初心者でも安心!アジング How toはじめる前に知っておきたい!
今やブーム、お手軽「アジング」のイロハ

こんにちは! フィールドスタッフの井上(イノォ)です。今回からはじまる「初心者でも安心!アジング How to」では、今、釣りブームのなかでもひときわ人気の高い「アジング」について、その手軽さや面白さ、テクニックやコツについて解説。やればやるほど奥深い釣りであり、ついつい夢中になってしまうその魅力をお伝えいたします。

01_ リグの寄り(またはタックルの寄り)イメージ

私の経験や学んだテクニック、さらに小技や豆知識までをお伝えし、1人でも多くの方にアジングの楽しさが伝われば…。そして、実はアジは上手く探すことができれば比較的かんたんに釣れちゃうので、難しく考えず、ぜひ、この釣りの魅力にどっぷりとハマってほしい! というわけです。
そんな初回は、「アジングとは?」といった概要からお届けしましょう。

1.アジはアジでもいろいろいる?

02_ アジ(顔の寄り)

みなさんがよく目にするサビキ釣りでも人気のアジは、標準和名『マアジ』。分類はスズキ目アジ科・マアジ属の魚です。北海道以南の日本各地に生息しているといわれます(海外にも生息していますが日本に絞らせていただきました)。沿岸から沖合まで広く生息する魚で、大きいものでは50㎝を超えるサイズにまで成長するようです。私の住む関西の大阪湾では、別名「鬼アジ」と呼ばれ、引きが強く50cmをゆうに超える大きなアジも船釣りで有名です。

※関西での「鬼アジ」は標準和名「オニアジ」とは別種です

03_ アジ(全身)

スズキ目アジ科に属すマアジの仲間には、ブリやカンパチ、ヒラマサなどといった人気の魚いわゆる青物もいます。しかし、アジングのターゲットとしては、マアジ以外にマルアジやメアジ、メッキと呼ばれるヒラアジ系の魚(ロウニンアジ、ギンガメアジなど)の幼魚などです。
アジングでねらうマアジは、沿岸の岩礁帯やその周辺に居着く定着型の「キアジ」と、回遊型といわれ沿岸から沖合を遊泳する「クロアジ(鬼アジ)」の2種類のマアジがメインとなります。産卵期に関しては地方により異なりますが、関西ではおおよそ1月から4月といわれ、年中ねらえる大衆魚。とても人気が高く食味もよい魚です。

2.イノォ的アジングの魅力とは?

04_ アジングシーン

近年では注目度も高まり人気の釣りになっているアジング。誰でもかんたんにねらえる大衆魚でありながら、ひじょうに奥深い釣りでもあります。軽量で繊細なリグをどのようにアプローチしていくのか? または、群れで回遊するアジをいかに見つけられるか? などゲーム性が高いのも魅力の1つです。では、主なアジングの魅力について6つご紹介いたします。

  • 1.誰にでも入れ食いのチャンスがあり、繊細な釣りも味わえる
  • 2.いろいろな場所で楽しめる(堤防、漁港、サーフ、磯など)
  • 3.荷物が少なくコンパクトに釣りができる
  • 4.仕事終わりや旅先など短時間でもトライできる
  • 5.一部を除く日本各地、たいていの場所にアジがいる
  • 6.数・サイズを問わず楽しめる

という、比較的手軽に誰でも楽しめるのが、この釣りのよいところだと思います。私もどっぷりアジングにハマり、仕事終わりに足を運んでしまうほど夢中になれる釣りです。とくに、シンプルで繊細なジグヘッド単体(=ジグ単)の釣りがおススメです!

05_ アジングシーン(またはリグ・ジグ単の寄り)

3.安全に楽しむための装備と注意

06_ 現場での道具類

釣りは楽しんでなんぼですが、安全に帰宅するというのも釣りです。しっかりと安全を心がけて釣りを楽しみましょう! まずは、安全を確保するための装備を心得ることが重要です。

どうしても初心者の方にありがちなのはライフジャケットの優先順位が低くなってしまうことです。アジングがメインとなるナイトゲームでは、慣れている方でも滑落することもあるので、ぜひ、ライフジャケットを身につけて釣りを楽しんでください。
私は堤防や漁港などでは膨張式の腰巻きタイプを、消波ブロック(テトラポッド)など足場の悪いところでは、固型式のType DやL2型といわれるライフジャケットを使用しています。固型式タイプはメンテナンスフリーで安全性も高く、お手頃なものも多くあります。ポケットが多くついているものはとても便利です。注意点は必ず股ヒモを絞めて使用すること。股ヒモをしめなければ滑落したときに身体がすり抜けてしまいますので、しっかりと確認してください。

07_ 自動膨張式ライフジャケット
08_固型式ライフジャケット
左が自動膨張式のライフジャケット(腰巻きタイプ)。右が固型式のライフジャケット(ライフベスト)

あと、消波ブロックではコケや海藻により滑りやすいのでスパイクシューズを履くのも大切です(※)。私は消波ブロックでの釣りはこれ一択です。そして、頭を守るキャップ、目を守るサングラス(日中)、夜の釣りに必要な散光型のヘッドライトも必需品です。
ちなみに、ナイトゲームでヘッドライトを使用する際は少し注意が必要です。「むやみに海面を照らす」「周囲の釣り人にライトを向ける」などは慎んでください。海面を照らすと、すべての魚ではありませんが一瞬の光や動く光を嫌い逃げてしまうものもいます。また、ライトを周囲の人に向けると、眼がくらみバランスを崩すこともあります。チャンスを逃さずトラブルを防止する意味でも、ライトを点けるときは後ろを向くなどして、周囲へ配慮するようにしましょう。

※消波ブロックに乗っての釣りは上級者でも危険です。無理に上がらないようにしましょう。もし消波ブロック上で釣りをする場合は、不用意な行動は避け、くれぐれも安全第一でお願いします

09_ スパイクシューズ
10_ ヘッドライト