INDEX
食材集めも終わり、いよいよ調理開始!
といったワケで、お次はお料理です! が、…釣り場は相変わらずの風! 本当は釣り場でそのまま景色を眺めながら行いたかったのですが、致し方なく調理場は少し離れた海辺に変更しました。
移動中、地元のスーパーでアヒージョに必要な具材や調味料を調達しました。その土地の特産品や名物をそろえるなら、道の駅なんかに立ち寄ってもよいかもしれませんね~。
さて、準備した食材と調理器具はこちらです!
- <調理器具>
- ・携帯ガスバーナー
- ・メスティン
- ・カップ
- ・ナイフ(包丁)
- ・まな板
- <食材>
- ・オリーブオイル
- ・鷹の爪
- ・スライスにんにく
- ・塩
- ・インゲン
- ・ぶなしめじ
- ・バケット
- ・釣ったキス
まずは釣ったキスの下処理から始めます。
今回は3枚おろしではなく、ウロコと腹ワタ、頭を取るだけのかんたんな下処理です。
キスの下処理が終わったら次は具材を切っていきます。ぶなしめじはほどよい大きさにカットし、インゲンはざく切りに、鷹の爪は細かく切り刻んで準備完了です!
具材はこんな感じになりました~!
そして今回、アヒージョに欠かせないにんにくは「スライスにんにく」を使ってみました! スライスであれば切る手間も省けますし、かといって香りは生にんにくに劣らない。釣りキャンプには嬉しい時短&便利アイテムですね!
そういえば、まな板には「まな板シート(コメリ)」なるものを使用してみました。こちら、まな板の上に敷いて使うシートなのですが…めちゃくちゃ便利です!
まな板を汚すことなく使えるうえ、調理が終わったら丸めて捨てるだけ! 水道など水場がないときには大活躍してくれると思いますよ。
具材の準備が整ったら、切った具材をメスティンに入れていきます。まずは主役のキスを。そして、インゲン、ぶなしめじを並べたら、上から鷹の爪とにんにくにを入れていきます。
そしてたっぷりとオリーブオイルを注いで、最後に塩を加えたら下準備は完了! 塩の量は適当です(笑)。今回は野菜も加えたので少し多めに振ってみました!
さぁ! いよいよ火にかけていきます!
火の調整はメスティンに入れた具材を見ながら慎重に行います。メスティンの底にキスが引っ付きやすいので注意しながら、グツグツと煮ていきました。
途中、念のため味見もしてみます。「うーん、ちょっと薄いかな~」と塩を足しながら煮ること15分!
自ら釣った「キスのアヒージョ」が完成です!!
焦げたにんにくの香りがたまりません…美味しそう~。いい感じに出来上がりました!
キスのアヒージョ完成!
まさかの出来栄えに大喜び!?
さて、本日の取材に同行してくれたHEAT編集スタッフのDさんと乾杯(もちろんノンアルコールで(笑))。そして食材への感謝の気持ちを込めて…、
「いただきます!」
まずはメインのキスを味わってみます。
「美味い!!」
こんがりとした白身に、しっかりとオリーブオイルとにんにくの香りが染み込んでいます。塩加減もちょうどいい! しかも骨まで柔らかいので、まるっと全部食べられました!
お次はバケットに乗せていただきます。バケットにオイルを浸して…その上にキス、インゲン、ぶなしめじを乗せていきます。大きく口を開けて思いっきりほお張りました(笑)。
「コレ最高です!」
ジュワっと口に広がるオリーブオイルが最高! まさに超絶品!! Dさんと顔を見合わせて思わずハイタッチ! 予想以上の出来栄えに2人で大喜びしたのでした~。
食べながら、「ここにパスタを入れて絡めたら…」なんていう想像をしただけでヨダレが出そうでしたが……、それはまたの機会にしておきましょう!
食後のデザートは道の駅で…
「釣りキャン飯」でお腹を満たしたところで…、最後の仕上げはデザートでしょう。口の中をさっぱりさせるべく、せっかくなので最寄りの道の駅でデザートを探すことにしました!
立ち寄ったのは、地元の食材や日本海ならではのカニを含む海鮮が並ぶ「道の駅 くみはまSANKAIKAN」。そして探すとありました。美味しそうなアイスキャンデー! その名も「葛(くず)アイス」。
初めて食べるアイスですが、葛餅の「葛」というだけあって食感はモチモチしていて、さっぱりした味わい。デザートは別腹なのでペロッと食べてしまいました(笑)。
という感じで、美味しい釣りキャン飯とデザートを食べて大満足したところで、今回の企画は無事に終了。大成功となりました!
道の駅 くみはまSANKAIKAN
住所:〒629-3438 京都府京丹後市久美浜町浦明1709
TEL:0772-83-2000
HP:http://www.sankaikan.net/
「釣った魚を新鮮なうちに、しかもその場で味わいたい!」というロマンを叶える今回の企画。いかがだったでしょうか?
「釣りキャン飯」作りは釣りとキャンプ、どっちも楽しみたいという方にもオススメです。そして、普段はキャンプをしないという方にもぜひトライしてみてほしい楽しさがあります。何と言っても釣りたての魚は格別ですし、さっきまで生きていた命をいただくことも貴重な体験だと思います。
これからの時期は「釣り」も「キャンプ」も本格シーズンです! ぜひ、みなさんも「釣りキャン飯」で素敵な思い出を作ってみてくださいね~!
レポーターREPORTER
1998年岐阜県生まれ /岐阜県在住
「海なし県」育ちということもあり河川で釣りを覚え、渓流ルアーフィッシングや鮎の友釣りをメインに釣りを楽しむ。釣具メーカー・ハヤブサに勤務し、最近は堤防・磯釣り・船釣り、SWルアーフィッシングなどに触れながら、日々勉強中。