長かった梅雨も明け日中の釣りは暑さ対策が必須。そこで今夏も予想される猛暑に立ち向かうべく、超冷感素材採用のフリーノット『HYOON EX』ウェアの実力を体感してみると……。サーモカメラで表現される以上の快適さがそこにあった!
夏の炎天下には要注意!!
冷感素材のウェアがあれば……
何を隠そう夏が大嫌いである。暑いのが何より苦手なのだ。年齢を重ねるほどに夏が辛くなってきた…。
それでも若いころは磯の岩肌が焼け付く炎天下、平気で竿を振ったものだが、鹿児島のとある磯の上で身体がおかしくなったのは、30歳代後半の8月だったと思う。磯の上2泊3日という今では考えられないスケジュールで、2日目の午後に一気に体調がダウンした。釣りをするどころか全く動けなくなってしまったのだ。おそらく極度の熱中症。磯際に置いた竿もそのままにダウン、飯もノドを通らずピクリともしないで夜を明かしたのだった。
目を覚まし体調は幾分戻ったように感じたが、早朝からドピーカンで汗が止まらない。そんなとき少し離れた磯の上に風穴を発見した。風が吹き抜ける日陰は、まるで天然エアコン。一気に汗が引きベタベタだったシャツも乾いて快適さを取り戻すとともに体調もみるみる回復、事なきを得たのだった。
UVカット素材が採用されたフィッシングウェアすら(おそらく)珍しかった当時、現在のような暑さを和らげるウェアが存在していたら状況はまるで違っていたかもしれない…。そう、瞬間冷却メカニズムを持ち熱吸収速度に優れた『HYOON EX』を着用していれば……。
ヒューンじゃない! HYOONは「ひょうおん(氷温)」だ。そのエクストラバージョンが『HYOON EX』である。
7月某日、梅雨の中休みで快晴に恵まれたこの日、サーモカメラで『HYOON EX』と旧タイプの『HYOON』の温度差を撮影するというハヤブサスタッフに同行した。場所は淡路島の岩屋。外気温はまだ30℃に達せず盛夏の炎天といえないまでも直射日光がジリジリ照りつける。
照りつける日差しのもとで比較!
その効果のほどは?
営業担当の津田祐樹さんが『HYOON EX』を、ウェア担当の山口貴一郎さんが『HYOON』をそれぞれ着用。アンダーシャツとネックカバーでの比較である。しかし思ったほどサーモカメラ画像に温度差として表現されない…残念。さらに暑い涼しいは本来主観的であり「あくまでも個人の感想です」と通販にもよくあるやつだ。
改めて日課のウォーキングで着用
レポーター自ら実感した快適性能!
そこで! レポーター自ら『HYOON EX』を体感することを申し出たのだ。当日はネックカバーだけの着用だったが後日、アンダーシャツ、アームカバーの提供も受けて日課のウォーキングで試してみた。
とくにネックカバー。個人的にハイネックなど首が詰まった服装は苦手であるにもかかわらず、目の下から首筋まで覆った状態でも不快感はほとんどない。マスクすら苦手でコロナ禍でなければ1分と着用することが困難な私だが、一度も外すことなく40分ほどのウォーキングを終えることができた。何より吸い込む息がひんやり涼しいのだ。これは瞬間冷却メカニズムに採用されているキシリトールが、息の湿気に反応したことによるものだろう。
アンダーシャツもアームカバーも着用した瞬間の肌触りがひじょうにクールだ。着用前に手に触れただけでも冷たさを感じる。
これは瞬間的に熱を奪い強い冷感効果を与えるという、肌から物体への熱の移動量を数値化したQ-MAX(最大熱吸収速度)にも表れている。従来のHYOONと比べ乾燥時約1.25倍、湿潤時には約1.85倍という効果を実現した結果だろう。
試しに『HYOON EX』のアームカバーと、何の冷感処理も施されていないアームカバーを左右の腕それぞれに着用しウォーキング。まず着用時の冷感の違いに驚いた。これは裏面に施されたハニカムパターンの特殊プリントによるものだろう。このプリントに『HYOON EX』最大の特長である水分(汗)で吸熱反応を起こすキシリトール、エリスリトールや、直接脳に冷感信号を送る特殊メントールが含まれているのだ。
ウォーキング終了後、わが家の妻に両腕に触れてもらったところ、明らかに『HYOON EX』のアームカバーのほうが冷たく感じるとのことだった。着用した本人が感じる以上に『HYOON EX』は機能しているようだ。
さて、この記事執筆の3日後、デイゲームのロケに出る。おそらく梅雨が明け厳しい炎天下の取材になるに違いない。しかしこの夏、私には『HYOON EX』がある。快適に乗り切れるに違いない!
超冷感ウェアHYOON EX 特設サイト:https://www.hyoonex-hayabusa.com/