INDEX
- ● フライフィッシングとは?
- ● フライフィッシングのルアー「フライ」の種類
- ・ドライフライ
- ・ウェットフライ
- ・ニンフフライ
- ● フライのマテリアル
- ・ハックル(鳥の羽)
- ・動物の毛
- ・化学繊維
- ● フライフィッシングには専用の釣り道具が必要
- ・ロッド
- ・リール
- ・ライン
- ● それぞれの釣り方の流れ
- ・ドライフライで釣る場合
- ・ウェットフライで釣る場合
- ・ニンフフライで釣る場合
- ● 釣り場による違い
- ・自然のエリア(渓流・河川・海)
- ・管理釣り場
- ● 管理釣り場でフライフィッシングに挑戦!ニンフフライで多魚種をねらった
- ・ロケーション抜群の「鹿島槍ガーデン」
- ・フライのカラーをローテーションしながら釣る
- ・ビッグサイズに満足!
- ・トラウトの親子丼(?)に舌鼓
どうも、HAZEKINGです。
突然ですがみなさん、ルアーや仕掛を自分で作ってみたいと思ったことはありませんか? 今回紹介する「フライフィッシング」ならば、鳥の羽などを使って昆虫や小魚を模したフライ(擬似餌)を作り、魚を釣ることができます。
おもに渓流や管理釣り場がメインフィールドとなりますが、河口、海など、どこでも釣果は期待できます。さらに、フライフィッシング特有の水面に浮かぶドライフライを使えば、魚が捕食する瞬間を見ることができ興奮すること間違いナシ。そんなフライフィッシングとは一体どんな釣りなのか? お伝えしたいと思います。
フライフィッシングとは?
欧米発祥の歴史ある釣りで、日本には1902年に英国商人によって伝わったとされる「フライフィッシング」。最大の特徴は2つあります!
1つ目に鳥の羽などを素材として水生昆虫を模したフライ(擬似餌)です。自然を観察して魚が食べているエサに似せたものをオリジナルで作り上げます。2つ目はキャストです。通常の釣りではオモリを使うことが多いのである程度遠くまで飛ばすことができますが、フライフィッシングにオモリはありません! ラインの重さでフライを飛ばします。キャストはかなり難易度が高いので、頑張って身に付けなければならないテクニックの一つです。
フライフィッシングのルアー「フライ」の種類
フライフィッシングはフライという擬似餌(ルアー)を使用します。その擬似餌には幾つか種類があるので、順にご紹介しましょう。
ドライフライ
まず一つ目は「ドライフライ」と呼ばれる水面に浮かべるフライです。カゲロウなどの飛翔昆虫、アリなどの陸生昆虫を模して作製します。フライが軽量なのでラインの重さでキャストする必要があり、扱いの難易度が高いのが特徴です。
ウェットフライ
「ウェットフライ」は水中に沈めるフライになります。カワナなどの水中にいる水生昆虫を模したものです。インジケーター(ウキ)をつけないサイトフィッシングで使用します。フォールで反応させる釣りなのですが、フライのサイズでフォールスピードが変わるため、釣り場の水の流れに合わせてフライを使い分けます。
ニンフフライ
「ニンフフライ」は水中に沈めてから釣るフライです。フックにビーズなどを装着して沈みやすくしており、フォールスピードもウェットフライと比較して速いのが特徴です。管理釣り場ではインジケーターを使用するのでアタリが分かりやすく、初心者におすすめです。
フライのマテリアル
フライの素材は、前述したように鳥の羽などを使って作ります。実際にどんな素材が使われているか見ていきましょう。
ハックル(鳥の羽)
「ハックル(鳥の羽)」はフライの基本となる素材です。キジやクジャク、ニワトリなどさまざまな鳥の羽が売られています。基本的にはケープという鳥皮に羽が付いた状態で販売されています。タイイング(フライ作製)に必要な分量を取り出して使用します。
動物の毛
フライには動物の毛も使用され、おもに硬い毛と柔らかい毛2種類に分類することができます。硬い毛はシカやウサギの毛などで、タイイングではカディスの浮力やテールに使用されます。柔らかい毛はスレッド(糸)に巻き付けてボディの作製に利用されます。
化学繊維
化繊はアカムシのボディや昆虫の足を表現するときに使用されます。最近ではワカサギなど小魚を模したチューブなども開発されており、今後、さらに種類は増えるでしょう。