No.74 フィッシングマックス 泉大津店 藤井寿人さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 一刀両断 船太刀魚テンヤ シングル
- 小アジ専科 リアルアミエビ
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第74回は大阪府泉大津市にある「フィッシングマックス 泉大津店」スタッフの藤井寿人さんのオススメ。秋の大阪湾といえば船からテンヤでねらうタチウオが超人気の釣り。今シーズン、早い船では8月半ばからタチウオねらいに出船しており、当初はメーター超えの大型も目立ったが、9月に入ってからは数釣りが安定し多い人は半日で50尾という釣果。泉大津周辺の波止釣りではサビキが楽しい時期。駐車場があり釣り場も安全な「泉大津なぎさ公園」では小サバやカタクチイワシにまじって小アジの姿もぼつぼつ。とくに朝夕がねらいめだ。
安定した水中姿勢でハリ掛かり抜群
信頼の船タチウオ用テンヤ
フロロ8~10号という太いリーダーをセットしていても、タチウオの鋭い歯で噛み切られることが多い船釣り用のタチウオテンヤなので「とにかくコスパに優れているのがいいですね」と藤井さんが、今シーズンの船タチウオ釣りのオススメとしてチェイスしてくれたのが2022年9月にデビューしたばかりの「一刀両断 船太刀魚テンヤ シングル」だ。
フッ素コーティングフック採用でもなく高比重のタングステンモデルでもないベーシックモデルなのだが「従来から定評があるハヤブサさんのテンヤノウハウが継承されていますから、水中での姿勢(エサのイワシをセットした状態で水平になる)が安定してます。だからアワセも効かせやすく掛かりも抜群です」と藤井さん。
カラーラインナップは「ブルーグロー」と「イワシノングロー」の2色のみとシンプル。「通常の深いタナをねらう場合はブルーグローで。ベイトが多い日や浅めのタナをねらう場合はイワシノングローがいいです」と藤井さん。これならカラー使い分けの目安が分かりやすく入門者も迷うことがない。
テンヤサイズは40号と50号の2種があるが、たとえば大阪湾の遊漁船では8割がた40号で統一されているので心配なし。しかし「乗船する前に一応確認してほしい」と藤井さん。テンヤタチウオは元来シンプルな釣り。ベーシックなテンヤでシンプルにガンガン釣ろう!
マキエのアミエビに同調
小アジねらいのド定番サビキ仕掛
「何と言っても食い付きが違いますよね」と藤井さんイチオシのサビキ仕掛が「小アジ専科 リアルアミエビ」だ。サビキ釣りで使用されるアミエビのマキエとそっくりなサビキフォルムとカラーなので、アジやイワシ、サバが違和感なく食い付いてくれる。
「朝夕の好時合いはもちろん、日中の食いが渋い時間帯でもリアルアミエビなら、けっこう釣果が稼げますよ」と藤井さん。「それでも日中は朝夕にくらべ釣果が落ちますので、そんな場合は飛ばしサビキ仕掛にセットし沖をねらうといいですね」というのは、日が高い時間帯、良型のアジほど沖の深い場所を回遊しているから。
そんな仕掛の実力を最大限に発揮させるにはターゲットによるハリサイズの選択も重要。「豆アジなら1号、10cm程度の小アジやカタクチイワシなら3~4号、20~25cmのサバなら6~7号を選んで下さい」と藤井さん。豊穣の秋、日がな一日、のんびりサビキ釣り。おすすめです!
フィッシングマックス 泉大津店
住所:大阪府泉大津市東港町11-33
HP:https://fishingmax.co.jp/