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お久しぶりです。東京都在住の川崎芳美です。
今年はなかなか釣りに行けていませんが、春(3月)に出掛けたジギングで釣ったタチウオを使った、美味しいお料理の数々をご紹介したいと思います。
悪天候の中の出船
春はまだまだ天候の安定しない季節。ぽかぽか陽気かと思えば、強風が吹き荒れる日もありますね。釣りに出掛けた日の風は「北10m/s」+雨となかなかのバッドコンディション…。そのため、キャンセルも多かったようで乗船は4人でした。
両トモ・両ミヨシで4人となんとも贅沢な出船。出船からすでにバッタンバッタンと船が揺れていたのですが、そんななか気付きました。酔い止め(アネロン)を飲んでいないことを!
出船15分、急いで酔い止めを飲みましたが時すでに遅し…。終始船酔いに悩まされることになるのでした。
まるで修行…?
それでも無事にタチウオGETです
ポイントに到着したときは「船酔い+大雨+うねりによる揺れ」でフラフラでしたが、気合いで竿を握りしめます。
数日前からタチウオのポイントは浅場のようでしたが、この日はまさかの深場。私の持参したジグでは軽すぎるため、同行した友人に150gのジグを借りてワンピッチジャークで誘いました。
釣りを開始して15分ほどでズドンとしたアタリがきてなかなか重く、「大物か!?」と期待するも指2.5本程のベルトサイズ…。深い場所からだとアタリも大きく感じるんですね(笑)。
釣れたあとも船酔いがきつく、ジグを変えることもできません…。終始、友人に借りた150gのジグ1本のみで誘い方だけを変えて釣りました。
結局この日は水深100m前後で6本釣りましたが、アタるたびに遠くを見ながら吐き気を紛らわしつつ、修行のような釣りを強いられました。雨も風も強く、釣果写真も1枚のみですが、釣れたタチウオを大切に持ち帰り、あとは自宅で美味しくいただくだけです。
気を取り直して…
美味しいタチウオ料理をご紹介!
船を降りたら船酔いもだいぶ楽になり、帰宅後はタチウオ料理に集中しました。
釣ったタチウオは25cmの長さにカットし、ひたすら3枚におろしたら下準備完了です。
作ったお料理を一気にご紹介しましょう!
タチウオ炙り刺し
3枚におろしたタチウオをフライパンに乗せてバーナーで皮を炙ります。炙る時間はお好みで。
お塩・ポン酢・お醤油・ごま油+お塩がオススメです。
タチウオの蒲焼風
残っていたウナギのタレをかけて焼いただけ。しっかり焼くことがポイントです。
酢締め
最初に砂糖を全体にまぶし、冷蔵庫で1時間寝かせます。そのあと水洗いしてキレイに水気を拭き取り、塩をまぶして30分また冷蔵庫に寝かせます。取り出して洗い流したら水気を拭き取り、今度はジップロックにお酢と昆布と一緒に入れて1時間冷蔵庫で寝かせたら完成です。
一晩しっかり寝かせても美味しいです。
昆布締め
キッチンペーパーで包み30分程置き、余分な水分を吸収させたあと、お酒で拭いた昆布に包み1日冷蔵庫で寝かせます。賞味期限は3日程です。
白子と真子の煮付け
釣る時期にもよりますが、大きい白子や真子が取れた場合は沸騰した湯に白子・真子・肝を入れお酒を少々。そのあと砂糖・醤油で味を整えます。
私は甘めが好きです。
タチウオの骨・ピロピロ(尻尾部分)の煎餅
低温140℃で10分程揚げて一旦取り出したのち、次は160℃程で5分程揚げるとパリパリに揚ります。
軽く塩コショウをふり、レモンを添えるとサッパリ食べられます。
タチウオの餃子・イタリアン餃子
3枚おろしにしたタチウオを細かく叩いて、チューブにんにく・刻んだニラ・ごま油・塩コショウで味を整えて、餃子の皮に包み焼く「タチウオの餃子」は絶品! 酢とラー油で食べると美味しいのでオススメです。
しかも今回は、味変して粉チーズにケチャップを加えてイタリアンな餃子にもしてみました。こちらはタレがいらずそのまま食べれます。ぜひ試してみてください!
ザっとタチウオだけでもこれだけお料理を楽しめます。頭と内臓以外は全てお料理しましたよ。
初夏の今もタチウオは好調に釣れているようです。タチウオはウロコがなくさばきやすいので、お料理もかんたんです。私はジギングしかしたことありませんが、テンヤ・天秤と釣り方もさまざま楽しめますので、ぜひ美味しいタチウオをねらってチャレンジしてみてください!
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レポーターREPORTER
鹿児島県出身
幼少期に家族と釣りをしていたことがきっかけで自身も釣り好きに。週末は1人でも釣りに行くOLアングラー。好きな釣りモノはカワハギ・アジ・キス・テナガエビ・タチウオ(ジギング)・オニカサゴ…などなど。そのほかにもいろんな魚種にチャレンジしている。夢はクロマグロを釣ること。