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突然ですが先日、小学校5年生の娘と2人でタイラバに行ってきました。娘は既に10回以上の釣行経験があり、もはや「中級者」といっても過言ではありません。ということで今回は、子どものペースでいかに釣りを楽しんでもらうか? 「子ども連れでの船釣りのポイント」を紹介させていただきます。
船上での子どもの居眠りに心配…
アウトドアチェアで一安心!
冬場は日の出が遅いため、出船が夏場と比べて少し遅めです。大人であれば「楽しみ」のために早起きするのは何でもないことですが、子どもにとってはなかなか早起きはキツい様子…。いつものことですが、娘は出船直後に必ず寝てしまいます(笑)。
今回も案の定、6時43分に出船し6時49分には就寝してしまいました~。
今までの釣行では、娘はクーラーボックスに抱きついて寝ておりました。
そのため、大きな波や近くに船が通るたびに娘がクーラーボックスから落ちないか心配で、私は釣りに集中できないことが多くありました。
しかし、子連れ釣行も10回を超えるといろいろな心配事も解消するもので、最近ではアウトドア用の折りたたみチェアを持っていくようになりました。これで転げ落ちずにゆったりと座ってもらえるようになり、安心して釣りに集中できるようになったというワケです。ちなみに、船のデッキを傷つけないように、チェアの脚に使わなくなった靴下を履かせています。
※折りたたみチェアの持ちこみは船宿さんに事前にご確認ください
時合い以外は無理強いしない
親子それぞれに快適な釣りを!
子どもが眠ってしまっても安心して釣りに集中できるようになったので、私は淡々とタイラバを楽しめます。
折りたたみチェアに娘を任せっきりで集中できたからか、娘が寝ている間に「ハモ」が釣れました!
周囲を伺うと、ほかの方にもアタリが出始めたようです。せっかく子どもと一緒に釣りにきていますので、釣らせてあげたいという思いから有無をいわさず起こします!
まだまだ眠い様子の娘…。チェアに座ってなんとなくベテラン感を漂わせながらも、折りたたみチェアのおかげでゆったりと快適に楽しめているようです。
個人的には立ったほうがアタリを感じやすいと思いますが、人それぞれやりやすい方法がありますのであまり口うるさく言わないようにしました。時合も落ち着くと、軽食やお菓子を食べまた眠りに落ちる娘…。
娘が本気モードになったのは、だんだんと暖かくなってきたころ。羽織っていたアウターを脱いで頑張っていました!
お昼ごはんにはお母さん(妻)が作ってくれたお弁当をいただきます。その際もクーラーボックスを机代りに、快適にお弁当が食べられました! これも折りたたみチェアのおかげですね!!
そして、お弁当とお菓子を食べたあとは……、やはり寝ていました! よほど船上の揺れとお日様の日差しが心地よかったのでしょうか(笑)。
飽きないように…あくまで子どもファースト
釣行も後半に迫ったころ、タイラバは淡々とリールを巻いては落とすことの繰り返しですので、娘はかなり飽きてしまうようです…。
そんなときは娘に自分でネクタイを選んでもらいます。
女の子なのでピンクやオレンジを選ぶかと思いましたが、まさかの「レッドゼブラ」!! 渋い!
自分で選んだカラーにしてからはヤル気が再燃したようで、チェアに座らず立ってやり始める娘。カラーチェンジ後にはすぐにアタリもあったようで、娘の目にもメラメラと闘志がみなぎってきました。
2~3回流しなおしたころ、娘の竿先が「コンコンコン」と揺れ、マダイ特有のアタリをしっかりと確認。船頭さんやほかのお客さんの応援もあり、無事、最後に自分で選んだカラーで1枚釣りあげることができました。娘もしっかりと満足できたようです。
子連れフィッシングに慣れている船宿さんを探そう!
最後に、少し話が前後しますが…。子ども連れでの釣りで、船頭さんやほかのお客さんに迷惑をかけてしまわないか不安に思う方も多いと思います。そんな方にアドバイスを!
実は私も、よく行く船宿さんに出会うまではいろいろと不安を感じていました。そんな場合は、船宿さんのSNSやブログ、HPなどをぜひ事前にチェックしてみてください。子連れで釣りをされている写真が多い船宿さんであれば、船頭さんも常連のお客さんも慣れていることが多いようです。試しに乗船してみて、ご自身のご家族とフィーリングが合う船宿さんであれば、そのまま常連さんになってしまえば怖いもんなしです!!
乗船することに不安がなくなれば、ご自身だけでなくお子さんもきっと安心! 快適に釣りを楽しめると思いますよ!
今回の記事はかなりユル~イものですが、「子どもと一緒に釣りに行くのが不安…」または「どうやってうまく過ごせばよいのか分からない…」といった方に届けばと思い、書かせていただきました。
子どものペースでの楽しみ方、子どもに達成感を持ってもらうにはどうすればよいか、そして、親子ともに快適に釣行するには? 私自身まだまだ模索中ですが、これまでの経験のなかで気づいたことをリアルに…。大切なのは子どもファーストで考え、合わせていくことでしょうか。
ぜひお子さんと楽しく、一緒に船釣り(タイラバ)にチャレンジしてみてください。