NEW PRODUCT TALK 青木大介プロ監修の「D-STRIKER」シリーズに
ミドストをフィーチャーした最新モデルが仲間入り!

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JB TOP50をはじめとした日本国内の数々のプロトーナメントを制し、アメリカのB.A.S.S.トーナメントにフル参戦した経験も持つ、職業バスプロ・青木大介がプロデュースするバス用フック「D-STRIKER」シリーズ。フッキング性能が“異常に”高いということで人気のシリーズに、スイミング用の「D-STRIKER HEAD TYPE SWIM」がこの春に加わる予定だ。その特長とは一体どんなものなのか?
今回も商品開発課の中川氏が解説してくれた。

“掛ける”にこだわった!
「D-STRIKER TYPE HOVER」と同じフックを採用

実物を目にすると…どこかで見たことあるような気がする。以前にも紹介した…かも?

「実はコレ、以前に紹介した『D-STRIKER TYPE HOVER』と同じフックを使っているので、そういうふうに見えたのかもしれません。つまり、フッキング性能に関しては改めて解説するのも何なので以前の記事をご覧になってください。とにかく、ガッチリと刺さります!」。

参考:青木大介プロのこだわりが凝縮!フックシリーズ「D-STRIKER」なら、ハイプレッシャーでも勝ち抜けられる!

なるほど、そういうことだったか。当たり前だが魚釣りは「掛けてナンボ!」な部分がとても大きいので、どんなフックでもフッキング性能を重要視するのが青木プロの考えのようだ。

セットし直してもワームが裂けにくい「ミッドストローリング専用仕様」

「ただ、フックが同じだからといって『そこにオモリとガードを付けただけ』という単純なモノではありません。“TYPE SWIM”という表記になっていますが、実際のところはミッドストローリング(以下ミドスト)に特化した設計になっていて、ワームキーパーの部分にかなりこだわりました」。

ワームキーパー? よく見ると飛び出したキーパーの部分が、細長いループ状になっている。

04_ ワームキーパー
刺したワームがズレないようにロックするワームキーパーの部分が、1本ではなくループ状の形をしているので、2本で支えるのと同様の効果を発揮できる

「これはループストッパーといって、既存のバス用フックにも採用している機構ですが、金属製のガードなどと比較して柔らかい、モノフィラメント製の素材を採用しています。だからワームのセッティングを何度かやり直してもワームを裂いてしまう恐れが少なく、ワームの寿命が長持ちするんです」。

確かに硬めのキーパーはガッチリとロックされるだけに、セッティングをミスってしまうとワームがかんたんにボロボロになってしまうので、ありがたい機能だ。しかし、そんなに何度もセッティングをミスするものなのか?

「それは“ミドスト専用”だからです。実はミドストのワームとジグヘッドのセッティングはかなりシビアで、プロでも一発で決められないことは少なくないそうです。しかも真っ直ぐ刺すだけではなく、ホンのちょっとだけ曲げて装着するとローリングアクションがさらによくなったりと、本当に微妙なセッティングなので何度か刺し直すのは“よくあること”らしいのです」。

05_ ワームセッティング例
ヴィローラ スリム2.5inのミドストセッティング例。フックが出ている辺りで、ホンの少しだけワーム本体が曲がっているのがわかる。こういった微妙なセッティングが理想のローリングアクションを生むのだ

「そこで先述のようにガードに柔らかめの素材を採用することで、刺し直してもワームが裂けて壊れにくいというわけです。また、ループ状にすることでロックされる部分の面積も増えるので、柔らかめのガードでもワームはズレにくくなっています」。

モノフィラ素材より硬く、一般的なワイヤーより耐久力のある「形状記憶ガード」

そして、もうひとつ力を入れて開発した部分が「形状記憶ガード」だという。

「ガードの素材もいろいろありますが、よくあるブラシガードやフロロカーボン素材のガードはブッシュやウィードが濃い場合、期待しているよりも根掛かり回避能力を発揮できない場合が見受けられます。
(これらを改善するにはガードを太くしたり本数を増やすなどがありますが、ガード自体のボリュームが大きくなってしまう)」。

「その一方でワイヤーの場合、根掛かりは回避しやすいですが微妙なバイトだと硬さが災いし、フッキングまで至りにくいこともあります。
また、根掛かりを外したあとやファイト後に、ガードが曲がったままとなることがあり、そのままでは本来のガード力を損ねてしまうため、手でガードを直す手間なども発生してしまいます」。

06_ 形状記憶ガード
形状記憶ガード、実はよく見ると2本装備されているので、ガード力を弱くしたい場合にはカットしたりと、好みに合わせた使い方ができる

「そこで、ちょうどそれらを補う素材として採用したのが、形状記憶ワイヤーです。モノフィラメント素材よりは硬く、一般的なワイヤーよりも柔軟性に富んでいる。名前の通り曲がっても復元性が高いので、ファイト中に負担がかかっても曲がりにくく、本来のガード力を損ねることがありません。また、障害物を回避しつつもフッキングを妨げない、丁度よい太さを青木プロと一緒に選びました」。

青木プロテイストを体感できる「D-STRIKER HEAD TYPE SWIM」を使いこなせ!

気になるラインナップは全部で24種類(フックサイズ5種・ウェイトサイズ8種)。2.5in~6inのワームに対応するようにラインナップされているので、さまざまなシチュエーションに対応できるはずだ。

07_ 青木大介プロ
ミドストはもはやトーナメントに限ったことではなく、一般アングラーにも広く使われているメソッド。それだけによく掛かる、ワームが裂けにくい、そしてカバーもスリ抜けやすいTYPE SWIMなら、一歩抜きん出た釣果をねらえるはずだ

「近年はトーナメントだけでなく、一般アングラーが楽しむフィールドでもかんたんには釣らせてくれないのが実情です。そんななかでもミドストは釣果に結び付けやすい、今の時代に合った釣り方のひとつですので、ぜひともミドスト専用に設計された『D-STRIKER HEAD TYPE SWIM』で満足できる釣果を追求してみてください。使えばアナタも青木プロになれる! …かも、しれません」。