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みなさんこんにちは! 12代目アングラーズアイドルの池山智瑛です。
私が今まで釣った魚のなかで一番大きな魚は、120cm・30kgのキハダマグロ! これは5年ほど前の記録です。今回は「この記録を更新したい!」と思い、大物ねらいで釣りに出掛けました。さあ、記録更新なるでしょうか!?
とにかく速いカツオをどうねらう!?

朝5時に出港! 朝日が登って幻想的な雰囲気です。早起きは苦手ですが、この時間帯は気持ちがよくて「大好きな時間だな~」と思う釣りの日。
1時間ほど走って、ポイントとなる沖へ。そして鳥山やナブラを探しました。今回ねらいたい大物は「キハダマグロ」と「カツオ」です。
カツオキャスティングは体力勝負!
釣り方は、鳥山やナブラの下でイワシなどを追うキハダマグロやカツオにめがけ、ルアーをキャスティングしてねらう方法。ルアーをキャストしたあとは、海面を滑走させるイメージでタダ巻きします。その際、ルアーが沈んでいかないように、速い速度でリールを巻かないといけないので体力勝負の釣りです!!

さあ、ナブラが現れた!カツオの群れだ!!
なんと! カツオは時速60kmで泳いで、ほかの魚とサイズが同じなら“最速の魚”といわれているそうです。
最速の魚を逃さないためには、ナブラよりも遠くに投げこみ、回遊の方向を考えて投げる必要があります。少しでも遅れると、投げてもあっという間にその場からいなくなるのが、あるあるだそうです。
船長さんが「●時の方向!」と指示をくれるので、その方向へ正確に素早く投げ込む! なかなか飛距離が足りなかったり、正確に投げられなかったり…といった感じでしたが、何度失敗しても「失敗した数、上達する!」という気持ちでチャレンジし続けました。
この日はカツオの群れが何度か現れてくれました。しかし、正確に投げ込んでも食いが悪い雰囲気を感じたので、「小さなベイトを食べているのかも?」と予測し、ジグの大きさを変えてみたり色を変えてみたりと、試行錯誤しながらナブラチャンスを待ちました。

大チャンスが到来!!
何度も何度もナブラが出現して、チャンスはあったのですが、なかなかものにできず……。
ところが! ついに大大大チャンスがっ!!!! めちゃくちゃ大きなナブラが出現したのです!! 一気にナブラへ向かって船を走らせる船長。近付くにつれ、大量のカツオが回遊しているのが目で確認できるレベル!
スゴイ! スゴすぎる!!!

高揚する気持ちを抑えて、船長からの「いけーーー!」の掛け声と同時にナブラめがけてキャスト! ルアーはしっかりナブラへ一直線!!! 投げた所に間違いはない!! さあ、釣れるのか?? すると、「ゴン!」と一気に強い力で引っ張られていく感覚が手元に伝わってきました。「よし!」と、こちらも力強くアワセました!
ヒット!!! ジャーーーーーっとドラグ音が鳴り響きました! そしてカツオが走る走る!!
無駄にポンピングするとバレてしまう可能性が高いので、ポンピングせず、ラインが緩まないようにしっかりとテンションをかけながらリールを巻いていきました。……と、文章では冷静な言葉で書いていますが、実際はヒーヒー言いながらリールを巻いていたのでした(笑)。とにかく引きが強いし、見えてきたと思ったらまた走るし…まさにカツオとの格闘です!!
そして、ついに海面まで魚が浮いてきて、同船していた方がタモでキャッチしてくれたのでした。カツオGETです!


大物ねらいのときは、船内の方同士の協力があって団結力が生まれるので、釣れたときには一緒に喜びあえるのがとてもいいなーと、つくづく感じました。そしてそして、格闘したあとで腕がパンパンなのと喜びで、きっと本当の重さよりもかなり重量を感じていたと思います。嬉しい重みだったな~。
そんなワケで、私の「釣ったことのある魚」リストのなかに、カツオも追加されました!

臭みがまったくない!新鮮って美味しい!
釣り上げたら、すぐにエラを切ってバケツで血抜きをしたので、とても新鮮な状態で持ち帰ることができました。「カツオのたたき」は臭みがまったくなく、あっさりとした味わいでとても美味しかったです! 表面をサッと焼いて(炙って)、厚めに切って大正解! 食べ応えも抜群でした。

そして、「竜田揚げ」にもチャレンジしてみました。ふわふわサクサクに仕上がりましたよ! ショウガ醤油のタレに漬け込んで下味をつけたおかげで、食べるときに何も付けなくても充分なほど味わいを感じられました。ちなみに、味変でケチャップやマヨネーズを付けても美味しかったです!
春から初夏のあっさりとした味わいの「初ガツオ」ということで、どんな料理もさっぱりといただけて美味しかったです!

ついに! “初”のカツオが釣れて嬉しかった今回の釣行。大チャンスに出会えた運のよさと、しっかりチャンスをものにできたことがとくに嬉しかったですね。やっぱり大物ねらいのワクワク感は、ほかでは味わえない高揚感があるなと感じました!
秋になったら脂の乗った「戻りガツオ」をねらいに、またカツオキャスティングしたいなと思います。
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レポーターREPORTER

2013年avexとCanCam開催「全国ぷに子オーディション」にて3500名の中から選ばれChubbiness(チャビネス)としてデビュー。ピコ太郎姉妹ユニットとしてアイドル活動し、2019年Chubbiness全員卒業とともに、ソロとしてタレント活動開始。2020年から3年間、三重県地域おこし協力隊としても活動。
X:@Chu_chiaki_avex
TikTok:@chicchi454
インスタグラム:
@chiaki_fishing (URL: https://www.instagram.com/chiaki_fishing/)
YouTube:釣りガール池山智瑛の田舎移住生活
【受賞歴】
釣りフェスティバル2021にて「12代目アングラーズアイドル」グランプリ獲得
【レギュラー番組】
・2023年~ 三重テレビ「新・ええじゃないか」
・2023年~ ボートレース蒲郡YouTube番組「白熱ナイター」
・2022年~ テレビ埼玉「ロンブー亮の釣りならまかせろ!」
・2020年~ メ~テレ「ジョシばな」