り方は仕掛を底まで落として、少し巻き上げてからシャクリを入れ、誘いながら釣るといった具合です。

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最初のスッテはこれに決めた!

最初に釣れたのは常連さん! スッテの色は赤黄。そして次に釣れた方の色はでした。また、釣れたタナはそれぞれ違うタナとのことでした。釣りにおいては、とにかく釣れた方の情報を聞くのが一番! でもスッテの色もタナも違う…。そこで「何が同じなのか?」を考えてみると、共通点を発見! 大きくシャクっていることに気が付きました。
さっそく私も大きくシャクってみると…なんとすぐさま反応が。竿先がグンと下に引っ張られるように曲がり、竿を立ててアワセると、ズンと重みを感じヒット!! かなりの引きのよさを感じながら、テンションを緩めずに巻いていきました。そして上がってきたこの日の1杯目は、スルメイカでした!

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スルメイカGET!

スルメイカは引きが強いのが特徴だそうです。しかし、ねらいはアカイカ! さあアカイカはどんな引きなんだろう?
そんな期待を抱きつつ、仕掛を落として大きくシャクるを繰り返していると、またまたアタリが!! 今度はさっきよりも引きの強さは感じないぞ!? アカイカなのか?? 上がってきたのは……ねらいのアカイカでした!!

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アカイカ(ケンサキイカ)GET!

誘い方に気付けたことで、船内で3番目に釣り上げることができました! お陰で、「これは大漁確実だ!」なんて気持ちになったのは内緒です(笑)。

考えながら釣る楽しさ

幸先よく釣れたので、「このパターンでいいんだ!」と確信を得ながら釣りを続けていました。すると、その30分後くらいから船内が活気づいてきました。ポツポツ釣れている感じだったものが、みなさん入れ食いのようで、あっという間に10杯ほど釣っていってましたよ。

しかし、幸先よく釣れて浮かれていた私はというと、その波に乗れずアタリもないまま…。スッテの色、誘い方のパターンを変えなければいけないな……と。

まずスッテの色を赤黄、赤緑に変えて、誘い方は大きいシャクリから「細かくシャクってピタッと止める」に変えてみました。すると、やっとアタリを感じられるようになり、長い時間かかりましたが、ついに3杯目を釣ることができました。

色や誘い方を変えて正解でした。ところが、コンスタントに釣れるまでにはつながりません…。何がハマっていなくて釣れないのか考えて、いろんな誘い方を試してみることにしました。
その結果、シャクってから止める際の「止める」長さが足りないことに気付きました。10秒以上止めているときにアタリがあったのです。やっと「これだ!」と思える釣り方が見つかり、その釣り方で釣れたのは嬉しかったですね。

入れ食いのタイミングは逃してしまいましたが、後半にやっと誘い方の感覚をつかめたお陰で、この日の釣果は10杯でした。船内で活気が上がったタイミングでしっかり釣られていた方は、35杯ほど釣れていましたよ。

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今日の釣果

アカイカで晩御飯

持ち帰ったアカイカはしっかり調理。いろんな料理にして美味しくいただきました。

まず「お刺身」ですが、アカイカをそうめんのように細かく切っていただきました。細いのにコリコリ食感をしっかり味わえ、アカイカの甘さをダイレクトに感じることができました。

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アカイカの刺身

次に「煮付け」です。コトコト煮込むことで、しっかりとアカイカに味わいが染み込んでくれました。身の柔らかさは健在でとても美味しかったです。

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アカイカの煮付

最後に、ゲソの部分はチヂミに混ぜて「イカチヂミ」を作りました。表面が少しカリッとしていて食感がとてもよかったです。旨みが出ていて、海鮮風味を感じられるチヂミになりました。

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アカイカのチヂミ

アカイカは料理もいろんなパターンで楽しむことができるのでいいですよね。

イカ釣りはいろいろ経験してきましたが、アカイカ釣りはとっても楽しかったです。後半になると、どんな誘い方をするとアタリが出やすいのか少しずつつかめてきて、「帰りたくなーい! もっとやってたーい!」という気持ちになりました。誘い方を忘れてしまう前に、また挑戦しに行きたいと思います。次こそ竿頭をねらって!


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レポーターREPORTER

池山 智瑛(ちあき)
プロフィール:池山 智瑛(ちあき)
2013年avexとCanCam開催「全国ぷに子オーディション」にて3500名の中から選ばれChubbiness(チャビネス)としてデビュー。ピコ太郎姉妹ユニットとしてアイドル活動し、2019年Chubbiness全員卒業とともに、ソロとしてタレント活動開始。2020年から3年間、三重県地域おこし協力隊としても活動。
X:@Chu_chiaki_avex
TikTok:@chicchi454
インスタグラム:
@chiaki_fishing (URL: https://www.instagram.com/chiaki_fishing/)
YouTube:釣りガール池山智瑛の田舎移住生活

 【受賞歴】
 釣りフェスティバル2021にて「12代目アングラーズアイドル」グランプリ獲得

 【レギュラー番組】
 ・2023年~ 三重テレビ「新・ええじゃないか」
 ・2023年~ ボートレース蒲郡YouTube番組「白熱ナイター」
 ・2022年~ テレビ埼玉「ロンブー亮の釣りならまかせろ!」
 ・2020年~ メ~テレ「ジョシばな」